アインシュタイン河井、相方・稲田のエピソードを「テレビ用にたくさん持つようにしていて…」 よしもとアカデミーで実践的アドバイス

数多くのお笑い芸人を育ててきた大阪・なんばのNSC(吉本総合芸能学院)大阪校で3月10日(日)、アインシュタイン・河井ゆずるが講師を務める「よしもとアカデミー学院説明会 NSCオープンスクール」が開催されました。河井にとっては今回が講師初挑戦。一般の見学者も見守るなか、現役NSC生たちのトークにコメントしつつ、自らの体験談もはさみながら指導を行いました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

現役生徒のトークに「オチてない」

今回、初めて講師を務める河井は、NSC大阪26期生。現在は東京を中心に活動していますが、大阪時代から定期的に開催しているピンのトークライブは毎回チケットが完売するほど、その話術には定評があります。

河井が教室に現れると生徒たちは拍手で迎え、「おはようございます! よろしくお願いします!」とあいさつ。河井も「よろしくお願いします!」と応じると、気になる生徒をイジって、さっそく笑いを取ります。

そして「みんなのエピソードトークを聞かせてもらえるということで楽しみにしてきました」と言うと、「トークや大喜利、ダンスの授業はいまもあるの?」と生徒たちに質問するなど、リラックスした雰囲気で授業がスタートしました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ここから生徒たちを無作為に指名して、トークしてもらうことに。河井は「できるだけたくさん聞きたい」と次々に生徒を当てていきます。「タイ旅行でぼったくりにあった」というトークでは、「オチてないと思う」と鋭く指摘すると、話の組み立て方や、詳細に話すポイントはどこか、オチへの持っていき方などをアドバイスします。

10年間、介護職をしていたという生徒には「なんで(NSCに)入ろうと思ったの!?」と興味津々。しかし、家族がテーマのトークを聞いたあとには「正月の実家か! なんちゅうホッコリした話をしてくれてんねん!」とツッコみ、生徒たちも爆笑です。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

経験を踏まえたプロのアドバイス

相方への不満をテーマに話した生徒には、「話に入るまでが長い」と指摘。今後、テレビに出るようになったとしても「トーク番組での自分のターンは30秒と思ったほうがいい」と断言します。そして「コンビを組んでる人は相方の短いエピソードを持っておくべき」と、実践的なアドバイスを送りました。

実は河井自身、相方の稲田直樹と組んだ時点で、稲田についてのエピソードトークを披露していくスケジュールを年単位で計画していたとのこと。「明らかにわかってたことは、テレビに出始めたら100%稲田で1周する。自分の出番はほぼない。(出番が)回ってきて1、2回アシストできたら御の字と思ってた」と、回想します。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

そのうえで、じつは周到な計画があったことを明かしました。

「2週目は『あのブスの隣はどんなヤツや』ってなるから、目立ってないけど『アイツがいたら収録が回る』『相方のエピソードを挟んでくるぞ』ってなるように、15秒、30秒、長くて1分くらいの稲田のエピソードをたくさん持つようにしていた」

河井はそこからも、生徒たちの家族や同期、アルバイトなどについてのトークを次々に聞いていきます。途中で「え!?」「おおッ!」「うんうん!」と、テンポよく合いの手を入れてサポートすることも忘れません。

それぞれの話を聞くと、「短くまとめてオトしたところがいい」「尺がよかった」などの寸評を加えたうえで、「もう少しシンプルに」「オトすのは人ではなく自分をオトすほうがウケやすい」など、プロの立場からの詳細なアドバイスを送っていきます。予定されていた時間を大幅にオーバーして、熱い授業は続きました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

同期への嫉妬で狂いそうになった過去も

授業後の取材で初講師を終えての感想を聞かれると、「先生をしにきたというより、いまのNSCの子たちのエピソードを、ふつうに聞かせてもらいたいと思ってきた」という河井。生徒たちについては、何人かはしっかりしていると感じたと言いつつ、「でも、ムチャな子はあんまりおらへんな」とポロリと本音も漏らしました。

自身がNSCの生徒だったころはこうした授業はなかったそうで、「現役でネタをやっている人の言葉は生徒にはすっと飲み込みやすい気がします。それがあったほうが、ふだん授業をするベテラン講師たちの言葉も入ってきやすいのでは」と話しました。

NSC時代は「実力もないのにトガッてた」そうで、同期の天竺鼠がどんなに厳しい講師からも「おまえら大丈夫や」と言われていたのを横目に、「仲はよかったけど、嫉妬で狂いそうやった」と、しみじみと振り返りました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

授業中に飛び出した、年単位で稲田のエピソードを披露していく計画を立てていたという話については、「めちゃくちゃしんどかった」ものの、「なんとか計画通りになるようにしないと」とやってきたとのこと。計画はコロナ禍によって、いったんゼロになってしまったそうですが、「いまは逆にしっかりした計画を立てずに目の前のことをやって、足場を固めて次の目標を下書きしている状態。その下書きを本書きにするのがこの1年」と、力を込めました。

NSCに興味を持っている人へのメッセージを求められると、「NSCに入ってなかったら、いまの自分は確実にいなかった。相方を探したり、同期と切磋琢磨したりできる環境はやっぱりいいなと思います」と話しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

【よしもとアカデミー】

数多くのスターを輩出する国内最大規模のお笑い養成所「NSC(吉本総合芸能学院)」各校では、4月入学の生徒を3月末まで募集しています。「よしもとアカデミー」はNSC以外にも、プロデューサー・構成作家などエンタメスタッフを育成する「YCA(よしもとクリエイティブアカデミー)」、歌唱や演技など幅広くエンタテインメントを学ぶ「YPA(よしもとパフォーミングアカデミー)」、エンタメ×デジタルの幅広い知識と実践スキルを身に付ける「YDA(よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー)」、これらのカリキュラムを学びながら高校卒業資格を取れる「吉本興業高等学院」の5校から構成されています。資料請求はよしもとアカデミーまで。

「よしもとアカデミー」公式サイトはこちらから。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ