2025年2月24日(月・振替休日)開催の大阪マラソン2025のランナー募集(総数3万4000人)が、7月23日(火)から始まりました。この大会は大阪・関西万博の開幕直前の開催となることもあって早くも盛り上がりを見せていますが、「マラソンに挑戦してみたいけど、初めてだから不安」「いままでの大阪マラソンとは違うのか?」「そもそも大阪マラソンってどんなもの?」という人たちもまだいらっしゃるのでは……!? そこで、わたくし芸人ライター・茜250ccの善家カズマサが概要発表記者会見に出席して、皆さまの気になるところ、大会の魅力などをたっぷり取材してきました。
「記録が狙える高速コース!」
ファニマガで既報の通り、会見は7月16日(火)に大阪市内で行われました。まずは大阪マラソン組織委員会会長の松本正義氏(関西経済連合会会長)が「これまで以上の感動を提供します」宣言すると、大会組織委員会顧問の吉村洋文・大阪府知事、横山英幸・大阪市長、アンバサダーのアンミカさん、間寛平さん、小渕健太郎さん(オンライン)、山中伸弥さん(ビデオメッセージ)、そしてスペシャルサポーターの糸井嘉男さん、岩田稔さん、小椋久美子さん、福士佳代子さんが次々と登壇、紹介されました。
大阪マラソンのコースは折り返しとアップダウン(道の起伏)が多いことで知られていますが、前回大会から折り返しやアップダウンを減らすなどコースが刷新され、「記録が狙える高速コース!」「初めてでも参加しやすい大会!」に“大変身”しました。フルマラソン42.195キロに加えて、将来の競技人口の拡大を目指した「720<なにわ>マラソン」として、ランの部7,2キロ、車いす部門として約720メートルのコースも設けられます。
2月開催でも”温かい”マラソン大会
組織委員会顧問の吉村知事は、大阪マラソンの魅力について「ほかのマラソンと違うところは人情のすごさ。温かみや人情のあふれる大会だ」と語ります。なんと昨年、沿道に集まった観客は約100万人! “人情のまち大阪”から降り注ぐ100万人の応援を想像しただけでワクワクしますね。
第2回からランナーとして参加しているミュージシャンの小渕さんは、「声をかけて一緒に走ってくれたランナーの方や、沿道からの『がんばれ!』の声援、それらが楽しくて楽しくてたまらなかった」と語り、アンミカさんも「参加者もユニーク! 人生観が変わるマラソン!」とアツく語りました。
また、大阪マラソン名物の給食サービス「まいどエイド」は当然、来年も設置予定で、横山市長は「かつて走ったとき、30キロあたりで商店街の方からいただいて食べたバナナが死ぬほど美味しかった」と話し、聞いているだけで大阪の人情を感じとることができました。
さらに大阪マラソン2025の大きなトピックスのひとつに、ランナーの着替えがすべて室内になる、ということが挙げられます。防寒・雨天対策も強化され、例年よりもさらに”温かい”大会になること間違いなしです!
間寛平「大阪マラソンにも笑いが必要。いろんな芸人を駆り出しますよ」
松本会長は、大阪マラソンを「名所を駆け抜ける大会」と表現しました。コース中に「道頓堀」「京セラドーム」といった大阪の名所を織り込んで、最後は「大阪城公園」でゴールします。
間寛平師匠は「やはり笑いが必要。いろんな芸人を駆り出しますよ。島田珠代に走ってもらってパンティテックスしてもらおかな」とニヤリ。みなさんも、芸人と一緒に大阪マラソンを走れるかも!?
そんな寛平師匠は昨年、吉本新喜劇GM(ゼネラルマネージャー)として7,2キロチャレンジに参加しましたが、スタートから降り出した小雨で白いポンチョを頭から着用していたため、ゴールまで沿道のファンに気づかれずに寂しい思いをしたのだとか。
名所を駆け抜けて芸人と一緒に走れる。そして、走りながら”大阪”を感じられるのが、大阪マラソンの魅力ですね。ちなみに僕は、寛平師匠に駆り出されたら何キロでも走りますよ~!!
チャリティTシャツは「キン肉マン」!
会見の後半では、大阪市出身で人気マンガ『キン肉マン』の生みの親、マンガ家のゆでたまご氏が今大会のチャリティTシャツデザインをデザインしたことが発表されました。そして、スペシャルゲストとしてキン肉マンも登場!
お披露目されたそのデザインは、黄色の生地にキン肉マンと、今回の大会のスローガン「みんなでかける虹」から虹がプリントされたデザインで、とてもお洒落! これにはモデルのアンミカさんも「めっちゃ、かわいい! 黄色は人のテンションを上げる色です。これいま、電話番号載せたら即完売するんちゃいます?」と大興奮。
あまりにオシャレなデザインなので、寛平師匠に駆り出されなくとも、このTシャツを着て大阪マラソンを走りたくなりました!
走ってみたい! 大阪マラソン!
今回の会見で、大阪マラソンは人の温かさにあふれ、マラソンに挑戦してみたい方、高記録を出したい方にうってつけの大会だと感じました。会見が終わるころには「僕も大阪マラソンを走ってみたい!」と思ったほどです。開催は2025年の2月24日(月・振替休日)。皆さまも一緒に大阪マラソンを走りませんか!?
僕はこの日までに少しでも顔と名前をみなさんに覚えてもらって、走っているときに名前を呼んでもらえることを目標に、また今日からお笑いを頑張れそうです!
『大阪マラソン2025』募集要項はこちらから。
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