空気階段のおかしな掛け合いに期待が高まる映画『たまの映像詩集 渚のバイセコー』キャストコメント到着!

吉本興業と岡山県玉野市がタッグを組み誕生した映画『たまの映像詩集 渚のバイセコー』が11月12日(金)より全国公開となります。本編映像とキャストコメントが到着しました。

玉野市の魅力が余すところなく凝縮

Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」

映画『祖谷物語 おくのひと』で、第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門スペシャル・メンションを受賞した新進気鋭の監督・蔦哲一朗がメガホンを取る本作は、岡山県にある「玉野競輪」全面協力のもと撮影された、3本のオムニバスストーリー。人々の想いがぶつかり合う競輪だからこそ描くことのできた人間臭さや、海・山・瀬戸内の多島美が演出する幻想的なロケ地など、玉野市の魅力が余すところなく凝縮されています。

この度、第三話『氷と油』から、本作に出演する空気階段のシュールなやり取りを収めた<本編映像>とキャストのコメントが公開となりました!

独特キャラの拓(鈴木もぐら)が、浩(水川かたまり)の“競輪デート”をかき乱す!?

Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」

空気階段が演じるのは、玉野育ちの浩(水川かたまり)と、東京から玉野へ移住した拓(鈴木かたまり)という正反対の役どころ。拓と同じく、東京からの移住者で明るく美人のモモ(園都)に夢中の浩は、造船所の仕事を辞め、モモが営むオシャレなかき氷屋で働くことに。

そんなふたりの初デートの様子が切り取られた本映像。モモと玉野の人気スポットでもある競輪デートの約束を取り付けた浩は、心弾ませながら待ち合わせ場所に赴くと、モモの隣には直島でカフェを営む“拓”という男の姿が。競輪に行ったことがないという拓は、「僕、賭け事はじめてなんで。すごく楽しみです」と上品な口調でつぶやくと、にっこりと笑顔を向ける。その妙に胡散臭い雰囲気と、“邪魔者”の出現に露骨に嫌な顔を浮かべ、戸惑いを隠しきれない浩の姿が笑いを誘うシーンに仕上がっています。

さらにしぶしぶ拓を受け入れ、デートに向かう彼らの背後には、浩の幼馴染で彼に好意を抱く素直子(ゆりやんレトリィバァ)の姿も映され、観ているだけで思わずにやけるようなシュールなやり取りと、先の読めない展開に期待が高まるところで映像は締めくくられています。

子どもにも孫にもひ孫にも見せたい映画

岡山県玉野市を舞台に物語が展開される本作ですが、中でも浩に扮した水川は、自身も岡山生まれ岡山育ち。「小学生の頃、毎年夏には宇野港からフェリーに乗って直島に行っては、“ここで撮影された映画に参加できたら最高なのになあ”と思っていました。実現できて本当に光栄です。将来子供が生まれたら確実に見せようと思います。孫にも見せようと思います。間に合えばひ孫にも見せます」と振り返り、本作が特別なものになった様子がうかがえます。さらに撮影中のエピソードとしてヤギとの撮影シーンを挙げ、「僕がヤギを散歩しながら水族館を巡るシーンで、何度もヤギに引きずり回されて何度も撮り直したのが印象的でした。結局ヤギに引きずり回されたシーンが使われていました」と舞台裏についても明かしました。

もぐらの身を削る熱演にも注目!

独特な空気をまとう拓を演じたもぐらも、「玉野のこんなにきれいな場所に、僕のような汚い人間が足を踏みいれていいのかと思いましたが、骨を埋めたくなるくらい自然と心が洗われる最高のロケーションでした」とコメント。空気階段がこぞって絶賛する玉野市ならではの絶景も大きな見どころとなっています。さらに撮影中については、「海のシーンで私は園さんとはしゃぐシーンがあって、監督から“激しめにはしゃいでください”と言われていたのですが、僕は軟骨がないので、痛みに耐えながらよく頑張ったな……と思いました」(もぐら)と苦労を吐露。もぐらの身を削る熱演はもちろん、『キングオブコント2021』で“コント日本一”の称号を得た空気階段ならではの、じわじわと笑いを誘うシーンの数々にも、ぜひご注目ください!

今だから言える撮影秘話も!?

また、11月13日(土)には池袋シネマ・ロサにて<公開記念舞台挨拶>が開催されます。
三宅伸((一社)日本競輪選手会岡山支部所属)、渚(尼神インター)、水川かたまり(空気階段)、鈴木もぐら(空気階段)、園都ら豪華キャスト陣が初登壇。

チケットは【FANYチケット】にて絶賛販売中です。

今だから言える撮影秘話も飛び出すこと間違いなしの本イベントにもご期待ください!
 
第一話・第二話でそれぞれ主演を務めた三宅伸((一社)日本競輪選手会岡山支部所属)、渚(尼神インター)らのコメントも届いています。


三宅伸((一社)日本競輪選手会岡山支部所属)コメント

【第一話 「美しき競輪」】

――本作に出演した感想は?

最初は映画!?主演!?ってあまりピンとこなかったんですけど、こんな貴重な体験なかなか出来ないので即答でしたね(笑) 現役続けてつくづく良かったと思いました。

――本作に出演したエピソードは?

撮影の裏側とか興味があったのでスタッフさんの大変さが見れて勉強になりました。真夏の撮影だったので休憩の度に日傘とかおしぼりを持ってきてくれてたんですけど、スターでもないので本当に申し訳なかったです(笑)

渚(尼神インター)コメント

【第二話「渚のバイセコー」】 

――本作に出演した感想は?

お話を頂いた時、タイトルが【渚のバイセコー】で、私の役の名前が渚で、渚のお父さん役がジミー大西さんだったので、これは絶対にドッキリやと思ったんですが、これがドッキリじゃなくほんまに映画のお話だった事にもっと驚きました。
でもこうやってご縁があって、岡山県玉野市の地域発信型の映画に出させて頂けた事、凄く感謝しています。
このご時世で撮影自体もギリギリまでどうなるか分からなかったみたいですが、玉野市の綺麗な風景と自然の中、街の温かい雰囲気と地元の方々に出会えて、無事撮影出来た事、たくさんの方々の協力とパワーのお陰で【渚のバイセコー】が完成したと思います。
改めてこの機会にちゃんとお礼言わせて下さい。お前らやるやん! ありがとうな!

――本作に出演したエピソードは?

撮影中色んな出来事が起こったんですが、中でも私が一番分からなかったのが、撮影前に監督に「私演技とかほんま得意じゃないので何かアドバイスあれば教えて下さい」と言ったところ、監督から頂いたアドバイスが「この渚は何の目標も興味も無くボーッと生きていたけどある日、自転車と出会って自転車に夢中になってしまうんです。渚にとってこの自転車はなくてはならない存在になるんです。なので、この自転車を恋人だと思って下さい」と言われて、失礼かもしれませんが、このアドバイスが理解出来なかったので、頂いたアドバイスは頭の中から捨ててまいました。
ただ、何言うてんねんって思われるかもしれませんが、私の大好物がセロリなので、自転車をセロリやと思って自分なりに一生懸命やりました。
玉野市の魅力が一杯詰まった作品になってるので、多くの方々に観て頂きたいです。そして、少しでも覚えていればでいいんですが、私が大好物のセロリくらいちゃんと自転車を愛せてたかもチェックして頂けたら嬉しいです。

水川かたまり(空気階段)コメント

【第三話「氷と油」】 

――本作に出演した感想は?

小学生の頃、毎年夏には宇野港からフェリーに乗って直島に行っては「ここで撮影された映画に参加できたら最高なのになあ」と思っていました。実現できて本当に光栄です。

――本作に出演したエピソードは?

僕がヤギを散歩しながら水族館を巡るシーンで、何度もヤギに引きずり回されて何度も撮り直したのが印象的でした。結局ヤギに引きずり回されたシーンが使われていました。
将来子供が生まれたら確実に見せようと思います。孫にも見せようと思います。間に合えばひ孫にも見せます。

鈴木もぐら(空気階段)コメント

【第三話「氷と油」】 

――本作に出演した感想は?

玉野のこんなにきれいな場所に、僕のような汚い人間が足を踏みいれていいのかと思いましたが、骨を埋めたくなるくらい自然と心が洗われる最高のロケーションでした。

――本作に出演したエピソードは?

海のシーンで私は園さんとはしゃぐシーンがあって、監督から“激しめにはしゃいでください”と言われていたのですが、僕は軟骨がないので、痛みに耐えながらよく頑張ったな……と思いました。

STORY ~3つの物語を自転車が紡ぎだす心温まるオムニバス映画~

【第一話 「美しき競輪」】 

Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」


街や競輪がクリーンなイメージを期待されている昨今。時代の狭間に取り残された中年競輪選手・大島(三宅伸)の物語。まだ引退する年齢ではないが、新しい流れに乗ることもできず、やきもきとした日々を過ごす。そんな彼に残されていたのものとは――。

【第二話 「渚のバイセコー」】 

Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」


三十路を過ぎた女性漁師の渚(渚・尼神インター)は、毎日瀬戸内の海へ出ていた。ある日、浜辺に打ち捨てられていた自転車を見つけた渚は、その自転車に魅了され、海には出ずに、玉野中を乗り回して離れようとしない。そんな渚を見かねた父(ジミー大西)が、その自転車を捨ててしまう。

【第三話 「氷と油」】

Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」


造船所で働く玉野市育ちの浩(水川かたまり・空気階段)と素直子(ゆりやんレトリィバァ)。突然、浩が仕事を辞め、オシャレなカキ氷屋で働き始める。それは東京から移住してきた美人のモモ(園都)が理由だった。浩に片想い中の素直子は、自分とは正反対のモモが気になって仕方がない!次第にぎくしゃくし始める素直子と浩。そんな二人の関係にあるきっかけを与えるのは、幼い頃から身近にあった“競輪”だった。

作品概要

たまの映像詩集「渚のバイセコー」 

Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」

出演:三宅伸((一社)日本競輪選手会岡山支部所属) 渚(尼神インター) ゆりやんレトリィバァ
江西あきよし ネゴシックス ハロー植田 鈴井優 ジミー大西 鈴木もぐら(空気階段) 水川かたまり(空気階段) 園都
監督:蔦哲一朗  
脚本:河村匡哉 蔦哲一朗  
協賛:公益財団法人 JKA 他  
制作協力:たまの地域映画制作委員会 ニコニコフィルム
制作・配給:吉本興業  
製作:株式会社チャリ・ロト
Ⓒ2021 たまの映像詩集「渚のバイセコー」  
60分/アメリカンビスタ/2.0ch

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