地域の安全を守る「消防団」をテーマにした吉本新喜劇 『がんばれカゲツ消防団』が、9月23日（土）にMBSで放送されました。 舞台には、「和牛消防団」として活動している和牛（水田信二、川西賢志郎）の2人のほか、和牛消防団の団員で新喜劇ゼネラルマネージャー（GM）でもある間寛平が特別出演しました。
消防団の活動について説明するシーンも
舞台はうどん屋――。座長の吉田裕演じるうどん屋の大将は消防団員でもあり、団員たちと日々の訓練を行っていますが、整列からドタバタを繰り広げます。
吉田は、恋人への愛の告白もトラブル続出でなかなかうまくいかず、さらに消防団を辞めたいという団員もあらわれて……。相手構わず暴れまわる島田珠代の動きや、団長役の辻本茂雄と団員たちのかけ合い、思わず吹き出してしまうMr.オクレなど、会場は大爆笑の連続です。
劇中、消防団についての説明があり、団員役の面々も年齢、性別、職業が多様であることがよくわかります。また、おぼれている人を助けるための救助資機材（浮き輪や救命胴衣など）の説明や、人工呼吸をするシーンも盛り込まれていました。
寛平と辻本のかけ合いが止まらない
和牛と寛平GMの出番は中盤あたり。まずは和牛の2人が「和牛消防団」という制服に身を包んで登場します。水田はさっそく持ちギャグの「うれしんじ！」を披露し、拍手をさらいました。その様子を見ていた辻本が、吉田にやり返せと指示。思わぬギャグ合戦の始まりに会場は盛り上がります。
ここで、おなじみの寛平爺さんが登場。杖を振り回しながらステージにあらわれ、さっそく辻本との絡みが始まります。ボケまくる寛平に激しくツッコむ辻本。和牛も新喜劇のメンバーも置き去り気味でやりとりする2人の様子に会場は爆笑でした。
そして、ストーリーは終盤へ。消防団員・吉田の周囲で起こっていた問題は解決し、恋人へのプロポーズも大成功。笑いと拍手に包まれて「吉本新喜劇×消防団」のコラボステージは幕を下ろしました。
和牛消防団は、地域の消防や防災のリーダーである消防団員の増加と活動認知のために2021年に結成。和牛や寛平GMのほか、オズワルド（伊藤俊介、畠中悠）、横澤夏子らが在籍し、こうしたイベントのほか、PR動画やポスター、リーフレットを作成するなどして入団を呼びかけています。
