3Dで体験する「タグ大喜利」って…??? 麒麟・川島の『#ホテルカワシマ』がオープン

お笑いコンビ・麒麟の川島明がホテルの支配人になるというテーマの体験型展示会『#ホテルカワシマ』の内覧会が初日の9月17日(金)に開催されました。実はこの展示会、川島が得意とする「タグ大喜利」が3Dで体験できるというちょっと不思議な代物。今回は“支配人”の川島が登場し、気になる展示の内容や見どころを語りました。

出典: FANY マガジン

9月17日(金)から11月7日(日)まで、東京・渋谷PARCO 8階の「ほぼ日曜日」で開催されている『#ホテルカワシマ』は、ホテルの部屋に見立てたいくつかのスペースを巡る、新しいかたちの体験型展覧会。各部屋に川島が独自の感性で仕込んだ“お笑いのネタ”が体感しながら、ほかでは経験できないちょっと不思議な世界観を楽しめます。

「#タグ大喜利」の3D版!?

構想から約1年。ようやくオープンを迎えられたことに、まず川島は「今日という日を迎えられて、正直ドキドキしています」と高まる感情を口にします。

ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」とのコラボレーションで生まれたこの展示会。当初、川島がInstagramで展開し、書籍になった『#麒麟川島のタグ大喜利』(宝島社)の写真展が企画されたそうですが、川島の「お笑いの個展をしては」という提案から、“ホテル”という形に。

「写真だけを飾るのはもったいないなと。特にPARCOさんはアートのイベントをたくさんやられているので、アイデアを出していくうちに、1つのホテルを作っちゃえばおもしろくなるんじゃないかなと」

出典: FANY マガジン

スタッフとブラッシュアップを重ねて練っていったという企画に、川島は自信をのぞかせます。

「『#タグ大喜利』を2Dではなく3Dでできないかということをずっと考えていたんですけど、(ホテルとして表現することで)それを実現できた手応えはあります」

不気味な怖さを感じてもらえるように

今回の展示会について、「面白いだけではなく、不気味なものを作りたかった」と言う川島。

「こういう仕事をしていると、ホテルに宿泊することが多いんですけど、ホテルってちゃんときれいに清掃していただいて、ベッドメイキングもちゃんとやっていただきながら、いままで誰が泊まったかわからない状態で羽を伸ばす場所でもあります。ホテルはそういう違和感、日常と非日常という裏表が見える、異空間がある場所なので、このイベントでも入り口をまたいでもらった瞬間、怖さみたいなものを感じてもらえるように表現しました」

出典: FANY マガジン

特にこだわったのは“浴室”だそうで、「シャワーヘッドのスピーカーから単純に声が出ているだけじゃない。耳を寄せていただくと声を浴びることができますし、僕もやってみてむちゃくちゃ楽しかったです」と川島。さらに、「ほかにも聴覚だけに訴えかけるような部屋もありますので、耳の掃除をしてから入っていただければ」とアピールしました。

出典: FANY マガジン

無料ゾーンには映えスポットも!

客室ゾーンは事前に有料申し込みが必要ですが、「ロビーゾーンは無料でやってますし、楽しめる映えスポットもありますので、1人でも、家族とでも来ていただけたら」とのこと。これから訪れる人たちに、川島はこう呼びかけました。

「いろんな人が来られるPARCOさんということで、バラエティに興味がない人にももちろん見ていただきたいですし、ちょっと変なところがあったから迷い込んでみましたっていう人も大歓迎です!」

出典: FANY マガジン

『#ホテルカワシマ』公式サイトはこちらから。