窪塚19年ぶり主演ドラマに板尾が即決「じゃあ、やる!」スマホ特化の縦型ドラマ『上下関係』

窪塚洋介が19年ぶりに主演するドラマ『上下関係』の完成披露発表会イベントが、7月27日(火)に都内で開かれました。スマートフォンに特化した新感覚の“縦型ドラマ”で、10分×10話のスピーディーなミステリーが展開。イベントには窪塚に加え、河合優実、大島優子、降谷建志、田中麗奈、でんでん、板尾創路ら豪華キャスト陣と柿本ケンサク監督が登壇し、作品に対する思いや『上下関係』にちなんだトークセッションで盛り上がりました。

出典: FANY マガジン

窪塚、19年ぶりのドラマ出演に…

「さっき裏で(19年ぶりと)言われて。なんだか浦島太郎みたいだなぁ」

イベント冒頭、久しぶりのドラマ出演についてこう話す窪塚は、いつもアパートの屋上にいる謎の主人公・カワサキ役。出演理由を「1つは縦型ドラマであること。もう1つは広告界の寵児(柿本監督)が芝居をどう撮るのかという興味。それと、メインキャストのみなさんが魅力的だったということ」と明かします。

完成した作品を見て、「“見慣れた画角で見慣れないストーリー”というのがキャッチコピーですが、まさにそういう感じで楽しめました」と言います。

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『上下関係』は、スマートフォン向けの斬新な映像表現を目指す、LINE NEWSの動画プロジェクト「VISION」による新感覚の“縦型ドラマ”。

物語の舞台は、上下関係に厳しい田舎から上京した本田小夏(河合優実)が入居したレトロなアパート。引っ越し当日の夜に謎の“少女の悲鳴”を聞いて恐怖する小夏と、その身のまわりで起きる、クセのある“下層”の住人たちの不可解な事件。そして、アパートに隠されていた謎が明らかになるとともに驚愕の真実が――というミステリードラマです。

ドラマの途中で「何度も電話がかかってきて…」

物語のカギを握る警察官・光岡大悟を演じる板尾は、出演の決め手を聞かれると、「いま思うと『窪塚洋介、主演19年ぶり……じゃあ、やる!』という感じでした」と返答。これに「あざすっ!」とお辞儀で返した窪塚は、「ネタバレになっちゃうのであんまり言えないけど、板尾さんは素晴らしかった!」と板尾の芝居を絶賛します。

また、スマホで見る“縦型ドラマ”という新しい表現について、板尾は「見ている途中で何回か電話がかかってきて、『チッ!』と思いました(笑)」と笑いを誘うと、「けど、そういうこともあるドラマやということ。新しい時代に入ってきたのかなと思います」とコメント。そして「次は『上下反対』とかっていうドラマが出てくるのかな」とつぶやくと、すかさず窪塚に「それ、見づらいですね」とツッコまれていました。
一方、大島は“憧れ”だったという窪塚、降谷との共演について、こう語ります。
「(撮影が)始まる前、スチール撮影とかで全員集合したあとにインタビューでお話しさせていただいて、この作品のことだったり、自分の役柄の思いだったりを聞いて意思統合できたというか。みんなで一緒に作ることの気持ちの高め合いを感じて、私の役をもうちょっと詰めていこうと思わされました。そこから2週間くらい、ずっと心がハッピーでした」
そんな大島の演技に、窪塚も「大島さんはなんというかな……びっくりしたんですね。初めてご一緒させてもらって、すごく色気があって自然体の女性を演じてらして」と大絶賛でした。出典: FANY マガジン
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板尾が「上下関係」で思い浮かべた大物は?

イベントでは、ドラマタイトルにちなんで「上下関係と聞いて思い浮かべる人は?」というテーマで登壇者が語り合うコーナーも。板尾は、飛行機で偶然、席が隣になった自民党の二階俊博幹事長とのエピソードを披露します。

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「お菓子が入った箱みたいなんがあって。それを食べようとしてたんですけど、テープをはがすのにすごく苦戦してはって。20分くらい、ツメでガリガリしていた。あげく、箱を破りだしたんですけど、けっこう固くて。テープがまた固くて、なかなか中のお菓子が出てこなかった」

“お菓子の箱”に悪戦苦闘する二階幹事長。板尾は、そのときの状況を詳細に説明しながら、しみじみとこう語るのでした。

「ついにCAさんが駆けつけてきて開けて、食べてはったんですけど、降りるときに僕の顔を見てお辞儀しはったんです。それでその人が立ちはったら、ばばばばっと5人くらい大男たちが近寄って、さっそうと荷物を持って出て行かはった。ナゾの出口にすーっと入って行かはって、僕らとは(住む世界が)違うんだなと感じましたね」

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ドラマ『上下関係』は7月30日(金)スタート。毎週金曜18:00~全10話が「LINE NEWS VISION」で配信されます。

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