最終日8月31日はなにが起きるかわからない!? よしもと有楽町シアター閉館「ファイナル公演」でやりたいことをトーク!

どうも芸人ライターのてんぐの横山ミルです。
皆さん、よしもと有楽町シアターが8月31日(木)で閉館になってしまうのをご存知でしょうか? そのラストを飾るスペシャルイベントが5日間にわたって開催されています! その名も「よしもと有楽町シアターTHE FINAL」。今回は、そのオープニングである8月27日(日)に開催された4公演目のトークライブ「よしもと有楽町シアターTHE FINAL開幕記念トーク~終わりのはじまり~」の様子をレポートします!

出典: FANY マガジン
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井下の新劇場計画!?

出演者はGAG(SJ、福井俊太郎、ひろゆき)、うるとらブギーズ・八木崇、タモンズ(大波康平、安部浩章)、井下大活躍、そして元コマンダンテ・安田くにひろ改めファニー。この8月に有楽町シアターに急激に出演している令和喜多みな実・河野良祐もいました!

トークは、この日の2公演目に行われたGAG・福井とSJのコンビ「べじぽた」の冠公演「べじぽたの拙い漫才失礼します」で起きた事件の話題から――。

もともと出演予定がなかった令和喜多みな実・河野が突然、そのライブに出てきて、お客さんは大盛り上がり! と、ここまではよかったのですが、その5分後に大盛下がりに……。その理由がめちゃくちゃ面白かったのですが、ここでは書くことが懸念されるほどの下ネタで(笑)。

出典: FANY マガジン
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とりあえず、いろいろあった結果、河野が“下ネタ”を繰り出して「ベウェ~」と言い、大スベリしたままライブが終わったらしい。GAG・福井は「お客さんがお昼ゴハンを食べられなくなるだろ!」と大激怒で、その福井の熱に会場は爆笑だったようです。ただ、河野はライブ終わりにしっかりとお昼ゴハンは食べていた、とのことでした(笑)。

続くボックストークのコーナーでは、劇場が閉館する前に話しておきたいことを1人1つ紙に書いて、ボックスから引いた内容をトークします。

最初のお題は、ファニーが書いた「新劇場について」。有楽町シアターの閉館後、なんと井下大活躍が自ら劇場を作ろうと思っていた、というタレコミ話です。これには芸人たちが、井下を質問攻め。

「劇場を作るのにおカネはどうするの?」と聞かれた井下が、すかさず答えます。お客さんからクラウドファンディングで500万円集める。そして、マヂカルラブリーから1000万円、井下大活躍も1000万円、GAGから300万円、タモンズから100万円、ジェラードン、囲碁将棋、すゑひろがりずから200万~300万円、ファニーとうるとらブギーズ・八木からは50万円ずつ集めようとしていた、と。

出典: FANY マガジン
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それでも足りない場合は、同期のチョコレートプラネットとシソンヌからもおカネを集めようと思っていた――という、とんでもない大きな話でした(笑)。ただ、いまは劇場よりもネタを作ろうと思ったので、この話はなくなったらしいです。

下半身を出すか出さないか問題!

次のお題は、GAG・福井が書いた「(8月)31日のオールナイト公演までで下半身を出すべきか? 出すとしたら誰なのか?」。

とんでもないトークですよね(笑)。でも、彼らはこれを真剣に語り合います。まずは、挙手で賛否を問うと、「出したほうがいい」が5人、「出すべきではない」が3人。そして、やはり“事故”で下半身が出るほうがいいのではという話に。そのためには、オールナイトの受付で「何があっても訴えません」という一筆をとることが必要だと、タモンズ・安部が言い出します(笑)。

出典: FANY マガジン
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そこから話は、誰の下半身が出たかで罪が変わるのではという方向に……。人によって罪が重くなるし、無罪にもなりうるという意見が出ます。

そのなかで、いちばん罪が重くなりそうなのはGAGのSJ。どうやら笑えない下半身らしいです(笑)。そして議論の末、GAG・ひろゆき、ファニー、タモンズ・安部、ジェラードン・アタック西本ならいけるのではないか、という展開に。

さらに、下半身を出せる条件は「1発で決められる」「独り身である」「毛がない」ということになり、最終的にGAG・ひろゆきとファニーのセットがいいという結論になりました(笑)。

ファニーの下半身が出そうになるところを、ひろゆきがカバーするというシステムです。それも、ひろゆきがファニーの下半身をカバーするけれど、もしかしたらひろゆきの下半身が出るかもしれないという無限ループへ……。

いったい結果はどうなるのか見たくなるトークでした。

出典: FANY マガジン
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うるとらブギーズ・八木がウケるようになった瞬間とは!?

続いては、会場のお客さんの聞きたいことをテーマにトークです。

「みなさんの有楽町シアターで“これは1番かました”と思うことはなんですか?」とか、「タモンズは吉本の人事に大きな影響を受けることでお馴染みですが、9月から大丈夫ですか?」などの質問に答えていきます。

そのなかで僕が気になった質問は、これです。

「最近の八木さんの平場での成長を皆さまがどう感じているのかを知りたいです。個人的にはファニー、井下ラインに乗っている(人気急上昇当確)と感じています」

出典: FANY マガジン
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この質問に対してタモンズ・大波が、ずっと“裏ウケ”だと言われていた八木がオモテで初めて爆ウケした瞬間を話します。

ファニーが活動休止から復活したときに、休んでいた30日間について話すトークライブが開催されました。内容も重めだったため、シーンとした時間が続き……そこでトット・多田智佑がちょっとふざけて、それがウケたそうです。

そこでファニーが「こういう空気になったときに、多田さんにお笑い頼んでおいたんです」とこぼすと、それがまたウケて……そのタイミングで八木がスベる前提で、「なんでオレには頼まないんだよ!」と言ったら爆ウケした、ということでした。本人は「なぜウケるの?」とドギマギしていたそうですが(笑)。

そこから八木がぐいぐいと平場でウケ始めたらしいです。どうやら八木は、カレンダーにその日がウケたとか、スベったとかを「○×」で記しているみたいです(笑)。

出典: FANY マガジン
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「ボードをキメる」って何!?

最後は、有楽町シアター最終日8月31日(木)の5公演目「朝一まで座ってお笑いを語る会」でやってほしいことをお客さんから希望を募ってトークしました。

お客さんからの希望は「お客さん全員で楽屋見学」や「ななまがり・初瀬(悠太)さんの魅力をみんなでプレゼンしてファン1人目を作ろう」、「オフラインだからこそできる、いつも以上にはっちゃけカマし切ってほしいです」などなど……。

僕が気になったのは、「8月31日までにボードをキメれなかった人がボードをキメる企画」というもの。

この「ボードをキメる」という単語がわからない令和喜多みな実の河野。この会場では共通言語らしいのですが、河野だけ意味がわからないまま、ずっと話が進んでいくというカオスな時間が続きました。実は、僕もまったく意味がわからなかったので、ずっと頭の中で「?」が出ていました。

そしてすごいのが、結局、その言葉の意味を教えてもらえず終わったこと(笑)。気になって仕方ありませんでした。

出典: FANY マガジン
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エンディングでは、その河野が「よしもと有楽町シアターTHE FINAL『朝一まで座ってお笑いを語る会』」に来るのかどうか?という話に。どうやらその日は21:30に大阪の森ノ宮よしもと漫才劇場で仕事があるので、そこからレンタカーで来るとか、来ないとか……。

これもまた、どうなるのか気になります! ということで、よしもと有楽町シアター最後のスペシャルイベントが、最後の最後まで見逃せません!


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