南海キャンディーズ・しずちゃんとゆりやんレトリィバァが6月30日(水)、都内で開かれたグリーン電力サービス「しろくま電力(ぱわー)」の事業戦略と新テレビCMの発表会に出席しました。新CMで2人は脱力系ダンスに挑戦。その撮影秘話や、この日のテーマである「脱炭素」について、終始ボケながら笑いの絶えないトークを繰り広げました。
「もっとゆるく」と初めての注文…
「しろくま電力」は、二酸化炭素を出さない「脱炭素」を目指したグリーン電力を、法人・個人向けに提供する新電力サービス。しずちゃんとゆりやんがそれぞれ出演するのは、同社の新CM「脱炭素ダンス」(しずちゃん篇とゆりやん篇)で、イメージキャラクター・ぱわーくんとともに、“脱力感”をテーマにした「脱炭素ダンス」を披露します。
イベントでは、その撮影の様子が話題に。しずちゃんは「ふだんの仕事では『テンションを上げてください』と言われるんですけど、(この撮影では)『もっとゆるくしてください』っていう初めての注文が来て。不思議な体験でした」と、さっそく“脱力”エピソードを披露します。
一方、CM撮影の順番が先だったというゆりやんは、「交代するとき、しずさんに『ほんまのしろくまが檻に入ってます』って言いました」といたずらっ子のような表情。ちょっとしたドッキリを仕掛けられたしずちゃんは、「変なウソついてきよった!」と憤りながらも、「ウソでよかったです」とホッとした様子でした。
2人がこの夏に“脱したい”ことは?
その後、脱炭素にちなんで、「この夏、脱○○したいこと」をそれぞれ発表することに。
しずちゃんはフリップに「脱スマホ」と書き、「できれば捨てたい。依存してるというか、意味なく見ちゃうんです。ヘビが脱皮する動画とか無駄に見ちゃうので、なにかいい方法はないかなと思ってます」と理由を説明します。
対策として、見たくない写真を待ち受け画面にすれば、自然とスマホを手に取る回数が減るのではないかと考えているそうで、「いま、待ち受け画面を(韓国の俳優)パク・ソジュンにしてるからよくないのかな。パク・ソジュンから(相方の)山里亮太に変えてみようかな」と笑いました。
一方、ゆりやんが書いたのは「脱毛」。「脱皮もしたかったんですけど……」と理由をいろいろと説明しますが、要は「ただ、書きたかっただけでした」とのこと。最終的には、ぱわーくんの書いた答えを“横取り”し、フリップの「毛」の文字を「炭素」に書き換えて「脱炭素」に。しれっと「私も(ぱわーくんと)まったく同じことを思ってました」と主張していました。
あの夫婦かと思いきや…
その「脱炭素」は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを抑制する取り組みとして世界的な課題になっています。「CMに出させていただいたことで、考えるきっかけをもらえました」としずちゃん。ここまで冗談ばかり言っていたゆりやんも、「自分の住んでる地球を大事にするという意味でも、(CMを見て)脱炭素についてみなさんにも気にしてもらいたい」と真面目にコメントします。
「しろくま電力」を勧めたい人はと聞かれると、しずちゃんは「ぜひ使ってほしいのは、お世話になってるあの夫婦しかいないですよね……」ともったいぶってから、「滝川クリステル夫妻」と回答。
「違うやろ! 山里さん夫妻かと思いましたよ!」とツッコむゆりやんですが、自分の番になると、「このようなCMに出させていただけるようになったのも、背中を見せてくださった方のおかげ。お礼を言いたいですね。……滝川クリステルさんに」とお約束のボケ。逆に、しずちゃんから「ぜんぜん違うやん!」とツッコみ返されていました。
2人が出演する「しろくま電力(ぱわー)」の新CMは、7月2日(金)から放映がスタートしています。