おいでやす小田が『転職の魔王様』5話のみどころを語る!「転職することが100%正しいわけではありません。それでも…」

成田凌主演・小芝風花ヒロインの月10ドラマ『転職の魔王様』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22:00)の第5話が8月14日(月)22:00から放送されます。おいでやす小田からコメントが届きました。

心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント!

出典: FANY マガジン
©関西テレビ

本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(くるす・あらし)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。

ドラマでは、未経験者の転職限界年齢に言及したり、求職者の弱点をズバッと指摘したりするなど、キャリアアドバイザー・来栖による毒舌のオンパレード。また、部下の心を壊すパワハラ上司や派遣社員を見下す正社員の描写がリアルで、そのシビアな現実に目を背けたくなるという声もありますが、一方で、荒療治ながらも、求職者たちに自分の本音と真正面から向き合わせる“魔王”の導きが、心に刺さるとの感想も多い話題のドラマです。

千晴が仕事について本気で向き合う節目の回

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そんななか、8月14日(月)に放送される第5話に登場する求職者は、葉山奨之演じる戸松卓郎。28歳の若さにしてすでに3つの会社を退職。劣悪な労働環境を改善しない会社に真っ向から意見をぶつけ、最終的には「こんな会社辞めてやる!」と啖呵を切って退職してしまう、強い正義感の持ち主です。

今回の見どころの1つは、「仕事に変な夢は持っていない」と、転職に対してどこか投げやりな求職者を、もうすぐ見習い期間が終了する千晴(小芝)が、一人で担当するところ。

悩める求職者たちに、かつて社畜だった自らの姿を重ね、励まし、ときに“魔王”来栖に叱咤されながらも、求職者にとって最善の転職先を見つけようと懸命に働いてきた千晴の成長を感じられる第5話。果たして、今後もキャリアアドバイザーとして仕事をしていくのか、それとも……!? 千晴自身も自分のホンネと向き合い、仕事について本気で向き合う、まさに節目の回となります。

おいでやす小田演じる“仏の山さん”の過去も…

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そんな迷える羊だった千晴を陰ながら応援し、見守ってきた『シェパードキャリア』の同僚たち。なかでも、姉御の広沢(山口紗弥加)にイジられ、合コン仲間の犬飼(藤原大祐)にあしらわれる“仏の山さん”こと山口守男は、ベテランキャリアアドバイザーでありながら、どこかクスッと笑える存在。第5話では、そんな山口が、お坊さんからキャリアアドバイザーに転職した過去、実家の寺を継ごうとしたが、ある理由で挫折した経緯などが語られます。

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山口を演じるおいでやす小田は、大声でツッコミまくる芸風で注目され、ピン芸人としてバラエティー番組で活躍するほか、近年では『石子と羽男』(TBS)や『すきすきワンワン!』(日本テレビ)など、俳優としても実力を発揮しています。しかし、本作では持ち味のキレキャラは封印。誰に対しても敬語で話し、優しく温和な眼差しを向ける、まさに“仏”な男を演じています。
デスクの上には木魚や大仏様など、寺を連想されるグッズがいっぱい。ドラマに和やかな風を送る小田が、5話の見どころを語ってくれました。

おいでやす小田 (山口守男役) コメント

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――『転職の魔王様』の魅力を教えてください。

魔王様と言いつつ、あの方ほど人のためを考えて行動するキャリアアドバイザーはいません。例え嫌われても求職者と向き合う。それこそ殴り合うような距離で。仕事、趣味、習いごと、ジャンル問わず何かでちょっとでも満たされないと思ってる方、必見です。転職することが100%正しいわけではありません。それでも来栖の言葉はジャンルを越えて刺さってくると思います。

――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

うちの奥さん、実家の両親、めちゃくちゃ喜んでます! あと劇場に行くと芸人仲間からも「よ! 俳優!」とからかわれます〜あと「面白いドラマやな!」と言ってくれます〜そしてそのあと10人が10人「お前の演技は関係ないけどな!」と、一言余計な言葉をもらいます。山口は能天気。常ににこやかに!を心がけてます〜

――撮影現場でのエピソードお教えください。

なんか出演者全員で僕の家に来ようとする傾向があります。全然違う話をしてても、「あ、じゃあ小田さんの家でやりましょう!」とか。最初は冗談だと思ってツッコミ入れてましたが、どうやら冗談ではなさそうです。必死で抵抗してます。

――共演者の印象について

成田さんは頼れるリーダーというか、やっぱり現場のみんなのことを気遣ってまとめる感じ。いろんなところに気配りされてます。僕なんかに誕生日プレゼントくれました。
小芝さんはあのまま。無邪気! 一回、僕を驚かそうとしたんだと思うんですが、物陰に隠れるでもなく、廊下のだいぶ向こうから顔だけ伏せてバーっと歩いてきて、すれ違いざまに「わあ!」と驚かしてきました。どういうドッキリやったんでしょう!?
石田さんは、その謙虚さに驚きました。あの大女優が腰低く話す姿は一度見てほしいです。ちょっとしたことでも、すぐ小声で「ごめんね」とか「迷惑かけちゃったね」とかずっとそんな感じです。

――撮影を乗り切る小田さん自身のリラックス方法はありますか。

このドラマに関してはもうタピオカ(ドラマに登場する白猫)ちゃんに癒されてます! 合間には必ず全員がタピオカちゃんのとこに行きます。全員の癒しになってます。

――5話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!

果たして働くことに夢はないのか。働くということは夢を諦めるということなのか。誰しもが抱く葛藤。今回はそれを導くはずの来栖がいつもと様子が違います。そしてその様子にいち早く気づき、近寄ることすら憚られる来栖の真正面に立ち、自分の思いをぶつけるのが千晴でした! それは来栖を心底尊敬してるが故の言葉。そして千晴をそこまで成長させたのもまた来栖。なぜ机の上に木魚があったのか発覚する私を含め、シェパードキャリアのにぎやかな面々が今回もそれを見守ります! お楽しみに!

8月14日(月)放送 第5話・あらすじ

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もうすぐ“見習いキャリアドバイザー”として試用期間が終わる千晴(小芝風花)は、洋子(石田ゆり子)から戸松卓郎(葉山奨之)という求職者を一人で担当するよう言われる。

戸松は28歳の若さにして、すでに三つの会社を退職。来栖(成田凌)のサポートがないことに不安を覚えながらも、千晴は早速面談に臨むが、戸松はどこか投げやりで、度重なる転職が自身のキャリアにとってマイナスになることも自覚していた。それでも、戸松の退職理由を聞いた千晴は、そこにいちるの望みを見いだそうと必死でフォローするが、当の本人は転職の経験をポジティブな要素として捉えるどころか、「仕事に変な夢とか持ってない」と冷めた様子。

困った千晴は思い切って来栖に相談するが、来栖は「手を貸すことはできない」と珍しく感情的な態度を見せ、千晴や広沢(山口紗弥加)を驚かせる。

後日、戸松は千晴が紹介した会社の面接を受ける。しかし、ネガティブな言動と自己肯定感の低さが目立ち、不採用に。千晴は、戸松が自ら成功や幸せから遠ざかろうとしているように感じ、理由を教えてほしいと頼むが、その声は戸松の心に届かない……。するとそこへ偶然来栖が通りかかり、その姿を見た戸松が「どうして、あんたがここにいるんだ」と動揺。実は、2人は顔見知りで、何やらワケありだった!?

番組概要

『転職の魔王様』
放送枠:毎週月曜 22:00
放送:カンテレ・フジテレビ系全国ネット
出演:成田凌 小芝風花 
山口紗弥加 藤原大祐 おいでやす小田 前田公輝 井上翔太 井本彩花
石田ゆり子
原作:「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」額賀 澪 (PHP研究所) 
脚本:泉澤陽子(「リコカツ」「鹿楓堂よついろ日和」「IQ246~華麗なる事件簿~」)、小峯裕之(ドラマ『ドクターホワイト』『連続ドラマWギバーテイカー』 )
主題歌:milet 「Living My Life」(SME Records)
オープニング曲:LIL LEAGUE from EXILE TRIBE「Monster」(rhythm zone)
音楽:横山克 橋口佳奈
プロデューサー:萩原 崇 石田麻衣 櫻田惇平  
演出:堀江貴大(ドラマ『花嫁未満エスケープ』 映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』 )、丸谷俊平(ドラマ『俺の話は長い』 『ハコヅメ~たたかう交番女子!~』)、保坂昭一(ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』 ドラマ『監察医 朝顔』)   
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

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