ガクテンソク奥田流 選挙での人や党の選び方『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.42

ガクテンソク奥田のGossip Times

国内外で噂されている、ニュース、芸能、オカルトなど、ウソかホントかわからない様々なゴシップを紹介。このコラムで是非『ゴシップ通』になってください。

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今月もよろしくお願いします。ガクテンソク奥田のGossip Timesです。

ここ数ヶ月間のテーマを見返してみますと、

・国債
・NISA
・選挙
・裏金
・経済

でした。

「どこがゴシップコラムやねん!」

というツッコミが聞こえてきそうですが、今の日本の状況を考えると、どうしてもこういうテーマになってしまうんです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

9月には自民党の総裁選があり、総裁選後には衆議院総選挙があるのかも?なんていわれています。先日、岸田総理が国賓待遇で訪米をされまして、アメリカ議会で演説をしたことで、支持率が少し上がったというデータも出てますから、おそらくこれは既定路線かなと思っていますが、果たしてどうなるんでしょうか。

岸田総理の訪米は、僕の感想としては、

『え? めっちゃあかんやん。』

なんですけどね。まぁこの辺りはいつか書きます。アメリカの大統領選挙で、トランプさんが勝った場合、おそらく今回の議会での演説を取り上げるときが来ると思ってますので。

さて、今年の秋に選挙があるならば、我々有権者の出番がやってくるわけですが、よく耳にするのが、

「誰を選んだらいいのかわからない。」

という声です。

非常によくわかります。なので今回は、成人してから全ての選挙に参加してきた、自称選挙マニアの僕が、僕流の選挙での人や党の選び方をお教えしたいと思います。

僕はアイドルオタクでもあります。いわゆる『推し』がいるわけです。これはめちゃくちゃ個人的な考えなのですが、推しのない人生は虚しいと思っています。

推しを推すということは、自分がお金を使うことで、推しが活動できる場所と時間を守るという意味があると思うんです。行きつけの食堂があったとして、ずっとその場所に存在していてもらうには、結局、足繁く通うしかないのと一緒です。

さらに、推しの活動範囲を広げることができるとも思っています。もっと大きな会場で、もっと大勢の人に知ってもらう魅力があると期待しているからです。行きつけの食堂をSNSで宣伝しまくって、チェーン店化まで持っていけると信じているわけです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

何かを好きになるという人間の心は昔からあって、その『好き』という感情の言い換えとして『推す』という言葉が生まれたのだと思うのですが、今使われている『推す』という言葉は、元来の『推す』から、少し違う意味合いが含まれ出している気がします。

元来の『推す』という言葉の意味は、自分のものにしたいという利己的なものだったと思うのですが、最近は、僕が上に書いたような、利他的な『好き』という意味が含まれてきていると思うのです。

もちろん、利己的なストーカー気質のオタクも存在しますが、利他的な仏のようなオタクが増えてきている気がします。

この利他的な感情の先はとても広がっていて、例えば推しの活動を支えてくれているスタッフさんやマネージャーさんも推しだしたりするし、推しが活動できているこの時代を推す人も出てくるかもしれません。なんなら、

「推しのいる時代に産んでくれてありがとう!」

と、両親を推す人まで出てくるかもしれません。この『利他的な推しを推す』という行為は、言い換えれば

有償なのに無償の愛

なんです。

「いや、さっきから何言ってんねん! オタクの自己弁護なんか知るか!」

わかります。けど、そういう人間が政治家になったら、国民のために働いてくれそうじゃないですか?

好きなものを推すというエネルギーはとてつもなく大きくて、スピルバーグは自分で自分のことを『OTAKU』と言っているのですが、そのエネルギーが革新的で歴史的な作品を生んだわけです。科学者や研究者もやはりオタクで、だからこそ新しい発見や技術が生まれてきたわけです。

逆に、何にものめり込めない、オタクにもなれない人は政治家になってはいけないと思います。

ということで結論です。選挙の時は、国民に推されようとしている人ではなく、国民を推そうとしているオタクを探してみてください。

「いやいや、どこがゴシップやねん!」

えーっと、それは本当にごめんなさい。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

※あくまでも本連載は個人の見解です。

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