牧野省三賞に阪本順治、三船敏郎賞に竹中直人が受賞決定! 『京都国際映画祭2023 』

『京都国際映画祭2023』における、牧野省三賞・三船敏郎賞の受賞者が決定しました。

授賞式&クロージング登壇者も決定

出典: FANY マガジン

牧野省三賞は阪本順治氏、三船敏郎賞は竹中直人氏が受賞します。
牧野賞を受賞された阪本順治氏と先日スペシャルゲストとして発表された名取裕子氏は、10月15日(日)によしもと祇園花月にて行われる授賞式&クロージングに登壇します。

また、『京都国際映画祭2023』にて行われるアート展示やイベントの最新情報も届きました。

京都国際映画祭2023は10月13日(金)~10月15日(日)の間(先行企画を含む)、よしもと祇園花月を始め、京都国際マンガミュージアム、京都市京セラ美術館、ほか京都の各会場で行われます。

詳細につきましては、京都国際映画祭公式ホームページ等にて発表されます。

・京都国際映画祭公式ホームページはこちら

受賞者紹介

●牧野省三賞 阪本順治氏

出典: FANY マガジン

【牧野省三賞】
1958年に設立され、日本映画の父と呼ばれる故牧野省三の遺徳を偲び、日本映画の発展に寄与した映画人に贈られる賞。

【受賞理由】
『どついたるねん』から『せかいのおきく』まで、独立プロの勢いの良さと元来の伝統的日本映画の骨太な演出、その両方を兼ね備えている、その意味で今や唯一無二の監督である。
そして、何よりも映画において人間讃歌する最大の武器は映画ならではの自由表現力であると熟知しており、登場人物は常に生き生きとしている。
今、表現力が史上どん底と言われる日本映画において、それを引き上げる底力を感じる監督である。

【プロフィール】
1958年10月1日、大阪府堺市出身。横浜国立大学在学中より、石井聰互(現・岳龍)、井筒和幸、川島透等の各監督の現場へスタッフとして参加をする。
89年『どついたるねん』で長編デビュー。その年の国内の各映画賞を総なめにする。00年『顔』では、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。その後もジャンルを問わず、コンスタントに作品を撮り続けている。
代表作に『KT』(02年)『闇の子供たち』(08年)『大鹿村騒動記』(11年)『北のカナリアたち』(12年)『冬薔薇』(22年)など、最新作に『せかいのおきく』(23年)がある。

 

●三船敏郎賞 竹中直人氏

出典: FANY マガジン

【三船敏郎賞】
2014年に設立され、国内外での活躍が期待 される俳優に贈られる賞。

【受賞理由】
大河ドラマ「秀吉」で俳優としての才能を確立し、その後、映画を中心に幅広いキャラクターを演じてきた。
中でも『RAMPO』での江戸川乱歩、『226』における磯部浅一中尉など、他にも松尾芭蕉、松本清張、岡倉天心と次々と歴史上の人物を演じるきる風格は、映画俳優としてインターナショナルに評価されるものとなった。
一方、『無能の人』に代表されるような繊細で弱々しく社会から落ちこぼれていく人物も得意とし、またコメディリリーフとしての脇役まで、演技の幅の広さは秀逸である。

【プロフィール】
1956年3月20日生まれ、神奈川県出身。 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
その後、劇団青年座入団。83年に「ザ・テレビ演芸」(EX)でデビュー。 
96年にNHK大河ドラマ『秀吉』で主演を務め話題に。
『シコふんじゃった。』(92)、『EAST MEETS WEST』(95)、『Shall we ダンス?』(96)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。
主演も務めた初監督作『無能の人』(91)がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞したほか、監督作・出演作で受賞多数。
その他の監督作に『119』(94)、『東京日和』(97)、『連弾』(01)、『サヨナラCOLOR』(05)、『山形スクリーム』(09)、『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』(13)、『ゾッキ』(21)、『∞ゾッキ平田さん』(22)、『零落』(23)がある。

過去五年の受賞者

●牧野省三賞
2018年 降旗 康男
2019年 津川 雅彦 
2020年 大林 宣彦
2021年 武 正晴
2022年 北大路 欣也

●三船敏郎賞
2018年 佐藤 浩市
2019年 中井 貴一
2020年 小林 稔侍
2021年 桐谷 健太
2022年 竹野内 豊

授賞式&クロージング
日時:10月15日(日)
①授賞式:17:30~18:20
②クロージング:18:30~19:00
MC:木村祐一、佐々木ひろみ
出演者:阪本順治、名取裕子、中村伊知哉、おかけんた、奥山和由 他
会場:よしもと祇園花月
チケット料金:無料
参加方法:京都国際映画祭公式ホームページにて絶賛受付中!

・京都国際映画祭公式ホームページはこちら

その他イベント

▼京都国際映画祭2023×京都市交通局

出典: FANY マガジン
©吉本興業

京都市交通局とコラボレーションし、R-1グランプリ2023チャンピオンで、芸人フォトグラファーとしても活躍中の田津原理音が撮影した作品を、地下鉄烏丸御池駅の御池ギャラリーに展示する『「#リオンダー越しの世界~田津原理音写真展」in KYOTO』が開催されます。
田津原が撮影したフォトジェニックな写真や、交通局職員がデザイン・作画し誕生した「まぢピンチキャラクター」による作品解説をぜひご覧ください。

<イベント概要>
「#リオンダー越しの世界~田津原理音写真展」in KYOTO
日時:2023年10月11日(水)~11月5日(日)
会場:御池ギャラリー(京都市営地下鉄烏丸御池駅構内(出入口3・4付近)

 

第10回クリエイターズ・ファクトリー(アート部門)
今年の京都国際映画祭2023におけるクリエイターズ・ファクトリー(アート部門)は、『作品展示とアートワークショップ ―身近なものからのアート体験―』と題し、これまでにご参加いただいたアーティストたちの作品やワークショップを通して、アートを身近に感じられる体験の機会を生み出すことで、未来につながる次世代クリエイターの発掘につなげていく企画が実施されます。

<イベント概要>
第10回『クリエイターズ・ファクトリー作品展示とアートワークショップ ―身近なものからのアート体験―』
日時:2023年10月13日(金)~15日(日)10:00-18:00(最終日は16:00まで)
会場:京都市京セラ美術館 B1F多目的室
参加:無料
アーティスト:美和いちこ、高田雄平
・10月13日(金)
 美和いちこ・高田雄平 作品展示
・10月14日(土)
 美和いちこワークショップ 「ダンボールでお面をつくろう!~ダンボールアートを着て記念撮影もできる!~」
・10月15日(日)
 高田雄平ワークショップ 「新聞紙で巨大昇龍をつくろう!」

 

▼「洋食惣菜スター食堂 × 木村祐一」100 周年コラボプロジェクト

出典: FANY マガジン

スター食堂は、2025年に創業100周年を迎えます。100周年を盛り上げるべく、スター食堂でアルバイトの経験がある木村祐一を起用し、100周年コラボプロジェクトを発足します。
10月15日(日)11:00より、京都駅ビル駅前広場特設ステージにて、木村祐一「洋食惣菜 スター食堂 × 木村祐一」100周年コラボプロジェクト会見が実施されます。

<イベント概要>
「洋食惣菜 スター食堂 × 木村祐一」100周年コラボプロジェクト~京都洋食「昭和の味」を木村祐一が再現~
日時:2023年10月15日(日)11:00-
会場:京都駅ビル駅前広場特設ステージ
出演者:木村祐一
MC:チュートリアル・福田
観覧方法:無料

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ