ロバート・秋山竜次が、自販機の住人である“雑 談三郎(ざつ だんざぶろう)”に扮し、“職場のちょうどいい雑談指南”をするWEB動画『職場の雑談あるある~雑談は腹三分目がちょうどイイ~』が12月7日(木)より公開されています。
職場のちょうど良い雑談時間は3分
「社長のおごり自販機」は、2人で社員証を同時にタッチすると、無料で飲料がもらえる特別な自販機です。職場で気軽に雑談のきっかけをつくる自販機として、全国で360社を超えるオフィス・事業所が導入しています。
このたび、雑談研究者清水崇文氏(上智大学 言語教育研究センター教授)の監修のもと、設置企業 120 社へアンケート調査を行った結果、「職場のちょうど良い雑談時間は約3分」ということが判明しました。職場の同僚との適切な雑談時間=約3分という発見を、日頃から意識できるようなキーワードとして「腹三分目雑談」と名付けました。
目指そう“腹三分目”雑談!
WEB動画では、具体的な“職場あるある”のシチュエーションを取り上げながら、秋山が扮するちょうど良い雑談を研究して40年の雑談研究家で、研究の結果、良い雑談が生まれる自販機に住み着くまでになった雑 談三郎(65歳)が、調査結果で判明した“腹三分目雑談”を実現するためのコツを、「社長のおごり自販機」の紹介を交えながら指南します。「クリエイターズ・ファイル」などで様々なクリエイターに扮してきた秋山が、これまでにない新たなキャラクターに挑んでいます。
動画内で取り上げられるシチュエーションは、永遠に終わらない雑談に苦しむ「ダベりの無限ループ」や、終わるタイミングを見失った「終わりかた迷子雑談」など3種で、雑 談三郎が困った雑談に苦しむ人々にアドバイスを送ります。住み家である自販機から突如登場するなどの、雑 談三郎 が見せるコミカルな姿とともに、「ちょうどいい」雑談に役立つ動画となっています。
新WEB動画ストーリー
雑談研究家&自販機の住人である“雑 談三郎”が、弟子の談子・談男とともに、3つの”職場の雑談あるある“なシチュエーションを舞台に、ちょうどいい雑談についてアドバイスをします。
① 「ダベりの無限ループ」
「社長のおごり自販機」の置かれた、とあるオフィス。書類作業をしている若手社員に先輩社員が話しかけている。話が一段落して若手社員が作業に戻ろうとするも、「俺、最近キャンプ始めようと思ってるんだけど……」と先輩社員の話は続き、まさかの『ダベリの無限ループ』状態に。すると突如自販機がガチャっと開き、その様子を自販機の中から見ていた“自販機の住人”雑 談三郎が、「はいはいはいー」と姿を現します。
唖然とする2人を前に、雑 談三郎は「終わりが見えない雑談してないかー? 『雑談は腹三分目』まで。3分くらいがちょうどいいんだよ」と、一方的にアドバイス。「は、はあ……」と返事に困る先輩&後輩社員を尻目に、住み家の自販機に帰っていく雑 談三郎なのでした。
② 「トークの氷河期」
オープンなスペースでリモート打ち合わせをしている女性社員。その後ろには作業員によってメンテナンス中の「社長のおごり自販機」が。「これで一旦会議終わり……ですかね!」と女性社員が画面の向こうの参加者に呼びかけるも、もじもじした返答しか帰ってこず、なんだか気まずい状態に。まさに『トークの氷河期』状態!
ここで突然、リモート会議の画面に雑 談三郎が登場。「雑談しすぎもよくないけれども、しなさすぎもどうなのかい? 3分くらいでいいんだよ」と強引にアドバイス。「ほら、好きな食べ物はなんだ?」と、強引に女性社員を指名。突然のことに驚きながらも「ロコモコ……」と答える女性社員なのでした。
③ 「終わりかた迷子雑談」
「社長のおごり自販機」の前で雑談をする2人。その近くでは女性2人と談笑している雑 談三郎がいます。「今度また飲みに行こうね」「絶対行こうね」「じゃあ、来月ぐらいかな?」「来月とかね」と、お互いに切り上げ方がわからない、まさに「終わりかた迷子雑談」に陥った2人。
そんな2人にキャスター付きのイスに寝転がった雑 談三郎が突っ込んできます。驚く2人に「ちょうどいい長さの雑談。これをするにはこいつよ」と、「社長のおごり自販機」の使い方を教える雑 談三郎。飲み物を手にした2人に、「気軽に誘えて、コンパクトにながら雑談よ」とちょうどいい雑談のコツを指南するのでした。
■雑 談三郎プロフィール
御年 65 歳。
大学生の頃から雑談を独学で研究し続けてかれこれ 40 年。
最近、いい雑談が自販機の前で起きるということを突き止め、それ以来、なぜか自販機の中に住み続けている自販機の住人。
小さな弟子の、雑 談男(ざつ・だんお)、雑 談子(ざつ・だんこ)も一緒に住んでいる。
頭には小さい紫色のニット帽を被っており、 本人曰く冠位十二階と同じシステムだという。
撮影エピソード
今回の WEB 動画では、自販機に住む「雑 談三郎」というキャラクターを演じた秋山。頭に小さな紫色のニット帽をかぶった準備万端の姿で、真剣な表情で打ち合わせに臨み、「おじいちゃんというよりおっさんという感じですか?」と、入念に確認をする姿には、秋山らしい「雑 談三郎」を演じようという意気込みを感じさせました。
撮影中には、アドリブもバンバン飛び出し、秋山らしさが加わった映像を撮影することができました。
撮影の合間には、弟子役で共演した子役に話しかけ、コミカルな動きを見せて大笑いを誘う様子も見られ、子役のみならず周囲のスタッフも笑顔になる和やかな一幕もありました。
秋山らしい明るく笑いの絶えない撮影が続き、撮影終了時には、スタッフから贈られた花束を受け取り、子役とハイタッチ。
拍手で送られて、撮影現場を後にしました。
秋山竜次 インタビュー
――今回の撮影で印象に残っていることなど、感想をお聞かせください。
自販機の中に住みついているというキャラクターはやったことなかったので、そこはすごく印象深いですね。
――キャラクターの役作りについて
自販機の中に住んでいる住人(役)なので、役作りはしましたね。なかなか日常の生活と違いますから。家の冷蔵庫に、練習がてら1日に2,3時間(入りました)。きつかったけどね。(本番では)体が冷えるでしょうから、自販機の中は。いったん冷やさなくちゃいけないので。自分の冷蔵庫に少し足だけ突っ込んだり、首だけ突っ込んだりはしてましたけど。「電気代上がるから、ふざけんな」ってキレられましたけどね。
役作りはしてないかな。正直言うと。すいませんね、嘘ついて。本当だと思われてもたまったもんじゃないので。このご時世、わかりませんからね。「嘘ばっか言ってんじゃねえよ」なんて言われたら終わりなんで。(役作りは)してません。
――秋山流の周りの人と“楽しく雑談するオススメの方法”を教えてください
雑談するときは、つまんなそうには話さないですけどね。人の話を聞く時に、「うん」「ああ、そう」って笑うのはやりますよ。笑い方は、大事ですよね。別に面白くなくとも、多少は笑ってあげないとダメですから。
(インタビュアーに)ちょっと雑談してもらっていいですか?
『最近、なんか食べました? なんか美味しいの? 俺、なんか家系って、ラーメン求めて行って、いざ行ったらたまたま家がついた関係ない(場所で)。 同じ家でも普通の「家」ってついてるとこあるじゃないですか。それだった。なんかおかしいなって、全然違うからビジュアルが。でも、あの「家」だけとは限りませんからね』(自ら笑って強引に相手の笑いを誘う秋山)。
こんな感じで、“無理やり笑ってくれ”っていう圧はかけますね。 あんまりだな(ウケていないな)と思ったら、無理やり(圧をかけて)言ったら、「あ、はあ」って圧倒させて強引に。そういう雑談の仕方をしてますけどね。
あとはもうつまんなくなったらもうトイレ行きたい顔して。 “こいつ(雑談が)長いな”って時は、モゾモゾモゾモゾ。ケツ触りますかね。あとは電話で逃げるとか。雑談は結構いろいろと技が使えますもんね。
なんか中身がなくてもとりあえず笑ってる感じにすると、なんかわかんないけど変なツボに入ってくる時があって。 “何に対して笑ってんだろう“みたいな。その領域に持ち込んだら勝ちですね。題材がないのに笑うっていうのが1番やばいですから。そこの領域まで引きずり込みますからね。(実際に秋山が何も話さずに笑い続ける)やばいでしょ、この空気。題材なしでそこまで引きずり込むっていうのは、大事かもしれないですね。雑談というより、雑笑というか。
――ちょうど良い雑談を生む、社長のおごり自販機に因んで、秋山さんが“社長になったら”どんな会社にしたいですか?
みんな好き勝手やって、遊んでもらって。遊びが仕事だから。遊んで遊んで遊ばないと、社員なんて伸びないよ。変な話、会社来るなという。会社来ずに遊んで遊びまくって。とにかく遊んでる時間が多いやつを出世させるよ。会社に来ようと思ってるやつは出世なんてしないよ。出世するやつは会社来ないって。仕事なんかしてくれなくていいんだよ。遊んでくれりゃいいんだよ。それが仕事なんだよ。世の中って遊びが仕事なんだよ。という会社の社長のもとには働きたくないですね(笑)。
――「社長のおごり自販機」にちなんで、秋山さんが最近おごったことや、おごられたエピソードで印象に残っていることは?
家族で中華街に行った時に、うちの母ちゃんも九州から来てて、ワンタンメンかなんか食べに行ったんですよ。その隣の人が、すごいういういしい、現代にないような カップルで。今度結婚するらしくて。そのお店で貸し切って 2 次会をやろうって(店のママが)言ってて。その旦那さんになる人がめちゃくちゃいい人で。「またまたまた、お上手なー」とか言うんですよ、そのママに。すげえ昭和のやつだなみたいな。「ほんとにママのご飯にはもう勝てませんから」って言ってて。「もうアラカルトでもなんでもいいんで、ママの味はもう本当に好きですから」みたいな。珍しいタイプだなと思って。それで、ちょっと(自分に)気づいてもらえたんですよ。せっかくのお祝いだし、そのまま去るのもあれだから、その人たちにおごりましたね。結婚祝いというか。知らない人ですけど。
ちょっと後悔してますね。全然知らないやつにおごっちゃったよと思って。変なやつだったらどうしようと。喜んでくれましたけどね。すげえいいやつだったんですよね。その男の人が。なんか古風で。よく通ってるのかな、そのお店に。ママとのやり取りが、ほんとに想像を絶する面白さだったんですよね。「ママ~、また~」とか言うんですよ。
結構若いんですよ。20 代ぐらいの。奥さんなんかずっと笑ってるんですけど、「ママの味にはかないません」みたいな。「他の広いところで 2 次会やった方がいいんじゃないの?」みたいに(ママが言うと)、「いや、僕はママの味で育ちましたから」みたいな。 なんかツボに入っちゃって。その流れで、「秋山さんですね」ってなったから、そのまま帰れずに。結婚って話も聞いちゃってたから、ご馳走しましたけどね。 大丈夫かな、あの 2 人と思いますけど。
全然何の思い出もないやつに一切おごろうと思いませんけど、なんか響くキャラクターだったんで。顔もかわいげがあったんで。
俺もそんな偉そうにおごるわけじゃなく、ちょっと弟のようにちょうどいい若いやつに見えたんで、おごりましたね。ただ、心配です。大丈夫かなと思って。(おごった相手について)調べてないから。やばい奴らじゃないかなと。うん、変なやつと関わったって言われないかなって。渡しちゃいけないやつにお金渡したんじゃないかなと思って。政治家じゃないかなとか、いろいろ考えちゃいます。
調査結果情報
「雑談がちょっと生まれやすくなる5条件」を発見
雑談研究者 清水崇文氏(上智大学 言語教育研究センター教授)の監修のもと、設置企業 120 社にアンケート調査を実施しました。また、「社長のおごり自販機」の利用方法と合わせて分析した結果、「雑談がちょっと生まれやすくなる5条件」を見出しました。
【雑談がちょっと生まれやすくなる5条件】
条件1「終わりの時間が読める」
条件2「ながら・ついで」
条件3「共同作業」
条件4「目の前にある共通の話題」
条件5「適度な距離でヨコ並び」
職場の同僚との適切な雑談時間は「約3分」 「腹三分目雑談」がキーワード
■上智大学 清水崇文教授の講評
今回の調査において見出された、職場の同僚との適切な雑談時間は「約3分」であるという事実は、私にとっても新たな発見でした。心理学では、接触する機会が多ければ多いほど相手に好意を持つ傾向があると言われています(単純接触効果)が、1回の会話が短いからこそ頻繁に誘うことができ、その結果、ラポールも生まれやすくなります。今回発見した、職場の同僚との適切な雑談時間=約3分という発見を、日頃から意識できるようなキーワードにするならば「腹三分目雑談」と言えるでしょう。
調査の詳細はこちら
「社長のおごり自販機」とは
「社長のおごり自販機」は、2人で社員証を同時にタッチすると、無料で飲料がもらえる特別な自販機です。職場で雑談のきっかけをつくる自販機として、2021 年 10 月から首都圏エリアでサービスを開始、22 年 5 月から全国拡大しました。
昨今、コロナ5類移行に伴う出社回帰の流れを受け、フリーアドレス制の導入・社内運動会の実施・社員食堂の充実など、社員同士のコミュニケーションを活性化する企業の取り組みが増えています。
そうした中、「社長のおごり自販機」の設置企業は、導入から2年で 360 社を超え、設置台数は昨年比で3倍規模※に増加。累計の利用者は、延べ 600 万人(300 万ペア)を突破しました。本サービスは“あいさつ以上・食事未満”の気軽なコミュニケーションが生まれやすくなるのが特長で、利用者からは「気軽に話しかけやすい」「出社する楽しみが増えた」「初めての人でも話しかけやすい」といった声が届いています。※23 年 10 月末時点
「社長のおごり自販機」詳細はこちら
動画概要
職場の雑談あるある~雑談は腹三分目がちょうどイイ~
出演:雑 談三郎(ロバート・秋山竜次)
公開日:2023年12月7日(木)~
配信プラットフォーム:YouTubeサントリー公式チャンネル (SUNTORY)
WEB動画本編はこちら