吉本屈指の企画力を持つピン芸人「シゲカズです」によるクセ強企画満載の公演が、1月24日(水)に大阪・なんばグランド花月で開催されました。「シゲカズですpresentsさらにさらにナンカゲ~神豪華クセ芸人全組ネタと無限神クセ企画の日」と題された公演には、賞レース王者をはじめとする人気芸人たちが集結。企画公演はいつも大人気のシゲカズだけに、ネタだけでなく、ここでしか見れないコーナー企画連発で会場は爆笑に包まれました。
池乃めだかとすっちーの着ぐるみの中身は!?
シゲカズは、主催ライブを年間約80公演打ち、12,000人以上の動員実績を誇る“企画の帝王”。昨年からは大阪だけでなく、東京・渋谷の∞ホールや大宮、幕張といった関東の劇場でも企画公演を主催してきました。
NGKでの開催は約1年ぶり。幕が上がると、舞台上で池乃めだかとすっちーの着ぐるみがダンスを踊っています。この中に、この日の出演者が入っている――ということで、シゲカズに続いて登場した令和ロマン(高比良くるま、松井ケムリ)の2人がその人物を当てることになりました。
「先に言うとくけど……」とシゲカズがおもむろに着ぐるみに土下座すると、くるまは「顔が見えなくてもカリスマ性が伝わってくる」と20世紀・しげの名前を挙げます。ところが、シゲカズは「しげはカリスマ性ないから」とバッサリ。着ぐるみの中に入っていたのは……。
続くネタ披露のコーナーでは、漫才・ピンは4分、コントは5分の持ち時間で、30秒以上オーバーすると紅しょうがの熊元プロレスから強制終了が伝えられます。シゲカズに「このためだけに東京から!」とツッコまれた熊元プロレスは、すかさず「グリーン車で!」と返して笑わせます。
ネタは、シモリュウ(シモタ、前田龍二)、シゲカズです、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)、カベポスター(永見大吾、浜田順平)、黒帯(大西進、てらうち)、ケビンス(仁木恭平、山口コンボイ)、ツートライブ(たかのり、周平魂)、令和ロマン、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、ロングコートダディ(堂前透、兎)、金属バット(小林圭輔、友保隼平)の順で披露。熊元プロレスに退場させられたり、熊元プロレスみたいな人(?)から強制終了を告げられたり……と、ネタ以外でも盛り上がりました。
熊元プロレスvsシモタの行方は…
ゲームコーナーの最初の企画は「◯◯or◯◯」。「〇〇」に入る指名された芸人たちがお題に沿った対決をします。「令和ロマンorカベポスター」のクイズ対決では、くるまがまさかの正解を出すシーンも。「ロングコートダディor黒帯orケビンス」、「ビスケットブラザーズor金属バット」といったコンビ対決だけでなく、「たかのりor周平魂or龍二orシモタor谷口orショータイムor浜田or熊プロ」という個人戦もあります。
「絵しりとり」や「顔しりとり」などの対決中も芸人たちはスキさえあればボケ倒し、最終的に表情一発でキメたビスケットブラザーズ・原田がMVPを獲得しました。
観客や照明、音響などのスタッフも参加するジェスチャーゲーム「覚醒スタッフ」では、客席から舞台上にツッコミを入れたり、ピンクやグリーンのスポットライトが当たり、会場が一体になります。
「女すごろく」は、止まったマスに書かれたお題を女性スタッフが芸人に対して行うゲーム。「てらうちチーム」と「龍二チームに」に分かれて対決し、「腹パン」や「悪口」、「前蹴り」を食らう芸人の様子に会場は大ウケでした。
ラストの「熊プロvsシモタ〜宿命のライバル対決〜」は2人の3番勝負。シモタには相方の龍二、熊元プロレスには金属バット・小林とツートライブ・たかのりがそれぞれセコンドにつき、ビスケットブラザーズ・きんが審判を務めます。「文字増やし口喧嘩」「息止め」「3秒ルール相撲」で激突した熊元プロレスとシモタの姿に客席は爆笑が止まりません。
エンディングでは「シゲカズです企画史上最高の2days in なんばグランド花月」が3月14日(木)、15日(金)に開催されることや、2月10日(土)、11日(日)に行われる「シゲカズです×ひらパー覚醒クセ強イベント~吉本クセ芸人とひらパーが究極進化の2Days~」の告知も。
最後はシモタと熊元プロレスが和解するのか!? と思わせつつ、まさかの展開に。シモタのフリに対する熊元プロレスの返しのひと言で爆笑が起きるなか、イベントは幕を下ろしました。
『シゲカズですpresentsさらにさらにナンカゲ~神豪華クセ芸人全組ネタと無限神クセ企画の日~』の模様は1月26日(金)19:00までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。