今年2月に東京吉本から大阪吉本に移籍したロザン(菅広文、宇治原史規)によるライブ『ロザンのトーク』が、6月21日(金)に大阪・HEP HALLで開催されました。2人が自由に和気あいあいとしたトークを繰り広げるこのライブは、これまで東京で隔月開催されてきた人気イベント。記念すべき大阪初回公演には、吉本新喜劇の千葉公平、アキナ(山名文和、秋山賢太)が登場し、ここだけの赤裸々トークを展開しました。
菅が著書「京大芸人」の意外な話を暴露!!
待望の大阪でのトークライブということもあり、前売りチケットは完売! ステージが始まると、さっそく満席のお客さんから大きな拍手が起きました。
今回の舞台となったHEP HALLは、ロザンの2人がまだ“若手”と呼ばれていた時代に賞レースの予選会で訪れたことがあるそうで、菅は「懐かしくない!? ここ出たことあるで、オレら。20数年前やな」としみじみ。
一方、宇治原は「『WEST SIDE』のPVを、(会場のあるHEP FIVEの)観覧車で撮ったのは覚えてる」と語ります。「WEST SIDE」とは、20年以上前に大ブレイクしたロザンとランディーズ、キングコングによるダンスユニットです。
2人のトークはゆる~く進行しながら、菅の不思議な行動の話題へ。とある日の劇場出番終わり、楽屋で目撃した菅の奇行について宇治原は「怖くて……なんて声をかけていいのか、わからへんかった」と振り返ります。菅のナゾの行動や発言は珍しいことではないらしく、宇治原から次から次へとエピソードが繰り出されました。
当の菅は「ぜんぜん気づけへんかった……」と苦笑い。菅がそんな言動をする理由について、宇治原なりに分析しました。
続いて菅の著書『京大芸人』の話へ。菅は「ここだけの話やで」とことわりを入れたうえで、意外なオファーの話を暴露し、予想の斜め上をいく顛末に宇治原もお客さんも大笑いです。
菅と宇治原の“パパの顔”も覗き見!
ほかにも、ロザンの素顔が垣間見られるクロストークが続きます。プライベートではパパの顔も持つ2人ですが、宇治原の子どもは近ごろ使う言葉が増えて、四字熟語やことわざも口にするようになってきたといいます。ある日、子どもが宇治原のことをお友だちの親に、ある四字熟語を使って紹介し始めたという珍ハプニングを紹介しました。
さらに、宇治原ファミリーが東京へ旅行したときの、子どものオモシロ発言も飛び出します。一方、菅は子どもと散歩中に起きた、ちょっと困ったエピソードを披露。会場はほっこりとした笑いに包まれました。
アキナ・秋山は妻に怒られてばかり!?
イベントもいよいよ終盤に差し掛かったところで、ゲストの千葉公平とアキナの2人がステージに登場! アキナは、東京・ルミネtheよしもとで開催された2016年の『ロザンのトーク』にゲスト出演したことがあるとのこと。千葉も、前回のロザンとの共演はコンビ(ギンナナ)を組んでいた2011年ごろ。どちらも、かなり久しぶりの共演です。
5人でのトークは、アキナ・秋山からの「奥さんに、怒られることってありますか?」という質問に、菅が「全然あるよ!」と答えてスタート。秋山は「僕、子どもができてから、死ぬほど怒られるんです」と打ち明けます。しかし、妻の意見が正しいため、「ぐうの音も出ない」そうで、秋山の怒られエピソードに会場は大爆笑!
また、今年4月に同じ新喜劇座員の鮫島幸恵と結婚したばかりの千葉は、「怒られたり、ケンカしたりはない」と明かしますが、アキナ・山名が「いまからお子さんが生まれると、鮫島さんは秋山君の奥さんくらいになると思う」と予言!?
先輩パパたちのエピソードに危機感を持ったのか、千葉から「子どもが産まれてから、やっちゃいけないことを聞いておきたいです!」と質問が飛び出すなど、終始ほのぼのトークでお客さんを沸かせました。