2024年は史上最大の選挙イヤー!『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.39

ガクテンソク奥田のGossip Times

国内外で噂されている、ニュース、芸能、オカルトなど、ウソかホントかわからない様々なゴシップを紹介。このコラムで是非『ゴシップ通』になってください。

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あけましておめでとうございます。

と言うにはあまりにもあけてしまいましたが、2024年1発目ということで言わせていただきました。今年もガクテンソク及び、ガクテンソク奥田のGossip Timesをどうぞよろしくお願いします。

出典: FANY マガジン
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さて、今年は様々な国でトップを決める選挙が行われる年です。ゴシップ界隈では

『史上最大の選挙イヤー』

なんて呼ばれていたりいなかったり。ということで今回は、今年行われる選挙の注目ポイントや、それにまつわるゴシップをお届けしたいと思います。

まずは『台湾総統選』です。こちらの選挙は、台湾の未来どころか、東アジアの未来も左右すると言われた選挙です。

『台湾有事』

最近よく聞く言葉だと思います。今回の選挙で対中国強硬派が勝つと現実味が増し、親中派が勝つと危機は回避されると言われていました。1月13日に投開票が行われましたので、すでに結果が出ております。まずは候補者を見てみましょう。

強硬派は政権与党・民進党の頼清徳氏(副総統)。対する親中派は最大野党・国民党の候友宜氏(新北市長)。さらに、強硬派と親中派の中間という感じで、第3政党の民衆党の柯文哲氏(党主席)。

支持率は順に36%、32%、22%ということで頼氏がリードしていました。これを受けて中国共産党は、

「頼氏が勝利すれば戦争の危険が高まる」

などと様々な工作を台湾国民に向けて仕掛けたのですが、結果は強硬派の頼氏が勝利しました。

しかし、シンプルに台湾国民が強硬派を支持したわけではなくて、中国寄りの2人の候補者の支持率を足せば54%なので、野党候補を一本化できていれば、親中寄りの政権が誕生していたかもしれません。そして、野党も一本化を試みたのですが、両候補とも党首ということで、どちらが出るかで揉めてしまって一本化を諦めました。

今、台湾は半導体で景気が良いと言われていますが、半導体関連に従事している人は高給取りで、そうじゃない人々と経済的な格差が広がっています。自分たちの生活を考えれば、中国と仲良くしたほうが潤うんじゃないかと考える人も多いようです。

出典: FANY マガジン
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続きまして、3月には『ロシア大統領選』が行われます。

ロシアの大統領といえばプーチン大統領です。読者の方の年齢次第では、プーチン大統領以外知らないって方もいるのではないでしょうか。 ロシアの大統領の任期は元々は4年・連続2期までと決まっていました。プーチンさんは2000年4月、47歳で初当選。2期務めあげて、2008年からは、めちゃくちゃ自分の言うことを聞くメドベージェフさんを大統領に据えて、自分は首相として裏で操りました。

そして4年後に大統領復帰。そこで憲法を変えて、大統領の任期を6年・連続2期にします。そして今年、2期12年を務めたので終わりのはずだったのですが、またまた憲法を変えたので、今までの大統領を務めた年数はリセットということになって、3期目を狙っているといわれています。今回再選すれば2030年まで。2期務めれば2036年まで。プーチンさんは83歳まで大統領を務めることとなり、ソ連時代のスターリンを超えて、国家元首の最長在位記録になります。

ロシアにも野党はいるので対立候補を出そうとするのですが、なかなか立候補の許可が降りません。ただ、選挙で当選したという形は取りたいので、プーチンさんは自分に絶対に勝てないであろう人にだけ許可を出します。

どうですか? なかなかやりたい放題でしょ?

ぶっ飛んでいるように思えますが、ロシア国民からすれば、プーチンさんは今までの歴史の中では、だいぶマシだと思っているようです。戦争や虐殺や国家の崩壊を経験してきたからです。さらに、野党の候補は自由民主主義を訴えるのですが、ロシアの中では「民主主義は混乱を招く」と思っている人も多いので、強いリーダーの方がだいぶマシという考えになるんです。

その証拠に、戦争をすると大統領の支持率が上がります。2014年クリミア併合、2022年ウクライナ侵攻の時も上がりました。そして、2023年12月時点の支持率は83%。まぁ、調べかたに疑問はありそうですが、それでもまだまだプーチン政権は続きそうです。

9月には『自民党総裁選』が行われるのですが、こちらは時期が近づいたら詳しく書きたいのでサラッといきます。

どのメディア調べでも、概ね30%を切っている内閣支持率。来年は参院選は確定してますし、今年解散しなければ衆院選とのダブル選挙になる可能性が高くなります。なので、来年の選挙の顔を決める総裁選になるわけですが、とある世論調査の『次の総理になってほしい人ランキング』をみてみると

1位・石破茂、2位・小泉進次郎、3位・河野太郎、4位・高市早苗、5位・上川陽子

でした。あれ? 岸田さんは?と思ったら、惜しくも六位でした。いや、現職が6位は惜しくもなんともないか。

出典: FANY マガジン
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僕的な大注目は、11月の『アメリカ大統領選挙』です。

現職のバイデン大統領(81歳)VSトランプ元大統領(78歳)のおじいちゃんバトルです。

現状では、どうやらトランプさんが優勢のようです。元々バイデン支持だった都市部の若者などはイスラエルの戦争に反対なので、イスラエルを支持しているバイデンさんに選挙で投票しない可能性があります。しかし、トランプ支持者は何があっても投票するので、その分優勢。さらにトランプさんは、

「自分が大統領になったらすぐ戦争を終わらせる!」

と言い切っているので、多少票が流れることもあるかもしれません。

ただ、トランプさんになると、本当にどうなるかわかりません。前回大統領だった時は、イラン核合意やパリ協定から脱退したのですが、本当はもっとやりたいことがあったようで、もしもトランプさんが前回のやり残しを達成しようとするなら、国連、NATOからの脱退。在韓米軍撤退、北朝鮮の核保有を認めるなんてこともあり得ます。日本には在日米軍の駐留経費の全額負担などを要求するかもしれません。1期目は側近に優秀な人を置いていたのですが、2期目はイエスマンで周りを固めると決めているみたいですし。

世界は今、

『トランプ2.0に備えろ』

が合言葉になりつつあります。

さてさて、良くも悪くも世界が変わりそうな1年です。ゴシップには事欠かなさそうですが、悪いゴシップに溢れない1年にはなってほしいものです。

※あくまでも本連載は個人の見解です。

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