ランパンプス・寺内ゆうきが『第9回国際将棋トーナメント』の日本代表に選出されたことが発表されました。
「日本の誇りを背負って戦います!」
『国際将棋フォーラム』は将棋の国際普及・国際交流を目的とし、世界各国の代表として選抜された選手が集うイベントです。寺内が日本代表として参加する『第9回国際将棋トーナメント』は、東京都・新将棋会館で2024年11月7日(木)~9日(土)の3日間にわたって開催されます。
寺内は吉本きっての将棋愛好家の一人で、昨年行われたBSよしもとの『第1期 吉本芸人将棋最強トーナメント』にも出場しています。
FANYマガジンでは寺内にアンケート取材を実施しました。
――いつから将棋を始めましたか、始めた経緯を教えてください。
小学校の頃にルールは覚えていたとは思いますが、ハマったのは芸人を始めてからです。
楽屋で先輩に将棋を指そうと誘われて、対局しました。僕の方がその先輩より頭がいいと思っていたので負けるはずがないと思っていたのですが、コテンパンに負けました。「棒銀」という作戦だと言われ、悔しくてその日の帰り道に棒銀対策を買いました。そして1週間勉強したら、勝てたんです。勉強すれば強くなれるゲームだぞ。と思い、そこからのめり込みました。
今は将棋を観戦するのも好きで、指すのも観るのも毎日の日課になっています。
――どのくらい将棋をしていますか
毎日指しています。将棋ウォーズというオンライン対局できるアプリがあるので、対局しやすいです。しかしそのアプリは1日3局までで、課金すれば指し放題になるのですが、課金すると他のことに手をつけられなくなるので我慢して1日3局だけさしています。他にもスマホには詰将棋という将棋のパズルやプロ棋士の将棋中継のアプリが入っているので、時間さえあれば将棋に触れています。
――どんな人と戦ってきましたか
都内にも将棋をさせる道場があって、そこでは将棋好きのおっちゃんやお子さんとたくさん将棋を指しました。
劇場の楽屋には僕が用意した将棋の盤駒があるので、将棋好きな芸人と対局します。「自由に使ってね」と書いてはいるのですが僕しか使ってませんね。
また、「吉本芸人と金チャンネル」というyoutubeをやっていて、その撮影でプロの棋士の先生と対局させていただける機会もありました。
――日本代表になった時の気持ちは?
将棋が好きでずっとやってきたので、日本代表に選んでいただいて本当にびっくりしています。藤井聡太竜王名人のお言葉を借りるなら僥倖です。芸人の中でも一番将棋が好きだという自負はあるので、頑張って世界の将棋好きといい将棋を指したいなと思っています。棋士の先生からも頑張ってと言ってもらえたので、日本の誇りを背負って戦います!
――将棋国際フォーラム2024への意気込みを!
日本の文化である将棋で世界の人々と交流できるなんて最高の機会です。日本代表になったからには、頑張って結果を出したいです。そしてそれ以上に将棋の魅力がもっと世界に広まるような活動ができればなと思います。
なので、当日は各国の代表の方々と交流してみんなで打ち上げをしたいです。そこで仲良くなって吉本の劇場に来てもらいます!
大会ホームページはこちら