吉本新喜劇座員の松浦真也(ヤンシー)と森田まりこ(マリコンヌ)が、12月8日(金)に大阪・梅田アムホールで音楽とお笑いを融合したライブ公演を行いました。「吉本新喜劇presentsヤンシー&マリコンヌのポップコーンミュージック vol.2」と題された公演には、新喜劇の人気座員たちも出演。バンド演奏に新喜劇にトークに……最初から最後まで音楽にあふれたノリノリのステージになりました!
お約束の「ユー・タッチ・マイ・パイ!」連発
2人によるライブは、4月に開催された「vol.1」に続いて今回が2回目。ステージ上でバンド「Junk Unit」が生演奏を披露するなか、ヤンシー&マリコンヌが登場すると、会場は歓声と拍手に包まれます。
「今日は最後まで一緒に楽しんでいきましょうね〜!」
そんなマリコンヌの挨拶からライブがスタートです!
1曲目からバンドのメンバー紹介が始まり、ヤンシーがギターソロのガチンコバトルを見せるシーンも。曲が終わると、マリコンヌが改めて「サンキューベリーマッチ!」と会場に感謝します。そして「演奏中でもトイレへ行っちゃって、お酒も飲んじゃって、自由に楽しんで!」と呼びかけつつ、オリジナルのシュシュやピック風キーホルダー、タオルなどのグッズ販売のアピールも忘れません。
2曲目はおなじみの『リンボ~!!』。いつも通り失敗しまくって、ヤンシーの手がマリコンヌの胸に触れてしまうお約束の「ユー・タッチ・マイ・パイ!」を連発させると、ヤンシーは「vol.3では、ぜったい成功させますから!」と力強く宣言して、3回目の公演への意欲も覗かせました。
続いて「10億円当たったらどうしようっていう気持ちを歌にしました」という『10億円ゲット』を披露。2人の持ち味がたっぷり詰まった曲に、会場から拍手が起こりました。ヤンシーがアコースティックギター1本で聴かせる『女性専用車両』では、“大阪の地下鉄あるある”で客席を盛り上げます。そしてバンドの生演奏で新喜劇のテーマが流れ、「ヤンマリ新喜劇」がスタート――。
ヤンシーの妻がマリコンヌの衣装を
スクリーンにおなじみの「花月うどん」が映し出されると、座長・吉田裕がステージへ登場し、会場は笑いと拍手に包まれます。吉田はサングラスにギターというスタイルで、長渕剛の『RUN』を披露。ヤンシーもいつも以上にギターを多用して、ひと味違った音楽満載の新喜劇を展開します。
後半にはもじゃ吉田も登場。座員たちは新喜劇でおなじみのギャグも盛り込んで、しっかり笑わせました。
もじゃの“エロ小噺”のコーナーに続いて、コントの時間も。おかしな不動産屋と幽霊が登場する「格安物件」、トイレをテーマにした「シュワ渕」、ラストの「クッキングショー」まで、やっぱり音楽満載のコントを連発しました。
トークのコーナーでは吉田ともじゃもステージに登場。「もじゃが今月、全国ネットでネタを披露する」「酔っ払った吉田の歌には音程がない」といったエピソードトークに続き、6月に配信スタートしたヤンシー&マリコンヌのセカンド・シングル『マーチャンダイザー?』のプロモーション・ビデオ(PV)を見ることに。クラウドファンディングで資金を集めて制作されたPVを全員で鑑賞し、マリコンヌの衣装がヤンシーの妻作であるといった撮影ウラ話的なレアトークを聞かせてくれました。
ここで、ステージに烏川耕一が1人で登場。これから披露される新曲でのタオルの回し方を実演して、会場を爆笑に包みます。そして再びヤンシー&マリコンヌとバンドメンバーがステージに登場して新曲『バースデーソング』を披露! 出演者全員がステージでタオルを回して盛り上げます。
そしてラストは『マーチャンダイザー?』。再び烏川がステージ上へ現れ、観客も一緒にサビの振り付けを練習します。そして曲がスタートすると、会場とステージが一体になって盛り上がりました。