どうも、41歳にして急にクレーンゲームにハマった男です。9月ごろからハマりだしたのですが、この3ヶ月で使った金額は怖くて計算していません。まぁ非常に偏った部門ではありますが、多少は経済を回すことができていると信じて、これからもクレゲ道を邁進していく所存です。
さぁ、謎の宣言から始まりました『ガクテンソク奥田のGossip Times』です。
先ほどの謎の宣言でもあった言葉ですが、最近良く聞きますね。
経済を回す
テレビでもよく聞きますし、世間一般の方もよく口にしています。僕もよく使いますが、僕の場合はただの無駄使いの言い訳です。さっきもそうでしたし。
まぁとにかく、日本は長らく不景気ですので、どうやら経済を回さないといけないらしいです。世間の方々も、その意識で口にされている方のほうが多いと思います。しかし、それと相反する意見が蔓延っていたりもします。なので今回は、
経済を回す
という言葉を使っているのにこういう意見を言っていると、
『あー、この人本当の意味はわかってないんだなぁ』
と思われてしまう考えを発表したいと思います。あなたの身の回りにも、こういう方がいるかもですよ。
『公務員の数を減らすか、給料下げろよ』
これ言ってる人けっこういませんか? これをやれば、確かに税金の使い道の節約にはなるわけですが、不景気は加速するといわれています。一から説明しますね。
まず、お金とはなんだといわれれば、日本でいえば『日本銀行券』となります。これは読んで字の如く、日本銀行が発券したチケットです。なのでお金というものは、地面を掘ったら出てきたりするものではなく、日本銀行が発行しないと生まれないということです。
そして、不景気とはなんだといわれれば、ちゃんと働いている人たちのお給料が少ない状態のことです。
なぜ、ちゃんと働いている人のお給料が少ないかというと、勤めている会社があまり儲かっていないからです。じゃあなぜ、会社が儲からないかというと、世の中の人があまりお金を使わないからです。さらになぜ、世の中の人があまりお金を使わないかというと、お給料が少ないのが理由です。さらにさらになぜ、世の中の人のお給料が少ないのかというと、、、
「今さらデフレスパイラルの説明なんていらねぇよ!」
ですよね。話を先に進めます。要するに、このお金の循環が悪い状態のことを
不景気
と呼んでいるわけです。
「お金が循環していないなら、お金を循環させようぜ!」
それを簡単な言葉にすると
経済を回す
になるわけですが、じゃあどうやって経済を回していきましょうか。
手持ちのお金が増えれば、使えるお金も増えます。先ほども言ったとおり、お金というの日本銀行が発券するチケットですので、日本銀行がめちゃくちゃ発券して、みんなに配ったらいいだけです。はい。解決。
、、、ってほど簡単じゃないのが、
経済を回す
なんですよねぇ。一番の問題は、
どうやって配るか?
ということなんです。
街でティッシュに四つ折りの一万円を挟んで配りましょうか。いや、そんなことしたらティッシュ配りの人、絶対もみくちゃにされますよね。っていうか、そもそもその人が、万券ティッシュが入った段ボールを持ち逃げするかもしれません。
じゃあ平等に、ヘリコプターで空からばら撒きますか。いやいや、そんなことしたらシンプルにお金の奪い合いが起こって、北斗の拳みたいに暴力が支配する世界になルでしょう。北斗の拳ならぬ日銀の券、いうてる場合か!
このように簡単にお金が手に入ってしまうと、人々は働く意欲がなくなって、世の中がおかしくなってしまう危険性があるのです。
では、世の中にどうやってお金を配るのかというと、公務員を経由させるのです。方法はこうです。
政府が公務員に仕事を与えます。そして、日本銀行から新たに作られたお金を給料として支払います。公務員はお金を使わなければ生活が回らないのでお金を使います。そのお金は民間の会社やお店に入っていくので、そこで働いている人のお給料も上がっていく可能性が上がるというわけです。
不景気というのは、世の中にお金という栄養素が足りない状態です。雨のように降らせても、体が濡れて終わりです。公務員は、お金という栄養素を効果的に取り入れさせる『点滴』の役割を持っているのです。
長年、不景気に悩まされている日本ですが、実は世界で最低レベルに公務員が少ない国なんです。
こんな状態で、さらに公務員を減らしたりしたら、どうなるかはわかりきっています。今の公務員の方々が使っていたお金が出回らなくなり、さらに不景気になるんです。
ということで結論、不景気の時こそ公務員を増やすべきなんです。
あ、誤解のないように言っておきますが、増やすのは公務員の人数であって、お給料ではないですよ。特別公務員である国会議員の給料が上がるって? いやいや、それじゃ経済は回らないでしょ。多分ですけどね。
※あくまでも本連載は個人の見解です。