ツートライブの登場はマイクスタンドを肩にかついで…結成15周年で初の全国ツアースタート!

実力派コンビ・ツートライブ（たかのり、周平魂）の結成15周年目にして初となる全国ツアー『闊歩旅』がスタートしました。思い入れが深い6都市を巡るこのツアーで記念すべき初公演の会場に選ばれたのは、2人の出会いの地・神戸。熱量の高い漫才９本や、大学時代の思い出話などで盛り上がり、濃密な1時間半となりました。

「あなたたちもツートライブです！」

ツアー初日となった、6月30日（金）の神戸三宮シアター・エートー。ツートライブの2人が、大きな拍手で迎えられて舞台に登場しました。マイクスタンドを格好よく肩にかつぎ、出だしからイキリ満載なのはもちろん周平魂です。

オープニングトークでさらに勢いに乗っていくと、客席に向かって「あなたたちもツートライブです！」と唐突なコール！　「違うやろ！」とツッコミを入れるたかのりに、周平魂は、某ロックバンドのライブで見て以来、自分たちのライブでどうしてもやってみたかったと説明していました。

もっとも直前の舞台袖では、狭いスペースでマイクスタンドがすぐ壁に引っかかってしまっていたそうで、「舞台袖では全然イキれていない」とたかのりに暴露されていました。

ここから、日ごろの何気ないことをテーマにした9本の漫才を熱演。思わず吹き出してしまう言葉のチョイスやテンポのよさ、キレのあるツッコミなど、2人ならではの熱量の高い漫才に会場が沸きました。

学生時代の爆笑エピソードがエモい！

トークコーナーのお題は『ツートライブのあったな～選手権・カレッジ編』。2人が出会った兵庫県立大学の学生時代のことをクイズ形式で出題し、相方に「そんなことあったなー」と言わせたら勝ちというゲームです。

１問目はたかのり。「初めてめっちゃ腹を割って喋った場所は？」と出題すると、「……ごめん、ほんまに覚えてない」と周平魂。正解が「スキー合宿での風呂」だと聞いても、「腹の割り具合にもよるな」となお納得しない周平魂に、たかのりは「（腹の割り具合は）十割やー！　これが裸の付き合いかと19、20歳の俺は思ったのに！」と声を荒らげていました。