『キングオブコント2021』ファイナリストで人気急上昇のお笑いコンビ・蛙亭のイワクラが、このたび、地元・宮崎県をPRする「みやざき大使」に就任しました。11月14日(日)に、宮崎・アミュプラザみやざきで開催された委嘱式に相方の中野周平とともに参加。会場にイワクラの母が姿を見せるなど、イベントはアットホームな雰囲気で終始しました。
客席に母親の姿が!
この日に開催された『宮崎県シンボルキャラクター みやざき犬発見10周年記念イベント』では、同県小林市出身のイワクラが、相方の中野とともに登場。挨拶代わりに、イワクラが宮崎弁を全開にして中野を翻弄する漫才を披露すると、客席は爆笑の渦に包まれました。「小林市から来た方いらっしゃいますか」と会場に問いかけたところ、手を挙げた人の中にイワクラの母を見つけるという、まさかの一幕もありました。
「みやざき大使」は、県にゆかりのある芸能人やスポーツ選手らが選ばれ、日々の活動のなかで宮崎県の魅力を広くPRする役目を担います。
宮崎県の河野俊嗣知事から「宮崎県の知られざる魅力の発掘と、国内外へのアピールをよろしくお願いします」と委嘱状を手渡されたイワクラは、「責任重大なので、まだ覚悟が決まっていません」と相変わらずの“ネガティブ芸人”ぶりを発揮。その上で、「宮崎が大好きなので、自分の好きなところを気軽に広めていきたいです。まだまだ知らないことばかりだと思うので、宮崎の全部を知って発信していきたい!」と大使としての意気込みも見せました。
イワクラの「ソウルフード」とは?
イベント直後の蛙亭の2人を直撃! みやざき大使に対する率直な思いや、宮崎の印象などを聞きました。
――「みやざき大使」に就任した気持ちを聞かせてください。
イワクラ これまで何かを任されたことがなかったので、頑張ろうってピシッとした気持ちになりました。自覚を持って宮崎をPRできるように頑張りたいです。
――宮崎県でのいちばん印象深い思い出を教えてください。
イワクラ 家族で生駒高原や高千穂牧場に行ってよく遊んでいました。生駒高原はコスモスがあってキレイで、広場でお弁当を食べた思い出があります。
――おすすめスポットは?
イワクラ 「のじりこぴあ」(小林市のレジャー施設)ですね。カエルの置物がたくさんあってフォトスポットになるし、遊具で遊べる公園もあって家族でも楽しめます。自然のなかで空気も美味しいです。
――では、おすすめのグルメは?
イワクラ 私がいちばん好きなのは「山椒茶屋」さん(宮崎県、熊本県で店舗展開するうどん・そば店)。空港の近くにもあるので、まず宮崎に来たら食べてほしいです。メニューはいろいろあるんですけど、私が小さいころから食べているのは、山かけうどんです。
野菜がサラダバーみたいに置かれていて、ぜんぶ無料で食べられるんですが、“おカネをとったほうがいいでしょ”と思うほど、新鮮で美味しいです。あと、おでんがひとつ130円なんですけど、ぜんぶ美味しい。注文したうどんができるまで、それを食べるんで、けっこうお腹いっぱいになります。「山椒茶屋」さんは、私にとってのソウルフードですね。
――イワクラさんの公式YouTube『宮崎よかとこチャンネル』では、宮崎の名産品などを紹介していますが、反響はどうですか。
イワクラ たくさん(の視聴者から)お声がけいただけるので本当に嬉しいですし、次も頑張ろうと思えます。「これ美味しいよ」とか、「こういうおしゃれなカフェができたらしいよ」とか教えてくださる方もいて、本当にありがたいです。
イワクラはみやざき大使に適任!
――中野さんは宮崎に来るのは何回目ですか?
中野 先週、(極楽とんぼ・山本圭壱主催の『けいちょんフェス』で)初めて来て、今回で2回目です。水がキレイとか、お酒が美味しいとか聞いているんですけど、まだガッツリ飲み食いをしていないので、たっぷり1日楽しんでみたいですね。
――イワクラさんから宮崎の名産品をもらうこともあるそうですね。
中野 地鶏とかめんつゆとかをもらったんですけど、本当においしかったです。イワクラの家で、同期のみんなとイワクラ手製のチキン南蛮パーティーもしたことがあるんですけど、今度は宮崎で地元のものを堪能したいです。
――イワクラさんの宮崎愛を肌で感じることは?
中野 コンビ組んだときから今日まで、ずっと宮崎への愛は感じます。みやざき大使でイワクラの右に出る者はいないんじゃないですか。今後はイワクラが足を使ってリサーチしたスポットなどを教えてもらって、そこへ遊びに行きたいと思います!
――最後にイワクラさん、大使として今後の意気込みを聞かせてください。
イワクラ まだ知らないことがいっぱいあるので勉強したいですし、行ったことのない場所は足を運んで、地元の人にいろいろ教えていただきたいです。宮崎のよさはもちろん、自分の知っている(地元)小林の魅力も一緒に伝えていきたいですね。
YouTube『宮崎よかとこチャンネル』はこちらから。