サルゴリラ効果で完売!? 芸人演劇ユニット「メトロンズ」が新作上演「ぶっちゃけ、このチャンスを掴まないと…」

しずる(KAƵMA、村上純​​)、ライス(関町知弘、田所仁)、​​サルゴリラ(児玉智洋、赤羽健壱)​という実力派コント師3組に、作家・演出家の中村元樹を加えた7人組の演劇ユニット「メトロンズ」の第6回公演​​『寝てるやつがいる!』が、1月24日(水)〜28日(日)に東京・赤坂RED/THEATER​​で上演されています。今回の公演は、昨年のキングオブコントでサルゴリラが優勝したこともあって、すでに全日程チケット完売の人気ぶり(配信あり)。いま勢いに乗るメンバーたちが、初日の公演前に取材に応じました。

出典: FANY マガジン
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ライス・田所が初めて脚本を担当

物語の舞台は、とある公園で行われた深夜の「ランチ会」。そこに初対面の6人の男が集まります。彼らの共通点は「眠らない身体になった人間」ということ。しかし、参加者の中に“ふだん寝てるヤツがいる”ことがわかり……というストーリーです。

中村は、演出のポイントをこう語ります。

「深夜の公園という雰囲気は大事にしつつ、お客さんの心を揺さぶっていけるように、会話劇のなかでも強弱に気を付けたり、会話の見せ方にポイントを置いたりしています。長台詞も多いので、自分の台詞ではない場面で、キャラクターの感情をいかに途切れさせず、“どう待つか”に注意して演出しました」

出典: FANY マガジン
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今回、初めて脚本を手掛けたライス・田所は、物語のテーマについて次のように説明します。

「誰しもが経験のある睡眠を題材に使わせていただいています。本編のなかで、いろいろやってはいるけど、“ただ寝るか、寝ないかだけなんだよな”という面白さを感じてほしいです。家に帰って寝るときに思い出すような話になってくれたら」

過去5回の脚本は、しずる・KAƵMAが担当してきました。サルゴリラ・児玉は「こんなに脚本家で(舞台の雰囲気が)変わるのか、という感じですね。今回は頭のいい人の作品。(過去は)頭の悪い人の作品」と笑わせながら、「どちらも面白いし、楽しいんだけど、こちらのほうは、よりしっかり演技をしなきゃな、という感じです」と語りました。

出典: FANY マガジン
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しずる・村上も「情報量と台詞も多いし、KAƵMA脚本とは色合いが違う。その部分の演技や台詞など、すごく難しい部分はあるんですけど、やりがいでもあります」とコメント。当のKAƵMAは、「(短パンを履く)役に当たって(足の)脱毛をしました。むかしはスキンヘッドにしたこともあって、役にかける思いを感じていただけると思います」と熱く語りました。

「正直、これにだけ集中したいです」

今回の公演は、“サルゴリラ効果”もあって全日程でチケットが完売し、追加公演も再追加公演も売り切れました(配信あり)。赤羽は「ここでお客さんを離さないように。より増やしていきたいです」と意気込みます。児玉も「即完という言葉が泣けるくらい嬉しいです。でも、こんなもんじゃないし、どんどん大きくしていきたい」と語ると、「メトロンズで全国を回れるようになりたいです!」と宣言しました。

実際、今年のメトロンズは予定が目白押し。4月からBS松竹東急でドラマがスタートし、5月にはコントライブ、10月はKAƵMA脚本の公演『店出す』が予定されています。

出典: FANY マガジン
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「メトロンズにかけている」というKAƵMAは、「正直、これにだけ集中したいです」と言い切ります。しずるとしては、KAƵMAと村上がそれぞれ作・演出を担当する単独ライブを年2回行ってきましたが、今年はKAƵMAの担当分は開催されません(村上担当の単独ライブは3月23日に開催)。

「これしかないと思っちゃっていて。(相方も“しずる”ではなく)メトロンズの村上純だと思っています。ぶっちゃけ言うと、サルゴリラが優勝したことで直感したんですよ。一時の勢いかもしれないから、このチャンスを掴まないといけない、って」

村上も「(2人で)メトロンズに集中したい、みたいな話はしました。年齢もあるし、体力的なところもあるので、僕らもいろいろ考えて。ついてきていただければ幸いです!」と語りました。

配信スケジュール

メトロンズ第6回公演「寝てるやつがいる!」

■全体が見やすい1カメラ映像の初日生配信分
見逃し視聴は2月5日(月)18:00まで(販売は同日正午まで)
チケット:1,000円(税込)

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

■じっくり観れるカット割り映像配信
1月29日(月)配信開始18:00 配信終了19:30
見逃し視聴は2月5日(月)18:00まで(販売は同日正午まで)
チケット:2,500円(税込)

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

公演概要

第34回下北沢演劇祭参加作品「天才バカボンのパパなのだ」
脚本:別役実 「天才バカボンのパパなのだ」
演出:玉田真也(玉田企画)
出演(※登場順):男性ブランコ浦井、うるとらブギーズ佐々木、ジェラードンかみちぃ、浅野千鶴、市川しんぺー、川面千晶、エルフはる、西出結、メトロンズ(日替わり出演)
開催期間:2月21日(水)~3月3日(日) 
場所:下北沢 本多劇場(東京都世田谷区北沢2丁目10−15)
主催:吉本興業株式会社

<チケット情報>
【劇場での観劇】
前売:6,000円/当日: 6,500円 (全席指定)
◆FANYチケット先行販売
受付期間:11月30日(木)11:00~12月4日(月)11:00
◆チケットぴあ&ローソンチケット先行販売
受付期間:12月7日(木)11:00~12月11日(月)11:00
◆一般販売
12月17日(日)12:00

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【配信での観劇】
配信:4,000円(カット割り映像配信)
※3月3日(日)19:00配信開始
※3月2日(土)に収録済の映像を配信します。
◆FANY Online Ticket
販売期間:12月17日(日)12:00~3月10日(日)12:00
配信:3月3日(日)19:00~20:30
視聴期間:3月10日(日)19:00まで

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※未就学児は入場不可。
※開演後のご入場は指定のお席にご案内できない場合がございます。
※ビデオ・カメラ、または携帯電話等での録音・録画・撮影・配信禁止。
※車椅子席をご利用の方は、チケットご購入前に FANYチケット問合せダイヤル までお問合せください。
※出演者は変更になる場合がありますので予めご了承ください。尚、変更にともなう払戻は行いません。
※一部公演で収録を予定しております。お客様が映り込む可能性がございますのでご了承ください。

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