「第二回全国お笑い大会」優勝は大阪代表・元プラスマイナス兼光! 「同情票ちゃいます？」と本人も驚き

日本でいちばん面白い都道府県を決める『第二回 全国お笑い大会』が6月14日（金）に大阪・なんばグランド花月で開催されました。出身地を背負った芸人たちがジャンル、芸歴不問で競うネタバトルで、第一回は『THE SECOND 2024』チャンピオンのガクテンソクが兵庫代表として出場。今回は同じ兵庫代表として『THE SECOND 2024』でも健闘したタモンズが兵庫勢の連覇をかけ参戦するなど、注目のメンバーで熱い戦いが繰り広げられました。

高校球児さながらの入場シーン

大会冒頭、出演メンバーたちが、それぞれの府県が書かれたプラカードを手にステージへ登壇しました。先頭の前回優勝県、兵庫代表のタモンズは優勝旗を手にしています。

ステージに出身県とコンビ名が書かれたプラカードが並ぶ様子は、本物の甲子園のよう。違いは、整列している“選手”が球児か芸人かだけです。

まさかの代表選出理由は!?

MCのキクチウソツカナイ。が各出場者に意気込みを聞いていきますが、それぞれがここぞとばかりにボケていくのは、やはり芸人。

タモンズが「（兵庫代表は）ダウンタウンさんが出られないから我々に」と選考理由についてボケると、兼光は「大阪代表なのでオール阪神・巨人師匠、西川きよし師匠を倒してきた」と応じます。「いま日本でいちばん優しくしてもらってる芸人です」と、コンビ解散ネタをぶち込んでくることも忘れません。

前回からの連続出場となるのが鹿児島代表のキンボシと広島代表のツーナッカン。キンボシが「前回スベったので爪痕を残しに来た」と話すと、ツーナッカンは「前回めちゃくちゃウケた！」と自画自賛しつつ、「絶対優勝と思ったら8位だった」と笑わせました。

そして、いよいよバトルスタート。厳正な抽選で15組が3ブロック5組ずつに分かれて戦います。ネタ尺は6分。審査員は観客と配信視聴者で、各自が面白いと思った3組に投票し、同点だった場合には人口の少ない都道府県の順位が上になります。

Aブロックは、くらげ、気になるあの娘、ツーナッカン、兼光タカシ、グランジ。セットをうまく使ったコントやしゃべりとモノマネで盛り上げました。

Bブロックは、タナからイケダ、武者武者、スーパーサイズ・ミー、鬼としみちゃむ、キンボシ。言葉のチョイスとテンポのいいネタ、ユニークな設定のコント、キャラを活かしたしゃべりなどで笑わせました。

Cブロックも、個性派揃い。ナナ、中山女子短期大学、ドーナツ・ピーナツ、レインボー、タモンズという組み合わせ。会場全体に響きわたる歌ネタ、しっかりとしたしゃべりネタ、勢いのあるコントなどバラエティに富んだ内容でした。

ご当地自慢のはずがディスりネタに

全出演者のネタが終わると、いよいよ集計タイムです。ステージには改めて出演者全員が勢ぞろいします。

集計の間に各府県の自慢をトークするはずが、途中から自慢なのか、ディスっているのかよくわからないネタが連発。なぜか地元自慢以外に、吉本新喜劇の川畑泰史や島田一の介のエピソードも飛び出すなど大いに盛り上がりました。

そして結果発表。優勝者は、大阪府代表の兼光！「マジで同情票入れてくれたんちゃいます？」と驚きの表情の兼光は、「うれしい！ ピン芸人になって初めての賞レース！」と笑顔を見せ、最後にオール巨人のモノマネで「みんな、おもろい」と締めくくりました。

大盛り上がりで幕を下ろした『第二回 全国お笑い大会』。7月には第三回の開催が決定しています。次回は、第一回大会の優勝コンビで、その後『THE SECOND 2024』にも優勝して波に乗るガクテンソクと、『UNDER5 AWARD 2023』優勝の金魚番長が登場し、世代を超えた“チャンピオンバトル”が勃発します！

『第二回 全国お笑い大会』の模様は6月16日（日）19:00までオンラインで見逃し視聴ができます（チケット販売は同日正午まで）。

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公演概要

『第三回　全国お笑い大会』
日程：7月12日（金） 18:30開場　19:00開演
出演者：
【北海道代表】キャベツ確認中／【宮城代表】バクコメ／【福島代表】かたつむり／【群馬代表】5GAP／【東京代表】金魚番長／【千葉代表】チーモンチョーチュウ／【福井代表】スカチャン／【大阪代表】span!／【奈良代表】ラフ次元／【和歌山代表】イシバシハザマ／【兵庫代表】ガクテンソク／【高知代表】ライムギ／【山口代表】鉄人小町／【鳥取代表】苺ちゃん／【福岡代表】クロスバー直撃

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