どうも芸人ライターの「天狗」の横山裕之です。
今回はザ・プラン9のお~い!久馬が2009年から毎月主催しているイベント「久馬歩責任編集 月刊コント」のライブレポートです。
このライブは、出演者の持ちネタのコントをお~い!久馬が全て繋ぎ合わせて、一つの作品にするという超人気イベント!
ここに、なんと今回はヒップホップグループのスチャダラパーが参戦!
久馬に一体どう料理されるのか……?
岡山出身の出演者が豪華!
出演者は、ザ・プラン9(お~い!久馬、浅越ゴエ、ヤナギブソン、コヴァンサン、きょうくん、爆ノ介)、次長課長(井上聡、河本準一)、ロングコートダディ(堂前透、兎)、空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)、蛙亭(イワクラ、中野周平)、スチャダラパー(Bose、ANI、SHINCO)という豪華メンバー。
今回のタイトルは「月刊コントルミネde岡山号~コントはブギー・バック~」ということなので、文字通り岡山出身者を含むコンビが出演しました。
蛙亭の中野周平、ロングコートダディの堂前透、空気階段の水川かたまり、次長課長はお2人とも、そしてスチャダラパーのBoseさんが岡山出身です。
エンディングでわかったのですが、スチャダラパーBoseさん曰く「このメンバーは岡山弁を普段人前で使うのが恥ずかしい」とのことでした(笑)。
最後の巻末コントで全てを回収!
今回はスチャダラパーの歌からライブがスタートしました!
Boseさんは「色んなところでライブやってきましたけど、まさかルミネでやれる日がくるとは思わなかった。みんな渋谷公会堂とか武道館を目指すけど、我々はこれを目指してきた。夢が叶っちゃった」と感動していました(笑)。
ヒップホップならではのコールアンドレスポンスもあり、最初から会場は大盛り上がりです!
ここから月刊コントでお馴染みのシルエットでメンバー紹介がされるコントへと続きます。
そしてザ・プラン9のコント「お会計」、ラジオパーソナリティの大前あやのことを愛するラジオネーム「イグアナ」という男の子が公開生放送に来たという蛙亭のコント「ラジオ」、パンを食べながら登校する堂前に、ぶつかりそうになりながらジャムを塗ろうとする兎によって展開されるロングコートダディのコント「ジャムおじさん」、コインランドリーで下着ドロボーをする男を更生させるために、洗濯機の中から出てくる変態警察官のファンタジーともホラーにも思える空気階段のコント「コインランドリー」、滑舌が悪い店員とお客さんのアドリブにも思える秀逸な次長課長のコント「不動産屋」とキャラが盛りだくさんのコントが続きます。
ブリッジのコントではスチャダラパーもコントに参戦!
まさかのBoseさんが空気階段の変態警察官の変わりに洗濯機に入るとは(笑)。
そして、この個性豊かでなんの繋がりもなさそうなキャラクターの数々をまとめる巻末コントへ!
あの人の彼氏があの人で、あの人の弟があの人など、もう……見ていて痛快で爽快でカオスなコントでした(笑)。
そして、最後はスチャダラパーのライブに戻り、名曲「今夜はブギー・バック」で終わりました!
今、聞いても最高な「今夜はブギー・バック」
エンディングでは、久馬が「各芸人からコントの台本が送られてくるけど、かたまりが赤ちゃんになった時はどうしようかなぁと思った。」と(笑)。
さすがの久馬も頭を抱えたそうです。
そしてコントにうまく溶け込めていたか不安なスチャダラパーに久馬は「空気階段のネタをちゃんとモニターでチェックして「こういう感じかぁ」とやっているのがもう芸人のムーブでしたよ」と絶賛していました。
そして、この「月刊コント」が今年の7月で毎月15年やっていると聞いたBoseさんが一言。
「気が狂っているよね?」と。
これに会場大爆笑でした!
スチャダラパーの「今夜はブギー・バック」が30周年ということで、4月26日に東京・NHKホールで「今夜はブギー・バック発売30周年記念ライブ『ぶぎ・ばく・べいびー』」を開催するとのこと!
そこで小沢健二さんとの30年ぶりとなるコラボ曲「ぶぎ・ばく・べいびー」を演奏するそうです。
久馬がそれに対抗して「僕らもたむけんと何か一緒に…」というと周りから「何も起きない!」と壮大なツッコミが(笑)。
最後の最後まで笑いが絶えない素敵なイベントでした。
次回の月刊コントは、4月1日(月)に開催いたします。皆さん是非ご期待ください!
月刊コント ピン号
4月1日(月)開場18:30/開演19:00/終演20:30
場所:阿倍野区民センター大ホール
料金:前売3500円・当日3800円(配信無し)
出演者:ザ・プラン9、佐久間一行、ヒューマン中村、兼光タカシ、今井らいぱち、らぶおじさん、田津原理音、ソマオ・ミートボール、真輝志、キャツミ、清川雄司、吉住(人力舎)