吉本新喜劇で活躍する清水啓之と森田まりこが、このたび入籍したというハッピーなニュースが届きました! 4月5日(月)にホームグラウンドである大阪・なんばグランド花月で入籍発表会見が行われ、座長のすっちー、酒井藍とともに新婚ホヤホヤの2人が出席。ともに2006年の「金の卵オーディション2個目」で新喜劇入りし、恋に落ちて結婚にいたるまでの道のりや、報告を受けた新喜劇座員たちの反応など、気になるエピソードをたっぷりと披露しました。
覚悟のキスに「責任とってもらいます」
主役の2人は紋付き袴と着物姿で登場。そろって深々とお辞儀し、“しみず”にちなんで4月3日(土)、神戸市中央区役所で婚姻届を提出したと報告しました。
2人が付き合っていることをまったく知らなかったというすっちーは、「数日前の夜、いきなり電話してきて“お話があります”って言うから、“あ、新喜劇やめるんや”って(笑)。そしたら、実は結婚しますと……」とその時の心境を告白。相手が森田だとわかると、「なるほど! いい感じや!」と納得したと言います。
仲のいい酒井にもすべてが本決まりになってから伝えたそうで、「内緒にしてることは苦しかったんですけど、両家の顔合わせが終わって、確実に結婚することが決まってから言おうと。誰に言って誰に言ってないでモメると悲しいですし」と森田。なお、婚姻届の証人は「両親以外なら誰でも(証人に)なれると知って、すぐに藍ちゃんの顔が浮かんだ」ことから、酒井が引き受けました。
新喜劇で出会って14年、もともと仲がよかった2人ですが、恋愛関係に発展したのは1年ほど前。ミニマリストで部屋にベッドもなく、家のなかで食事するのもイヤだからとベランダでパンばかり食べていた清水を、「それやったら私がゴハン作ってあげるから食べに来てよ、って誘い込んだ(笑)」(森田)のがきっかけでした。
「啓之さんが“ウマいな!”って言ってくれたので、“かわいい!”ってなって……私からほっぺを寄せたら、覚悟を決めたのかチュッてしてくれたので、“責任とってもらいます”と(笑)」と頬を染める森田に、すっちーは「20歳そこそこならいいけど、聞いてられへん」とツッコミを入れます。
葬儀場前でのプロポーズに森田が激怒!?
プロポーズは清水から。2月で40歳になった森田が、以前から「30代のうちに結婚したい」と言っていたため、ある日、食事に行った帰り道に「あなたのことが好きなんで、よかったら結婚してください」と伝えたといいます。しかし、間の悪いことにそれが葬儀場の前だったため、森田は激怒。「私は神戸の浜辺で言ってほしかったのに! だからその後、仕切り直しで近くの公園まで行って、そこでもう1回、言ってもらいました(笑)」と明かしました。
清水は森田のことを「まりこちゃん」、森田は清水のことを“「啓之くん」、「ひろぽん」、「ぽんちゃん」と呼んでいるとのこと。約30万円の婚約指輪は、清水が恥ずかしがるため、清水の両親と森田の3人で見て回って決めました。周囲に報告を済ませ、晴れて夫婦となったことで、「これからはデートで手をつなげる」と森田は大喜びです。
会見では、座員からのお祝いVTRも上映。「初めて聞いた時は、有吉(弘行)さん・夏目(三久)さんの結婚報道の衝撃の3倍ぐらいだった」という小籔千豊は、「芸人、座員という前にいち旦那、いち嫁はんとして生きていただければ。なによりも夫婦関係を優先してもらい、その次に新喜劇を頑張るというようになってもらえばいい」とメッセージを送ります。
「ぜんぜん気が付かへんかったわ。自分ら、芝居うますぎるで! その演技力を、なぜもっと新喜劇に生かしてくれないんですか」と笑いをまじえて祝福したのは川畑泰史。司会のすっちーと酒井も、なぜかそれぞれのキャラクター“すち子”、“藍ちゃん”の姿で登場し、主役の2人から「おかしいでしょ!」とツッコミが入ります。
さらに、座員カップルの先輩である吉田裕・前田真希夫妻は「2人一緒の仕事がある前の日に、絶対にケンカはしないでください。本当にやりにくくなります。なにかあったら素直に謝る、それが幸せの秘訣」とアドバイスしました。
子どもについては「恵まれたら2、3人」と森田。すっちーはすかさず、5月5日(水・祝)に発足する吉本新喜劇こどもファンクラブ『すんの会!』への入会を勧め、「予約ということでよろしいですか?」と笑わせていました。
「人を傷つけないやさしいところ」に惹かれた
質疑応答で「お互いのどこに惹かれたか」と質問されると、「彼女は人を傷つけない。人が喜んでいる時は一緒に喜んであげられるし、悲しんでいる時はその人の気持ちになって悲しんであげられる。そういうやさしいところを好きになった」と清水。森田は「“ごめんなさい”、“ありがとう”を言ってくれるところ。ゴハンを食べた後は“おいしかったです。ごちそうさまでした”と言ってくれる」とノロけます。
座員に報告した際の反応はさまざまで、浅香あき恵は「え〜! キャ〜! 素晴らしい! 本当に素晴らしい! 素晴らしいことだわ!」と大興奮。一方、Mr.オクレは清水から「結婚するんです」と告げられると「まりこか」とズバリ言い当て、爆笑しながら「気持ち悪いわ!」と“オクレ流”でお祝い。烏川耕一も「うんうん、そうやろうな」とまったく驚かなかったそうです。それぞれの反応を聞いていた酒井は、「2人はホンマに愛されてる。みんな喜んでました」と嬉しそうに話しました。
周囲に交際を隠していた時期、川畑座長の公演でなぜかカップル役が多かったものの、「本当に付き合っていたのでリアルな芝居ができた」と清水。森田は以前から舞台袖などで清水にちょっかいをかけることが多かったそうで、「これからは、もうちょっとおとなしくしておこうかな」と残念そうにポツリ。すっちーから「芝居に集中して、プライベートでやってください」と指導が入るほどラブラブな2人に、報道陣も当てられっぱなしの会見となりました。
入籍会見の様子はラフマガチャンネルで公開中です!こちらをチェック!
この日の会見の裏側を吉本新喜劇YouTubeチャンネルで近日公開します!
森田まりこの公式Twitterはこちらから。Instagramはこちらから。吉本新喜劇こどもファンクラブ「すんの会!(仮)」の公式サイトはこちらから。