紅しょうが稲田がセンターのZiDol新曲テーマは「昭和のエロさ」! 9カ月ぶりライブで新コールも決定

kento fukayaがプロデュースする芸人アイドルユニット・ZiDol(ズィードル)が、3月16日(土)に大阪・味園ユニバースで約9カ月ぶりの活動となるワンマンライブを開催しました。ZiDolは、スーズ・高見、マユリカ・中谷、紅しょうが・稲田美紀、ニッポンの社長・ケツ、男性ブランコ・浦井のりひろという人気芸人が集まった「誰でも会える、お金にならないアイドル」。メンバーの多忙さゆえコンスタントな活動がままならないなか、この日は久々の集結&生パフォーマンスで、待望の新曲も披露しました。

出典: FANY マガジン
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YouTubeチャンネル「kento fukaya CH」発のプロジェクト『the idol』から誕生したZiDol。“強制オーディション”で集められた芸人5人が、さまざまな試練を乗り越え、真のアイドルへと成長していく姿が大きな反響を呼んでいます。2022年5月、大阪・よしもと漫才劇場でのデビュー曲『似非(えせ)デレラ』お披露目ライブを皮切りに、昨年2月には大阪・BIG CATで初ワンマンライブを敢行、6月には東京・新宿ReNYでの公演も成功させるなど、着実に実績を積み重ねてきました。

前髪を下ろした浦井にファン絶叫!

味園ユニバースといえば、持ち歌『today is まにまに』のミュージックビデオ(MV)撮影場所としても知られるZiDolの聖地。ファンはペンライトや推しメンのうちわを手に、開演をいまかいまかと待っています。

オープニングVTRに続いてステージに現れた5人は、おなじみの真っ赤な衣装に身を包み、「いくぜ! 味園ユニバース!」のシャウトとともにさっそく『today is まにまに』を披露。センターを務める浦井の新鮮な“前髪下ろし”スタイルにファンは絶叫、それぞれの歌パートでも歓声が上がります。

出典: FANY マガジン
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1曲目が終わると、プロデューサーのkentoが登場し、まずは“アイドル”のお約束であるキャッチフレーズ入り自己紹介から。大入り満員を喜ぶメンバーは、趣向を凝らしたうちわの数々に興味津々です。聞いてみると男性ファンやZiDolのライブは初めてという“ご新規さん”もいて、ファン層の広がりを感じさせます。プロのヘアメイクアップアーティストが手掛けた、個性豊かな髪型をめぐってもひと悶着。ケツの前髪アレンジや、中谷のアシンメトリーすぎるスタイルをイジって笑わせました。

待望の新曲は“スルメ曲”!?

今回のライブの目玉は、なんといっても待望の新曲披露。kentoいわく“昭和のエロさ”がテーマの「リピートしたくなるスルメ曲」だそうで、ファンの期待はいやがおうにも高まります。

紫の新衣装に着替えた5人が再び舞台に現れると、いよいよ新曲『赤裸々のリラ』がスタート! センターを務めるのは稲田です。

歌謡曲テイストに、どこかシティポップの趣も漂うキャッチーなメロディは、確かに昭和感たっぷり。さらに歌詞では“東京”をフィーチャーし、メンバーの大半が上京したいまだからこそ似合う、スキャンダラスかつセクシーな1曲に仕上がっています。ギターソロでは浦井がセンターに躍り出てエアギターで沸かせたほか、メンバーがワイドショーを賑わした有名人たちに扮するダンスも見もの!

出典: FANY マガジン
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緊張の初パフォーマンスを終えた稲田は、「浦井くんがヒーローすぎて……」とエアギターを称賛。ダンスの細かな種明かしが始まると、そのたび爆笑が起こります。ラストはZiDolの原点ともいえるデビュー曲『似非デレラ』で締めくくり。持ち歌3曲(今回、もうひとつの持ち歌『maddy muddy』はパフォーマンスなし)に全集中で臨んだ5人は、肩で息をしながらも弾ける笑顔を見せていました。

「仮病」「文豪」「自粛」のコール&レスポンス!

後半はいつも通り、5人がコーナーで大暴れ! 最初のゲームは「ZiDolは5人で一つ」。『赤裸々のリラ』が流れるなか、「けん玉」「水の入ったペッドボトルを放り投げて立たせる」「黒ひげ危機一髪で黒ひげを飛ばす」「5つのコップから普通の水を選び出して飲む」「お題に合った顔を作る」という5つのクエストに1人ずつ挑戦し、サビまでにすべて成功させなければなりません。トリを飾る顔担当に任命されたのはケツで、「握手会で自分の列にだけ誰もいないときの顔」を作ります。

出典: FANY マガジン
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けん玉担当の浦井は早々にクリアしたものの、2番手・ペットボトル担当の高見は大苦戦。二度目でようやく奇跡の成功を見せると、今度はケツが顔を作るタイミングを間違え、一同から「なんやねん、お前!」とブーイングを受けるはめに……。その後、何度担当替えをしても失態を見せ続けるケツに、稲田が「何ができるねん」とあきれるひと幕もありました。

YouTubeにアップされた過去の動画から、「どれぐらいZiDolの思い出を覚えているか」を試す『ZiDolクエスチョン』でも盛り上がったあとは、「まにまにコール&レスポンスを考えよう!」。

コロナ禍のさなかに誕生し、ファンの“声出し応援”がしづらかったことをふまえ、この機会に『today is まにまに』でファンが参加できるコール&レスポンス(=掛け声)を決めていきます。

出典: FANY マガジン
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各メンバーへのコールはkentoが考案済みで、中谷の歌パートには「仮病」、浦井には「文豪」、稲田には「ちゃん雪」あらため「Uber」、ケツのダンスソロには「夢みたい」というワードが当てられます。未決なのは、サビの「♪カモンベイベー!」「♪マジでベイベー!」のあとと、曲終わりの高見へのコール。サビ部分は、稲田の発案で浦井の双子の妹の名前「ほなみ」「まなみ」にすんなり決定。しかし、高見へのコールはなかなか「これ!」という案が出ません。

「言われたい言葉はないの?」ときかれた高見は、「“ようやった!”と言われたい」と回答。そこでkentoが「女性に“ようやった!”と言ってもらったあと、男性に“自粛しろー!”と言ってもらおう」と提案し、これで全コールが決まりました。

出典: FANY マガジン
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「また夏ごろに戻ってきます!」

ほかにも、ケツが自作曲『私上手く笑えなくて』をバラードバージョンで歌い上げる“休憩コーナー”や、『赤裸々のリラ』のMV撮影など、おもしろコーナーが続々。MV撮影では、なんと浦井が客席に降りてエアギターを! メンバーも「カッコいい!」と大絶賛したこのシーンは、「kento fukaya CH」で近日公開予定のMVに収められています。

出典: FANY マガジン
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最後は、『today is まにまに』コール&レスポンスの実践編。客席から全力のコールが湧き起こり、メンバーは思わず吹き出しながらも懸命にダンス。男性陣による「自粛しろー!」のど迫力と、高見の呆然とした表情のコントラストでも爆笑をさらいました。

エンディングでは、浦井が「すごい楽しかったです」と振り返り、稲田も「すごく盛り上がっていただいて。みなさんのおかげです」とファンに感謝。アンコールに応えて『赤裸々のリラ』を再度パフォーマンスしたあと、kentoが「ZiDolはまた夏ごろに戻ってきます!」と叫ぶと、客席からわれんばかりの拍手が起こっていました。


『ZiDol ONEMAN LIVE in OSAKA』の模様は3月23日(土)18:00までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

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