今田耕司の“恋の炎”の行方は…!? 今田消防団結成で「一緒に消防団に入ってくれる人がいい」

全国的に団員の減少が続いている消防団の入団者募集をサポートするため、今田耕司を団長とする「今田消防団」が結成されました。12月5日(火)に都内で開かれたお披露目&任命式には、今田のほか、団員である銀シャリ(鰻和弘、橋本直)、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、ゆりやんレトリィバァ、さらに女優の森迫永依が出席。笑いを交えつつ、今後の活動に向けた真剣な意気込みを見せました。

©吉本興業
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この日、今田を筆頭とする団員たちは、オリジナルの制服に身を包んで登場。任命状を授与されたほか、現役の消防団から実技指導を受け、体当たりで撮影に臨んだというショートドラマやポスター・リーフレットのお披露目が行われました。

このメンバーでPR活動を続けたい!

「多くの方に消防団を知っていただき、そして団員を増やすため、新たな消防団を結成しました」

MCのピン芸人・タケトから紹介を受けて、5組がさっそうと登場します。「こちらのメンバー、いかがですか?」と聞かれた今田は、「めっちゃ楽しいです! これからも、このメンバーでいろいろなPR活動を続けたいなぁって。楽屋でもワイワイしていましたから」と大満足の様子。

そのうえで、「消防団に入ると、こういう仲間ができますからね。街の平和を守りたいという目的も一緒ですから」と、さっそく消防団の魅力を語りました。

©吉本興業
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1人だけ畑が違う女優の森迫も「最初は緊張しましたが、仲間として見てくださって、今田消防団の一員としてやっていこうと強く思いました」と笑顔を見せます。

また、タケトから消防団が抱える課題について、「現在、消防団員の数が減っています。しかも問題点として、30代以下の若い方が少なくなっています。ということで、いま若い団員をもっと増やし、地域に密着した消防団を作ることが急務となっています。今田消防団の力で、全国の若者に『私たちもやりたい!』と思ってもらい団員を増やしていただきたいです」と呼びかけられると、団員たちも気合を入れていました。

出典: FANY マガジン
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まだ団長やなかったんや…

いよいよ、消防庁の原邦彰長官が登壇して任命式へ移ります。それまで、みんなから「団長」と呼ばれてやる気満々の今田でしたが、見取り図・盛山が「まだ団長やなかったんや、いまから任命なんや……」とポツリ。銀シャリ・橋本も、「団長」と呼ばれて気持ちよさそうにしていた今田に「仮免なのに、あんなにはしゃいでたんや……」とかぶせ、会場は爆笑でした。

原長官は、今田らを前にこう挨拶しました。

「ぜひ、いろいろな方に入っていただきたいですが、消防団は大変じゃないかと考える方が多いと思います。もちろん、しっかりやっていただかなくてはならない部分もありますが、自分ができる範囲で活動するというやり方もあるので、興味がある方はチェックしていただきたいです」

©吉本興業
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これを受けて今田は「AED(自動体外式除細動器)が使えるようになったり、ちゃんとした人命救助について教えてもらえます。AEDも一度使っておけば、怖がることなく、すぐに行動できるようになります」と消防団に入るメリットを力説。そして、「いまのところを流してください!」とマスコミ陣に呼びかけ、会場を爆笑で包みました。

「朝ドラ」が始まりそうなポスター

ここで、今田消防団の面々が登場する2種類のポスターもお披露目に。

森迫やゆりやんという女性陣を中心とした爽やかなポスターについて、見取り図・盛山は「朝ドラが始まりそうですよね」と絶賛。一方、消防服に身を包んだ童顔の銀シャリ・橋本については「キッザニア(子どもの職業・社会体験施設)の体験の人ですよね」と絶妙なたとえで笑いを誘います。

©吉本興業
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さらに、PR用のショートドラマ「My消防団Diary」のダイジェスト版が公開されると、今田は「仕上がりがすごくて、任命もされたので余計に緊張感が出て……。絶対にスキャンダルは起こせません!」と、気持ちを引き締めました。

今田消防団のメンバーは、実際の消防団の団員たちから指導を受けて撮影に臨んだそうで、ドラマのなかで大きな掛け声を実践していた銀シャリ・鰻は「次の日がラジオだったのですが、声がとんでいました」と明かしました。

©吉本興業
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今田「急に緊張感と使命感がでてきた」

終了後の囲み取材で、今田が改めて意気込みを語りました。

「任命されて、急に緊張感と使命感がでてきました。うちの地元にも消防団があるのかなとか、(芸人の)仕事をしながらでもできるのか、とか、だんだんと消防団に興味が出てきました。消防団に入れば『自分の街だ』という意識がより高くなるので、いいことだと思いますね」

また話題が“今田団長の恋の炎”になると、今田は「僕が消防団に入りたいと言ったときに『あたいも入るわ』と言ってくれる人がいい。興味がない人よりは、一緒に活動させてもらうわと意識が高い人のほうがいいし、地域に対してとか、人付き合いができる人が理想かもしれません」と語りました。

©吉本興業
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「消防団PRムービーコンテスト」表彰式も

この日はほかに、全国の都道府県や市町村の消防団から作品を募集した「第7回消防団PRムービーコンテスト」の表彰式が行われました。受賞した消防団員たちも登壇し、「仲間を増やしたい」「このムービーを観て、各地の消防団に興味をもっていただきたい」などと語りました。

また、自身が3児の母でもある神戸市消防団(兵庫県)の女性団員は「仕事と子育てを両立しながらも楽しく続けられているので、いまではなくてはならない生活の一部です」と話しました。

【一般部門・最優秀賞】
神戸市消防団(兵庫県)「守りたい街がある 守りたい人がいる」
内容:多くの消防団員は、本業や家庭、学業と両立しながら活動しています。そんな消防団員の訓練や活動の様子をお見せします。笑顔あふれる消防団員の姿をご覧ください。

【一般部門・優秀賞】
美濃加茂市消防団(岐阜県) 「自分たちのまちは自分たちで守る」
内容:ふだんは異なる仕事に従事する私たち消防団員が、災害時には一丸となり地域を守るため立ち上がる、そんな決意を込めたPR動画です。

【ショート部門・最優秀賞】
豊田市消防団(愛知県)「豊田市消防団 PR 動画」
内容:階梯隊(かいていたい)やカラーガード隊など多様な活動や災害現場で活躍する女性団員も多数在籍し、放水訓練や研修に参加する様子を描き、誰でも消防団活動に携われることを紹介します。

【ショート部門・優秀賞】
藤枝市消防団(静岡県)「藤枝市消防団 PR 動画」
安曇野市消防団(長野県)「守りたい人がいる、渡したい未来がある。」

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