吉本新喜劇の間寛平ゼネラルマネージャー(GM)が、京都・よしもと祇園花月では初めてとなる座長公演を7月17日(水)~21日(日)まで行っています。このステージには、寛平GMのほか、辻本茂雄、やなぎ浩二、中條健一といったベテランや、勢いのある中堅・若手たちが出演。寛平GMたちがお馴染みのギャグを連発して13周年の祇園花月を盛り上げた公演初日の様子をレポートします。
寛平と辻本が鉄板のボケ合戦
今回の新喜劇は「旅館にアイドルがやって来る!」。花月旅館を舞台に、アイドルの意外な過去や恋模様が絡み合うストーリーです。オープニングから小西武蔵、たかおみゆき、服部ひで子、信濃岳夫といったメンバーがギャグを連発。そこから元気いっぱいの若手たちが続々と登場し、客席は笑いが止まりません。
寛平と辻本、やなぎは意外すぎる配役で登場。3人が舞台に姿を見せただけで、会場から笑いが起こります。寛平のセリフがおぼつかなくなると、辻本がすかさず「どつきまわすぞ!」と鋭いツッコミ。続いて信濃がセリフを噛みかけると「オマエもどつきまわすぞ!」と辻本が切り込んで会場は爆笑に包まれます。
そこからアドリブが加速して収拾がつかなくなり、辻本から「おい! アドリブもエエ加減にせえよ!」と再びツッコミが。しかし、寛平は意に介さずギャグ「うらやましー!」を発動。さらに寛平と辻本の鉄板やりとり、名前を尋ね合うボケが始まり、観客だけでなくステージのボルテージも上がります。
最後までアドリブ連発!
中盤には、平山昌雄と野崎塁も登場。野崎は辻本からの愛のムチを連続で受けつつ、「キターッ!」やなどの持ちネタを披露しました。平山は辻本のイジリを無視して芝居を進めるシーンもありましたが、結局、一発ギャグをムチャぶりされて豪快にスベります。
そして物語は大どんでん返しのエンディングへ。ラストまでアドリブ、ボケが連発する爆笑ステージになりました。
寛平GMの祇園花月初座長公演は7月21日(日)まで。そしてこの舞台の模様は、9月5日(木)にBSよしもとでオンエアされる予定です!