沖縄県出身で現在も沖縄で活動している、初恋クロマニヨンの比嘉憲吾と申します。
今回は岩手県紫波町の活性化に挑むプロジェクトをご紹介したいと思います。
その名も「ノウルプロジェクト」。
「ノウル」=「農る」という意味で、農業を通して地域を盛り上げようという想いが込められているそうです。
11月1日(月)に行われた会見には岩手県紫波町の熊谷泉町長、株式会社オガールの岡崎正信社長、よしもとエリアアクションの泉正隆社長が出席しました。
「ノウルプロジェクト」
このノウルプロジェクトは岩手県紫波町、株式会社オガール、よしもとエリアアクションの3団体が仕掛けたプロジェクトなのですが、そのきっかけはとある一冊の本から始まったのです。
本、相談、タイミング
岡崎社長がノウルプロジェクトが動き出したきっかけを、リズムの良い口調と小学生にはまだ早いけど中学生でも理解できるような分かりやすい言葉で説明してくれました。
吉本興業の大﨑会長と坪田信貴さんの著書『吉本興業の約束』という本を読み、その中で吉本興業の理念である”人の為に動く”という言葉に感銘を受けたそうです。
そのタイミングで大﨑会長が岩手県紫波町に訪れ熊谷町長と対面する機会があり、熊谷町長が大﨑会長にご相談したらしいです。
「吉本興業さん紫波町で人材育成をしてくれませんか?」
紫波町は7つの小学校が廃校になることが決まっていて地域の方々が喪失感で溢れていたので、それに代わる何かを求めていたとのこと。
一冊の本で感銘を受けた企業。
大事な物を失ってその穴を埋めたい町。
地域創生に取り組んでる吉本興業。
時を同じくして3つの想いが上手く重なってノウルプロジェクトが動き出しました。
稼ぎながら学ぶ地方創生アカデミー
紫波町を活性化させるべくアカデミーが2023年4月に設立する予定です。
このアカデミーはドイツのマイスター制度から習い、技術やサービスを学びながら給料を稼げるカリキュラムが取り込まれています。
その中でも岡崎社長が強く伝えているようなな気がしたのが
「海外での研修を生徒1人で行ってもらう旅育、世界でも通用する人材の育成、子ども扱いしない教育」
を目指すということでした。
「お金を稼ぐことを学ぶ」ということが、紫波町を救う大きな一歩となる気がしてなりません。
2023年4月。本当に楽しみです。
最後に。
僕もお笑いで稼いで学びたいです。