M-1、THE W、THE SECOND…人気芸人が各賞レースのネタ尺で勝負する“無差別級バトル”真の王者は!?

お笑い芸人たちが、それぞれがエントリーできる賞レースの“決勝尺”でネタを披露し、審(シン)査員は観客が務めるという真(シン)剣勝負のネタバトルが、「ギオン・シン・ネタライブ」。今回で2回目となるこのイベントが、11月25日(土)に京都・よしもと祇園花月で開催されました。今回出演したのは、M-1準決勝進出組やTHE Wファイナリストら人気芸人13組。ピン芸から漫才、コントまで、バラエティに富んだメンバーが集まった“無差別級バトル”を制したのは!?

出典: FANY マガジン
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さっそくMCにイジられまくるあのコンビ!

この日のライブに出演したのは、以下の13組。「芸歴縛りなし」「各芸人がエントリーできる賞レースのネタ尺(M-1決勝:4分、キングオブコント決勝:5分、THE SECOND決勝:6分、THE W決勝:4分、R-1決勝:4分)」で勝負して、観客投票で1位を決めます。

ヒューマン中村、トット(多田智佑、桑原雅人)、ヘンダーソン(子安裕樹、中村フー)、ツートライブ(たかのり、周平魂)、さや香(新山、石井)、華山(やすい、にこらす)、隣人(中村遊直、橋本市民球場)、20世紀(木本悠斗、しげ)、ドーナツ・ピーナツ(ピーナツ、ドーナツ)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)、どんちっち(竹岡航太、青木智紀)、ぐろう(家村涼太、高松巧)、はるかぜに告ぐ(とんず、一色といろ)。

MCを務めるのは、ザ・プラン9の浅越ゴエと笑い飯の西田幸治。10月に行われた第1回は8組、今回は13組で「お値段そのまま、おトクでございます!」というゴエに、「増えたんはいいんですけど、落ちたやつ混ざってます」と西田。M-1予選を突破できなかったツートライブのことをイジります。

出典: FANY マガジン
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あげくに「M-1のラストイヤーで落ちたから」ということで、ゴエと西田の2人で、勝手に「ツートライブのネタの尺も『M-1』の4分ではなく、『THE SECOND』の6分がいい」と決め始め、早くも波乱の幕開け!?

1ブロック目からハイレベルな戦い

いよいよバトルスタート! 1ブロック目はドーナツ・ピーナツ、はるかぜに告ぐ、20世紀、ヘンダーソンの4組。はるかぜに告ぐはTHE Wのファイナリスト、ほかの3組も今年のM-1準決勝進出コンビというハイレベルなブロックです。

ドーナツ・ピーナツがトップにふさわしい勢いのあるネタで盛り上げると、春風に告ぐは1年目らしいフレッシュさを感じさせるネタを披露。そして、思いがけない設定で笑わせたのが20世紀。ヘンダーソンは緩急自在のネタで畳み掛けました。

ここで初めてゴエから、ネタ時間を30秒過ぎると10秒ごとに1票減点されることが伝えられると、西田は「M-1のときに、4分のネタ時間なのに6分やってめちゃくちゃ怒られた」と振り返っていました。

尺を守れず「THE SECONDでも無理」!?

2ブロック目は、どんちっち、隣人、ツートライブ、ヒューマン中村が登場。どんちっちは淡々としたボケを重ねて行くネタで勝負。隣人は荒唐無稽な設定と持ち味のデフォルメされた動きで笑いをゲット。ツートライブはMC2人にイジられたオープニングについて触れると「尺関係ないぞ〜!」と自虐も交えて盛り上げます。ヒューマン中村は、フリップを使ったテンポのいいピン芸を披露しました。

ゴエと西田は「1組、緊張感のないコンビがいました」「大幅にタイムは超えていました」と再びツートライブをイジり、ネタ時間が7分半だったことを明かすと、「THE SECONDでも無理!」と笑わせました。

最後の3ブロック目は、ぐろう、フースーヤ、トット、華山、さや香の5組。フースーヤ、華山、さや香の3組は、M-1の準決勝進出を決めています。

ぐろうが誰もが知っているポーズに注目したネタを見せると、フースーヤは“らしさ”を詰め込みまくったネタを披露。そして、桑原のキャラを活かしたしゃべりで盛り上げたのがトット。華山は、にこらすのキレたボケで男女のやりとりを見せて笑わせ、トリを務めたさや香は新山のしゃべりが止まりません!

こうして、13組がそれぞれ持ち味を活かしたネタで会場を沸かせました。

“シン査員”が選んだベスト3の行方は!?

そしていよいよ結果発表! 第3位はなんと、MC2人にイジられまくったツートライブがゲット! タイムオーバーによる大幅減点をものともせず、本来の実力を見せつけました。そんな2人に、西田は「今日みたいな感じがいいから『THE SECOND』が向いてる」とアドバイス!?

続く第2位はヘンダーソン。フーは「改善しないといけないところがいっぱいある」と、課題について改めて言及し、腰も低め。

そして、見事1位に輝いたのは華山!

出典: FANY マガジン
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にこらすは「めちゃうれしいです」、やすいも「ありがとうございます」と感謝のコメントです。今後の賞レースを予感させる今回のイベントでしたが、本番もお見逃しなく!

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