※本記事でご紹介した公演は配信延長になりましたため、一部情報を修正しております(2023年10月26日)
真のコント日本一を決める『キングオブコント2023』(以下、KOC)。今年は、歴代最高得点を叩き出したサルゴリラ(児玉智洋、赤羽健壱)が優勝を勝ち取り幕を閉じました。
『コントNo.1決定戦2023アフタートーク』が、10月24日(火)、ヨシモト∞ホールにて開催されました。
ファイナリストの兄貴的な存在でもある河本準一(次長課長)、徳井健太(平成ノブシコブシ)をMCに迎え、激闘のKOCを振り返る本イベント。
サルゴリラ、カゲヤマ(益田康平、タバやん。)、ニッポンの社長(辻、ケツ)、隣人(中村遊直、橋本市民球場)、蛙亭(イワクラ、中野周平)、ジグザグジギー(宮澤聡、池田勝)、ゼンモンキー(ヤザキ、荻野将太朗、むらまつ)、ファイヤーサンダー(こてつ、﨑山祐)、や団(ロングサイズ伊藤、本間キッド、中嶋享)、ラブレターズ(塚本直毅、溜口佑太朗)と決勝メンバー全組が集結し、裏側を語り尽くしました。
カゲヤマ益田が絶叫謝罪「申し訳ございませんでした!」
まずは、キングになったサルゴリラを祝福する一同。
「歴代最高得点」「素晴らしかった!」と声がある中、徳井が「お仕事の方はどうですか?」と質問。すると、児玉が「もう忙しくて……」と含みを持たせつつ「さっきも、バイク川崎バイクのYouTubeに出ていました」と述べて笑わせました。
サルゴリラについては、笑い声で台詞が聞こえないほど、爆発的にウケていたとの話に。ファイナルラウンドのどのあたりで優勝を意識したのかと問われた赤羽は「『同じ釜の飯という魚を食った』でドカンと来て、キタッ!って」、児玉も「登場したときに、2、3人がクスクス笑ってたんで、“あ、求められてる!”って思いました」とそれぞれ話して笑いを起こしました。
トークテーマ「ネタをやってみて感じたこと」では、初出場だった隣人がトーク。チンパンジーのかぶりものをしていた中村は、切り株のセットに足を当ててしまったそうで「や団さんの(ネタ中にあった)灰皿くらい回ってた。ほんまに焦りました」と告白。さらに、番組を見直すと、マスクを直しているところが映っていたと言い「それで点数下がったんです。人間ってバレてもうたんですよ」と話しました。
大声で「申し訳ございません!」と叫ぶネタをしたカゲヤマが裏側を告白。タバやん。は「前日のリハーサルで、スピーカーの音が審査員のところで割れちゃって。ディレクターさんから『本番もっと(音量を)下げますね』と言われたんですけど、あえて『もっと割ってほしいです』と言いました」と回顧。すると、ディレクターから「スピーカーぶっ壊してください!」との返答があったと言います。そんなスタッフの粋な返しに「カッコいい!」「愛がある!」との声がありました。
インパクトの強いネタをトップバッターで披露したため、改めて謝罪をさせてほしい、と益田がステージ中央へ。ネタさながらに「ゴールデンタイムでケツを晒してしまい申し訳ございませんでした!」と土下座して笑いを起こしました。
辻、池田、溜口の三角関係!?
ゼンモンキーが次の仕事のため、途中で退席することに。ネタ中にも見せた荻野が抱えられるやりとりを見せて降壇しました。
Zoomで夜な夜なネタを一緒に作り、信頼関係も築いているファイヤーサンダー・﨑山は「荻野のああいう可愛く見てもらおうとしている感じが嫌いです!」とボケて笑いを起こします。
一方、蛙亭は、審査タイムの“表情”について反省。自信があったことも相まって、イワクラは「点数出たとき、ビックリしすぎてヤバい顔になっていた」と回顧。大会後、冷静になり、点数にも納得したと振り返ります。
また、「今後は、技術点がほしい」「もう一回見てほしい。(ネタ中、転倒した際に)シャチホコくらい曲がっているんで!」と訴える中野に対し、イワクラが「敗因は分かっていて。コイツ(中野)が調子に乗りすぎていた」と暴露する一幕も!
テーマ「勝つために意識したこと」について「徳を積んだ」と話したのはラブレターズ。そんな彼らに「嘘つき」との声が。じつは2人ともあることを隠していたことが発覚し、会場が爆笑に包まれます。
そんな溜口に関して、ジグザグジギー池田が物言い。「毎回、(ニッ社)辻くんに会うと、写真を撮りに行くんですよ! ……僕も辻くんと撮りたいんですよ! 今日でお別れだから!」と告白。溜口も「(辻のことが)大好きなんです!」と愛を伝え、笑いが巻き起こりました。
この他、や団の伊藤に関しては、芸歴20年以上のベテラン疑惑が勃発。赤羽がその内幕を話そうとすると、伊藤がアイアンクローで襲う! さらにニッ社・ケツが、あの審査員に提言!?
裏話と共に激闘を振り返る『コントNo.1決定戦2023アフタートーク』は、10月31日(火)12時までオンラインチケットが販売中です。お見逃しなく!