よしもと芸人と朝の万博記念公園を走ろう!『大阪マラソンブ!』朝活のススメ

いまの季節にぴったりの万博記念公園(大阪府吹田市)で、よしもと芸人がつくる『大阪マラソンブ!』初となる朝活ジョギングイベントが開かれました。コースは、いわば園内の名所めぐり。9月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間にわたって、メンバーのマラソン好き芸人たちが一般の参加者たちと気持ちのいい汗を流しました。

出典: FANY マガジン

記念撮影をしながら、ゆるく走る

大阪マラソンブ!は、大阪にいるマラソン好きのよしもと芸人・タレント・アスリートたちが、吉本興業が芸人活動の幅を広げるために始めた部活動プロジェクト『ブカツ!』のなかで発足させたもの。お笑いコンビ・令和喜多みな実の河野良祐を部長に、十数人のメンバーがいます。

記念すべき第1回目となる、この万博記念公園でのジョギングイベント。初日は、部長の河野と、スポーツで地域を盛り上げる「ふるさとアスリート」の木村克己(トライアスロン)が参加予定でしたが、残念ながら雨天のため中止。2日目はネイビーズアフロ・皆川とふるさとアスリートの清水辰生(パーソナルトレーナー)が参加し、最終日は元NMB48 でタレント・福本愛菜とふるさとアスリートの松井一矢(マラソン)が参加しました。

出典: FANY マガジン

公園の景色を楽しみながら、ときに記念撮影をしながら、ゆる~く走るというが、このイベントの魅力の一つでもあります。2日目に参加した皆川は、1970年に開催された大阪万博の記念館『EXPO’70パビリオン』の前で写真を1枚パシャリ。

「自然豊かで開放感があり、360度走るのにとてもいい環境だと思いました。これからの季節など、万博記念公園は走りやすい施設だと思います。初めてここを走りましたが、1970年のレガシーを感じる施設や緑豊かな自然の一本道など“写真映えスポット”が沢山あり、朝活写真などが流行っていきそうですね!」

『EXPO’70パビリオン』は、1970年当時の出展施設だった鉄鋼館を利用して2010年にリニューアルしたもの。当時、さまざまな公演が行われていた『スペースシアターホール』を現在もガラス越しに見学できるほか、大阪万博当時の貴重な資料・写真・映像など約3,000点が展示されています。

「自然文化園」をまわる1周3キロのコース

さて、最終日(10月27日)の様子を改めて紹介しましょう。

この日は、タレントの福本とふるさとアスリート・松井が登場。参加者たちは受付で消毒、検温を済ませ、用意された手荷物置き場に荷物を置いたあと、まずは松井がコースを説明。『自然文化園』をぐるっとまわって帰ってくる1周3キロのコースです。

松井は続けて、「それで物足りなければ、もう1周はタイムトライアルにしよう」と提案しますが、福本が「昨日はみんな1周だったそうです」と明かすと、全員一致で1周に決定。そんなやりとりに参加者たちの気持ちもほぐれ、和気あいあいとした雰囲気になりました。

出典: FANY マガジン

改めてコースの説明をしておきます。

まずは集合場所の『東の広場』から『下の広場』を抜けると、『太陽の塔』の後ろ姿を見ながら『お祭り広場』へ。さらに『パークカフェ』前から『西大路』をしばらく走って南下。『万葉の里』や『もみの池』などの近くを通って、再び『お祭り広場』へ。今度は『太陽の塔』を正面に見ながらスタート地点でもある『東の広場』でゴール、という内容です。

一面のヒマワリに福本がハイテンション

ゆっくりとしたペースでジョギングがスタート。走り出してしばらくすると「夢の池花壇」に咲くヒマワリを発見。サンリッチフレッシュオレンジという品種で約540本植えられています。その美しさに福本はすっかりハイテンション。

続いて、太陽の塔の後ろ姿を眺めがら、お祭り広場の横を走り抜けます。右手の『大地の池』を見ながら走っていると、「暑くなってきた」と体が温まってきた様子の福本。松井に走りながらできるストレッチをリクエストして、参加者全員で身体をほぐしながら走ります。

周辺は芝生の緑が濃く、花壇に植えられたさまざまな花も美しく咲いています。『夢の池』『大地の池』は、1970年当時からある人工池です。

出典: FANY マガジン

秋空の下、のんびりとしたペースでジョギングは続きます。『国立民族学博物館』の周辺は桜の木が多く、春にはきっと美しい姿を見せてくれるはず、と満開の桜に思いを馳せていると、『せせらぎの広場』から続く、石畳できれいに整備された『西大路』へ。

少し登り坂になっているため、参加者からは「しんどい〜!」といった声も漏れてきますが、道の両脇に並んだ200本を超えるプラタナスと石畳のコントラストは美しいのひと言。福本は参加者たちに「大丈夫?」と声をかけつつ、一緒にジョグ。グループの最後尾につくなど位置を変えながら進んでいきます。

『つばきの森』を越えたら南へ。ここからは少し下りです。『万葉の里』に入ると、背の高めの木がコースの両脇に。この木陰のおかげで、快適に走ることができました。

続いて現れる『もみの池』の向かい側は、気持ちのいい芝生の広場で開放感抜群。福本は「来年はみんな一緒に大阪マラソンに出ましょう! みんな一緒なら怖くない!」と声をかけていました。

唯一無二の存在『太陽の塔』で記念の1枚!

『茶つみの里』に差しかかると、竹林の向こうに『太陽の塔』が見えてきます。さらに停車中の『森のトレイン』の横を通って中央口へ。ここは、エキスポシティの観覧車を右手に、そして左手には『太陽の塔』を真正面から見ることができる絶好のポジションです。

青空に白い雲が浮かび、美しく整備された緑の芝生に圧倒的存在感の『太陽の塔』が立つという“最強”のロケーションのなか、まずは福本の撮影会がスタート。その後は全員で記念撮影です。『太陽の塔』のポーズをしたり、ジャンプしたり、何パターンも撮影して盛り上がりました。

出典: FANY マガジン

『太陽の塔』は、芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された大阪万博のシンボルゾーンに、テーマ館の一部として母の塔・青春の塔・大屋根(長さ292メートル、幅108メートル、高さ約30メートル)とともにつくられました。

「もうすぐゴールですよ!」

まっすぐ続く桜並木を走りつつ、こう参加者を励ます福本。スワンボートが並ぶ『夢の池』を左手に眺めながら、スタート地点の『東の広場』にゴール。おしゃべりしつつ、途中で何度も記念撮影をしながら、1周約3キロのコースを走り切りました。

「おつかれさまでした!」

福本の声に、参加者から拍手が起こります。福本は「話しながら走ったので、いい具合に負荷がかかった。朝活で1日得した気分」と笑顔。

「定期的にやれたらいいと思うので、ぜひまた来てください。広い万博記念公園で自然に囲まれて走ることができるのは本当に貴重だと思うので、待ってます!」

改めて最後にこう呼びかけると、参加者からは再び拍手が起こりました。

朝の万博記念公園は新鮮!

イベント終了後、福本に感想を聞くと、興奮冷めやらぬ様子でこう答えます。

「高低差がないのかなと思っていたら、途中で長めの緩やか〜な坂がズドーンとあって(笑)、こういう道もあるんやって。ほかにも、景色がいいところや、風の通りがいいところもあったし、万博公園内を1周したことがなかったから新鮮でした。あとはやっぱり、キレイなひまわり畑! あそこでみんなと一緒に写真を撮れたのがすごくよかったです。そして、万博記念公園のシンボルでもある『太陽の塔』の前で、みんなが汗をかいた状態っていうレアな感じで(笑)写真を撮れたのも楽しかった」

出典: FANY マガジン

さらに、今後の『大阪マラソンブ!』の活動についてもアピール。

「マラソンという言葉だけを聞くと、“かなりしんどい”っていうイメージを持たれる方も多いと思いますが、このイベントはそうじゃなくて、“朝活”がメイン。朝に身体を軽く動かしてリフレッシュしよう、というのがテーマなんです。今後は、もっと女性が参加しやすいように、ストレッチとかヨガがメインで走るのは少し、というような、走るだけじゃないほかのことをミックスした企画もやってみたいですね」

最後は、こう言って広く参加を呼びかけました。

「走るのが不安という方も、大阪の万博記念公園内を観光するツアーだと思って参加していただけたらうれしいかなと思います。距離は長くないし、ゆるくみんなで写真を撮りながらなので、気軽に参加していただきたいです!」

今後も、この朝活プロジェクトでは、万博記念公園を活用したジョギングイベントを開催予定です。芸人・タレント・アスリートと一緒に気持ちのいい朝を体験してみませんか!?

施設概要

万博記念公園(ばんぱくきねんこうえん)

1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)跡地を整備した公園。大阪の中心部から約15キロ北に位置し、総敷地面積は約260ヘクタール(甲子園球場の約65倍の広さに相当)。四季折々の花が咲き、散策や遊具を使った遊びが楽しめるほか、スポーツ施設や文化施設がある“緑に包まれた文化公園”。

場所:大阪府吹田市千里万博公園1-1
開園時間:9:30~17:00(入園は16:30まで]
定休日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日、4月1日~GW、10月、11月は無休)
料金:大人260円 小中学生80円
駐車場:有料

EXPO’70パビリオン

開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:公園開園に準ずる
料金:一般(高校生以上)210円 中学生以下無料

万博記念公園の公式サイトはこちらから。

イベント概要

10月の大阪マラソンブ!プログラム情報
「朝活」大阪マラソンブ!と一緒に走ろう!

出典: FANY マガジン

日程:10月17日(土)、18日(日)、25日(日)
場所:万博記念公園東の広場2号および周辺園路
参加費:2,000円 (入園料込み)
参加方法:クラウドファンディングサイト「SILKHAT」から
定員:最大20人
主催:吉本興業

<同時開催>
「朝活」ミツエット!!
マイナス34kgのダイエットに成功した若手芸人Mitsumiと一緒にトレーニングするイベントです。
出演者:Mitsumi
参加費:1,500円
定員:最大10人

<出走メンバー&スケジュール>
10月17日(土)
9:30~10:30
ネイビーズアフロ・皆川、溝端祐一(ふるさとアスリート)
同時開催:「朝活」ミツエット!!
出演者:Mitsumi

10月18日(日)
1回目
9:30~10:30
令和喜多みな実・河野良祐、松井一矢(ふるさとアスリート)
同時開催:「朝活」ミツエット!!
出演者:Mitsumi

2回目
10:30~11:30
福本愛菜、松井一矢(ふるさとアスリート)
同時開催:「朝活」ミツエット!!
出演者:Mitsumi

10月25日(日)
9:30~10:30
ジュリエッタ・井尻貫太郎、パーフェクト・ダブル・シュレッダーの門野鉄平、ふるさとアスリート
同時開催:「朝活」ミツエット!!
出演者:Mitsumi

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大阪マラソンブ!の公式Twitterはこちらから。
大阪マラソンブ!の公式サイトはこちらから。

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