スマイルが中学校で劇的ビフォーアフター!『日本スマイル化計画』第1弾で中庭整備

お笑いコンビ・スマイル(瀬戸洋祐、ウーイェイよしたか)が取り組む町おこしプロジェクト『日本スマイル化計画』。その第1弾として、大阪府豊中市の市立第九中学校の「中庭」整備の依頼を受けました。

出典: FANY マガジン
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生徒や教員の憩いの場としてはもちろん、災害時などに街の人が安心して集合できる多機能なお庭に改造してほしい――そんな願いを受け、スマイルの2人が工事に着手。今回は、同校の創立50周年式典に合わせて行われた“お披露目”の様子と、直後に語った2人の熱い思いをお届けします!

スマイルの“汗と笑顔の結晶”が完成!

関西の情報番組の人気コーナーでガーデニング技術を磨いてきたスマイルの2人。その経験や技術を生かしながら、校庭・公園の整備や商店街の活性化などを通して日本中を笑顔にしたいという思いから発足したのが『日本スマイル化計画』です。

その第1弾となる今回は、ちょうど創立50周年事業として防災ベンチの設置を計画していた同校が、スマイルのプロジェクトを知ったことで実現。中庭整備の工事作業はもちろん、“資金集め”のためにクラウドファンディングサイト「SILKHAT」でページを立ち上げて賛同者を募るのも、すべてスマイル自ら行なってきました。

出典: FANY マガジン
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工事期間は約3週間。忙しい仕事の合間をぬって、工事作業を手伝ったスマイル。何度も学校に足を運ぶうちに、生徒たちともすっかり打ち解け、中庭を見下ろす教室からは「ウーイェイ!」と呼びかける声や、「頑張れ」などの声援が飛ぶのが当たり前になっていました。

そしてお披露目となった11月6日(金)。中庭が完成したのは、その前日でした。

出典: FANY マガジン
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式典の祝辞で、「PTAや実行委員、ボランティアスタッフの方々のご協力のおかげで完成できました。みんなの作品、という気持ちが強いです」と殊勝に語る瀬戸に対し、ウーイェイは「みんなの頑張りを高く評価します」と、なぜか“高飛車”キャラ。「なんで上から目線やねん!」と瀬戸からツッコミが入り、会場の笑いを誘っていました。

そんな2人について、校長先生も「カメラが回ってる時だけ作業すると思っていたら、スマイルのおふたりは足繁く来校され、時間の許す限り、作業を行なってくださった」と感慨深そうに述べ、健闘を称えました。

最後のレンガ1個をはめて完成!

記念式典が終わると、完成したばかりの中庭で“お披露目会”です。コロナ禍の影響で式典にリモート参加していた生徒たちは、引き続き教室から様子を見守ります。

すっかり生まれ変わった中庭。整備前の写真と見比べると、その差は一目瞭然です。

最後に生徒や関係者らが見守る中、校長先生の名前を刻んだレンガを貼り付けて、完成です!

出典: FANY マガジン
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お披露目会を終えたスマイルを直撃!

その直後に2人から話を聞きました。

――お疲れさまでした。お披露目会を終えた率直な感想を聞かせてください。

ウーイェイ ホッとしました(笑)。ビッグイベントだったので、最初は自分らでほんまにできるのかなって心配でした。

瀬戸 自分たちだけじゃ絶対に完成できなかったと思います。いろんな人とふれあい、支えてもらった、心底そう実感する企画でした。なにかと周囲の皆さんが協力してくださったのがありがたくて。「感銘を受けました」、「本気で応援してますので頑張ってくださいね」って声もほんと心強かったです。期待に応えたい気持ちがどんどん強くなっていきましたね。

――お揃いのツナギが素敵です。

瀬戸 僕らのマネージャーを含めて、今回のプロジェクトメンバー6人がそれぞれ色違いで着用しているんですけど。実はこれ、「たまゆら」(大阪府枚方市)さんという会社さんが「とても良い企画だから、協賛させてほしい」とおっしゃって、ご提供いただいた作業着なんです。工事中も着用して作業していました。

出典: FANY マガジン
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――今回、学校の中庭を改造するにあたって、こだわった点はどこでしょうか?

瀬戸 災害時を想定するときに絶対必要なのが、防災ベンチ。学校からのご要望にも上がっていたので、絶対条件として作らせていただきました。こだわったのは、レンガでしょうか。レンガ2500個を使っていて、全校生徒一人ひとりにメッセージを描いてもらって、花壇とかに使用しています。学校らしい、皆さんの思いがこもった中庭に仕上がったと思います。

――今回のいちばんの思い出は何でしょうか。

ウーイェイ 作業中、生徒さんが教室の窓を開けて、「頑張ってください!」と声をかけてくれるので、とても励みになりましたね。リクエストがあれば「ウーイェイ」やって、レンガ運んでは「ウーイェイ」やって(笑)。でも、休憩時間が終わるとちゃんと切り替えて、授業に集中。ここの生徒さんはすごいです。良い環境のなか、素晴らしい皆さんと作り上げることができて嬉しかったです。

瀬戸 苦労話では、資金集めで企業さんを回ったこと。地元企業を中心に、10〜20社ぐらいは足を運びました。大変ではあったけれど、協賛金を預かるたびに、どんどん僕らの気持ちも引き締まっていきましたね。

――レンガやタイルに名前が刻めるなどのクラウドファンディングの「リターン」はどうやって決めましたか。

瀬戸 プロジェクト第1弾ということで、どんなリターンがいいか、僕らも迷いました。できるだけ分かりやすいものを設定したつもりです。唯一、僕ららしさを出したリターンもあって、それが「あなたの名前でウーイェイします」。それが最安値でワンコインなんですけど、思いのほか集まらなくて(笑)。

ウーイェイ 正直、びっくりしました。2,000人、3,000人って集まると思ってビビっていたんですけど、十数名って……。

瀬戸 いちばんいらんリターンやったんかな、って思いました。反省してます(笑)。

出典: FANY マガジン
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――今後、第2弾、第3弾の予定は?

瀬戸 式典前日の夜まで作業して、やっと完成したばかり。ギリギリだったので、まだ次のことは決まっていません。今回、大成功だったと思うので、早めに次のプロジェクトを立ち上げたいとは思っています!

ウーイェイ 次は……そうですね。友達がいないんで、「僕とキャッチボールしてくれる人集まれ」とか。

瀬戸 おまえ個人でやってくれ!(笑)

――最後にメッセージをお願いします!

瀬戸 スマイルというコンビ名に恥じぬように、町おこしプロジェクトを立ち上げたので、できるだけ多くの人とふれ合っていきたいと思っています。今回も本当はコロナ禍でなければ、もっとみんなと一緒に作業して作り上げていきたかったんですよね。これからもどんどん地域貢献をしていきたいと思っていますので、どんなことでも構いませんので、気楽にご依頼ください。

ウーイェイ 瀬戸くんが言ったとおりです。

瀬戸 なんでやねん! 自分の言葉で喋れ!(笑)

ウーイェイ そうですね、次も今回のように、皆さんに喜んでいただけるプロジェクトに取り組んでいきたいなと思います。

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