麒麟川島、サックス披露で感無量「泣くから…」 藤井隆プロデュースアルバムで記念ライブ麒麟川島、サックス披露で感無量「泣くから…」 藤井隆プロデュースアルバムで記念ライブ

お笑いタレントの藤井隆が主宰する音楽レーベル「SLENDERIE RECORD」のニューアルバム『SLENDERIE ideal(スレンダリー・アイディアル)』の発売を記念したライブ『SLENDERIE RAYO live ideal(スレンダリー・ラージョ・ライブ・アイディアル)』が、11月7日(土)にサンリオピューロランド(東京都多摩市)で開催されました。

ふだんの顔とは一味違う人気芸人たちの“本気”の熱演に、会場も大盛り上がりとなりました。

出典: FANY マガジン
©1990, 2020 SANRIO CO., LTD.

10月28日(水)にリリースされた『SLENDERIE ideal』は、藤井が全面プロデュースした1枚で、クリエイターにシンガーソングライターの堂島孝平や、プロデューサーでアレンジャーの冨田謙らを迎えたほか、俳優の伊礼彼方やタレントの早見優、さらに、多くの人気芸人らがアーティストとして参加しています。

今回のライブには、アルバムに参加したアーティストから、暗黒天使、麒麟・川島明、フットボールアワー・後藤輝基、椿鬼奴、とくこ、早見優、藤井隆、レイザーラモンRGが出演。クリエイターの堂島と冨田も登場し、アルバム収録曲を中心に充実したステージを見せました。

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7分のオープニングに「長っ!」

ライブは、アルバムでも1曲目である冨田の「ideal」で始まりました。

ダンストラックの軽快なビートに乗せて、メンバーとサンリオキャラクターのポチャッコ、アグレッシブ烈子、リトルツインスターズ(キキ&ララ)が登場。ノリノリでステップを踏み、「テルキン(後藤)!」「ユウ(早見)!」とメンバー紹介が始まります。そのまましばらく続くリズム……。

「久々にお客様のお顔を見ることができて興奮してしまいまして、このオープニングナンバーですが、約7分聴いていただきました」

藤井がこう挨拶すると、さっそく後藤をはじめとしたメンバーから「長っ!」とツッコミが入ります。

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ここから、いよいよ人気芸人たちのパフォーマンスの時間。RGは、アルバム収録曲の「アクアマリンのままでいて」とシングル曲「いただきます」を熱唱。「アクアマリン~」は、カルロス・トシキ&オメガトライブのカバ-曲です。

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とくこは「T.T.S」を披露しながら、アンミカや西田ひかるのモノマネをして会場を笑いに包みます。

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続く「Dirty Angel」を熱唱した暗黒天使は、そのパフォーマンスに満足した様子。

「自分の生き様を歌詞に込めて書いたので、その気持ちを思い切りぶつけられました。明日も生きていけると思います」

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「鬼滅」風の衣装で架空アニメ主題歌

曲の合間のMCでは、藤井が堂島に感謝の意を伝えます。

「今回のアルバムで力を貸していただきました。担当していただいた楽曲はもちろん、そうじゃない曲までもご相談させていただいて」

そんな藤井の言葉に、堂島も「本当に素晴らしい作品になりました」と応えます。

冨田も「(アルバム)制作が始まってすぐにコロナになって、どうなるか分からなかったですけど、今日こぎつけられて本当によかったですね」と語りかけました。

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鬼奴は、大人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎風の衣装を身にまとって登場。架空アニメ「超空のギンガイアン」の主題歌「運命のリビルド」を歌い上げると、その後、アグレッシブ烈子がステージに登場し、架空スピンオフアニメ「宇宙孤児イブキ」のエンディングテーマ「Love’s Moment」をパフォーマンスしました。

作曲を手掛けたのは堂島。作詞を担当した鬼奴がこう語ります。

「『エンディングみたいなものをお願いしたい』と申し出たら、“これはエンディング以外にはない”って曲を書いてくださった。本当に嬉しかったです!」

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プロデューサー藤井の指導が「ムズい」

さらに、今回のアルバムから「SLENDERIE RECORD」のメンバーとして新たに参加したフットボールアワー・後藤と麒麟・川島のパフォーマンスが始まります。

アルバムに収録された故・本田美奈子.さんの「悲しみSWING」を熱唱したのは後藤。そのアレンジと歌声に、早見が「すごく色っぽい」と賞賛します。

「美奈子.ちゃんの歌もいいんだけど、(アレンジ曲は)後藤さんのものになっていて素晴らしい」

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一方の後藤は、レコーディング時のプロデューサー藤井の指導が“独特”だったと振り返りました。

「『後藤くん、この女性はさっきまで男性に会われへんかってん。でも、会えるようになってん。その女心でいこ!』って……(表現するのが)ムズッ!」

川島が「M-1」並の緊張感

ここで、アルバムで華麗なサックスプレイを披露した川島が緊張気味に登場。サックスを手に表情が硬い彼に、後藤が「舞台袖で『M-1』みたいな顔になってたで?」とツッコみます。

川島が歌うオリジナル曲「where are you」の作詞を担当したのは神田沙也加。藤井が「神田さんの書く文章が本当に好きで、いつの日かお仕事したいと思っていた夢が叶いました」と紹介し、川島の演奏と熱唱が始まりました。

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観客から万雷の拍手が送られると、川島は「ちょっと泣くからやめてください」と感無量の様子。続けて、アルバムに収録されているフジファブリックの名曲のカバー曲「若者のすべて」を歌いました。

そしてトリを飾ったのは早見の「Right here Right now」。美しい歌声はもちろん、見事なダンスステップを披露して、会場を盛り上げました。

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アンコールはリトルツインスターズ(キキ&ララ)の登場から始まり、早見の「誘惑光線・クラッ!(DE DE MOUSE back to night mix)」と藤井の「Dark Night」に続きます。そして2回目のアンコールでは、藤井が1人で登場し、平成の大ヒット曲「ナンダカンダ」を披露。会場はもちろん、オンラインで視聴していたファンも大満足のステージとなりました。

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アルバム概要

『SLENDERIE ideal』

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©SLENDERIE RECORD

価格:3,000円+税
参加アーティスト:暗黒天使、伊礼彼方、麒麟・川島明、フットボールアワー・後藤輝基、椿鬼奴、とくこ、早見優、藤井隆、レイザーラモンRG
参加クリエイター:ARAKI、神田沙也加、澤部渡(スカート)、斉藤伸也(ONIGAWARA)、堂島孝平、冨田謙、ニンドリ、PARKGOLF、パソコン音楽クラブ、YOU
発売元:SLENDERIE RECORD / よしもとミュージック

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