大阪・関西万博に巨大な“笑顔の球体”が! 吉本興業がパビリオン「よしもと waraii myraii館」の構想発表

開催まで1年半を切った「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の民間パビリオン構想発表会が10月18日(水)、東京都内で行われ、6つの企業・団体がそれぞれの展示や演出について発表しました。吉本興業ホールディングス(HD)は、“笑い”をテーマにした「よしもと waraii myraii(ワライ ミライ)館」の構想を発表。世界で活躍する3人のクリエーターと力を合わせてつくり上げるパビリオンのコンセプトを明らかにしたほか、総合プロデューサーを務める小松純也氏が登壇して魅力をアピールしました。

出典: FANY マガジン
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大阪・関西万博では13の民間企業・団体がパビリオンを出展予定です。10月4日(水)に行われた第1弾に続くこの日の構想発表会には、吉本興業のほか、パソナグループ、特定非営利活動法人「ゼリ・ジャパン」、バンダイナムコHD、飯田グループHD、一般社団法人「大阪外食産業協会」が参加しました。

「人々を笑顔にする空間を創出します」

登壇した吉本興業HDの泉正隆副社長は、「よしもと waraii myraii館」について次のように説明します。

「SDGsの先にある、本当の“いのち輝く未来”のため、笑いの新しい可能性を拡げていきたいと思っています。言葉や文化を超えて世界の子どもたちが笑顔でつながることができる、楽しい展示やコンテンツを展開していきます」

出典: FANY マガジン
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丘の上に浮かぶ、オレンジ色の笑顔の球体(直径約20メートル)をメインエントランスに、さまざまなイベントやショーを楽しむことができる広場で構成されているwaraii myraii館。会場のスクリーンに映し出されたその外観イメージはインパクト大です!

続いて泉副社長は、このパビリオン計画に参加している3人のクリエーターを紹介しました。

「アートディレクターは日本を代表するプロジェクションマッピングアーティストの1人である尾崎勝氏。クリエイティブディレクターは世界各地の建築プロジェクトに携わっているクラパット・ヤントラサー氏。キュレーションは東京藝術大学名誉教授の秋元雄史氏が務め、吉本興業のテーマでもある“人々を笑顔にする”を体現する空間を創出します」

発表会の会場では尾崎氏、ヤントラサー氏、秋元氏のビデオメッセージが流れ、それぞれが意気込みやコンセプトを語りました。

芸人やタレントも結集

一方、演出家や劇作家として活躍する小松純也氏がwaraii myraii館の総合プロデューサーに就任。登壇した小松氏は、こう意気込みました。

出典: FANY マガジン
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「吉本興業には、各々がクリエーターでもある数多の芸人さんやタレントが所属しています。その活動はお笑いだけにとどまらず、アートや文学、音楽など多岐にわたります。waraii myraii館では、3名のクリエーターの方々に加え、芸人さんやタレントのクリエイティブも結集し、小さな微笑みから大笑いまで、笑顔から生まれる幸せを体感できるパビリオンを目指していきたいと考えています」

最後に泉副社長は、「このように、多くの方々と力を合わせてよしもと waraii myraii館をプロデュースしてまいります。ぜひご来場いただき、“waraii myraii”を体験してください」と呼びかけました。

プレゼンテーションのあとに行われたトークセッションでは、大阪・関西万博のスペシャルサポーターに就任した東大発の知識集団「QuizKnock」から伊沢拓司氏と鶴崎修功氏が登場し、出展者にさまざまな質問を投げかけました。

出典: FANY マガジン
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伊沢氏がwaraii myraii館の球体について、「中には入れるんですか?」と質問すると、泉副社長は「もちろん入れますし、中にもさまざまなコンテンツをご用意しています」と回答。球体の中と広場との違いについて、「広場は表現したい人が表現できる場」と説明すると、伊沢氏は「じゃあ、僕たちも出られるチャンスがあるかも!?」と笑顔を見せました。

魅力的なパビリオン構想が続々!

発表会では、ほかの企業、団体もパビリオンについて発表しました。

パソナグループは、鉄腕アトムをナビゲーターに起用し、「いのち、ありがとう。」をコンセプトに、からだ・こころ・きずなをテーマとした様々な展示を用意。“海の蘇生”をテーマに、パビリオン「BLUE OCEAN DOME」を出展するゼリ・ジャパンは、地球や海に対する態度変容を起こすような圧倒的な表現装置を披露します。

“Fun for All into the Future”をテーマに、未来のスペースエアポートをイメージしたパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」を出展するバンダイナムコHDは、人気アニメ「ガンダム」を通して夢、遊び、感動を届けたいと発表。飯田グループHDは、大阪公立大学と共同で「サステナブル・メビウス」をテーマに、西陣織をまとうメビウスの輪をイメージした形のパビリオンを建設する計画です。

さらに、大阪外食産業協会は「食べる!笑う!生きる!それは『輝くいのち』そのものだ! 新・天下の台所〜食博覧会・大阪2025〜」というテーマを掲げ、暖簾をイメージした外観の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」を出展します。

この日の発表会では、自見英子・万博担当大臣も出席し、こう挨拶しました。

「多くの方に夢と希望を与え、特に不確実な時代を生き抜く子どもたちや若者に、未来の社会に夢と力を感じてもらえるような博覧会にしたい。世界にワクワクと感動を届けられるよう、万博を成功に導くことをお約束いたします」

また、公益社団法人「2025年日本博覧会協会」の石毛博行事務総長は「子どもたちに魅力を感じてもらえるようなパビリオンであることを期待しつつ、魅力的な万博をみなさんと一緒に作り上げていきたい」と力を込めました。