前回王者・令和ロマンが今年もM-1参戦表明! 2年連続優勝の原動力は「昨年奪われた1000万円を取り返す」

今年で20回目を迎える漫才頂上決戦『M-1グランプリ』。8月から始まる予選に先立ち、6月26日(水)に東京・ヨシモト∞ホールで開催発表の記者会見が行われました。そしてその場で、なんと前大会王者の令和ロマンが今大会への参戦を表明! そのほか、昨年のファイナリストや期待の人気芸人たちが並び、意気込みを語りました。

出典: FANY マガジン
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「史上初のちょんちょんが見たい」

大会のエントリーは、会見当日からスタート。8月1日(木)に始まる1回戦から予選が始まり、前大会の準々決勝進出者は2回戦から出場することになります。また「ナイスアマチュア賞」「ベストアマチュア賞」「ナイスキッズ賞」「ジモトスター賞」も引き続き行われます。

この日、MCを務めたのは麒麟・川島明とABCの斎藤真美アナウンサー。会場には令和ロマンのほか、昨年のファイナリストのカベポスター、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、マユリカ、モグライダー、ヤーレンズ、今回の決勝進出が期待されるダイタク、トム・ブラウン、ナイチンゲールダンス、フースーヤ、ロングコートダディが登場し、エントリーを宣言しました。

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まずは前回の大会で、芸歴6年目にして王者に輝き、今大会への参加も表明した令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)。優勝トロフィーに刻まれたコンビ名を見たくるまは「初めて現物を見ました」と喜びながら、今年も優勝して「史上初のちょんちょん(繰り返し符号の「〃」)が見たいですね」と意気込みます。

ネタについては「掘り起こしては捨て、掘り起こしては捨てを繰り返してる」と現状を明かしながら、「今年は(相方の)ケムリ先生の年にしたい」と宣言。前回の優勝賞金1000万円について、事前の約束どおり全額をくるまに渡したというケムリは「今年のモチベーションとして、昨年奪われた1000万円を取り返すためにやります」と気合いを入れました。

マユリカが「脱キモダチ」を宣言!?

3年連続ファイナリストの真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)は、川北が「今日、オズワルドが来てないんですけど、今年は注目されないでしれっと(決勝に)出たいと言っていた。なので、オズワルドに要注目です」とライバルの思惑を暴露します。

カペポスター(永見大吾、浜田順平)は、前大会の決勝でネタのオチで噛んでしまった浜田が、「あれ以降、僕が甘噛みするたびに変な笑いが起きている。母親が生花教室に通い始めたんですけど、自己紹介でちょっとだけ噛んだらめちゃくちゃウケたみたいです」とまさかの影響を報告。「今年は最低決勝、そして噛まずにやりきるというのも目標にしたい」と意気込みました。

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一方、決勝進出の影響力が大きかったと語ったのは、ダンビラムーチョ(大原優一、原田フニャオ)。大原は「長野県でレギュラー番組が始まりまして。あと、山梨で出てる『ててて! TV』が今年4月からTVerで見られるようになりました」と報告します。前回の決勝で笑神籤プレゼンターの読売ジャイアンツ・岡本和真選手のサインをもらったことから、原田は「いろんなプロ野球選手にサインをもらえる仕事も増えました」と語りました。

前回の決勝キャッチコピー「ずっとキモダチ」で、今回の会見も呼び込まれたマユリカ(阪本、中谷)は、「この1年間、ずっと呪いみたいに(そのキャッチコピーが)続いている」と嘆きます。阪本は「今年も決勝へ行って塗り替えたい。上塗りせんとずっとキモダチのままなんで」と2年連続の決勝進出を誓いました。

ロコディ・兎「堂前の横でできるのもラストかな」

後半は、今大会の決勝進出が期待される5組が登場!

出典: FANY マガジン
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芸歴制限でラストイヤーとなるロングコートダディ(堂前透、兎)は2021年、2022年以来の決勝を狙います。兎が「決勝の舞台は4分間、真っ白になる。もう1回(あの体験を)やりたいなって。まぁ、堂前の横でできるのもラストかなと思ってるんで……」と言い出したことによって、「え? 解散?」と周囲は騒然。慌てて「解散はしないです!」と訂正していました。

初の決勝進出を目指すラストイヤーのダイタク(吉本大、吉本拓)は、大が「恥ずかしい」と呟きますが、拓は「今年はいいと思う」と決勝への手応えを明言。「われわれ、年末のM-1決勝が近づいてくると顔が似てくるとよく言われるんです。けど、今年は春から似てるんです」とその根拠を説明しました。

出典: FANY マガジン
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前回の敗者復活戦が話題となったフースーヤ(田中ショータイム、谷口理)は、谷口が「毎年、この会見は東京でやられてますけど、僕らは大阪所属なので、優勝して来年の記者会見は大阪で。MCは川島さんではなく、ちゃらんぽらん冨好さんにやってもらいたい」ときっぱり。

同じく敗者復活戦でBブロックの勝者となったナイチンゲールダンス(中野なかるてぃん、ヤス)は、そのときの喜びのポーズが「楽屋にいる先輩方のなかで話題になっていたらしい」(中野)とのこと。ガッツポーズで喜ぶ中野の横で、ヤスがサッカーのスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスのようなポーズを決めていたそうで、川島は「今年は優勝でそのポーズが見たい」と期待を寄せました。


『M-1グランプリ2024』公式サイトはこちらから。

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