田畑藤本が年内解散発表、2人とも芸人継続「同期としての新たな関係を築ければ」

高学歴コンビとして人気を博しているお笑いコンビ・田畑藤本が、年内でコンビとしての活動を終え、解散することを12月2日(水)深夜、発表しました。

約13年の活動に終止符

2人は出演中のTBS系深夜番組『ミルベキ!』にて番組中に解散することを発表。
その後、それぞれ自身のSNSを更新し、約13年となる活動への想いを綴りました。

出典: FANY マガジン
出典: @oDeCoPiKaRi

田畑勇一はnoteを更新したうえでTwitter上で「ミルベキ!見て頂いた方はもうお分かりだと思います 田畑藤本に関わって頂いた全ての皆さんに感謝してもしきれません。本当に12年間ありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願い致します!」と公表。noteでは「改めて自分がどういった人間で、どんなことで皆さんのお役に立てるのかを考えて行こうと思っている」と綴りました。藤本との関係も良好であるとし、「これからは同期としての新たな関係を築ければ」とコメントしています。

出典: FANY マガジン
出典: @MasterCurve

一方の藤本淳史は「改めてご報告させて頂きます。田畑藤本は2020年いっぱいをもって解散します。お世話になっているミルベキ!のご厚意で、先ほど放送の番組内で発表する機会を頂きました。約13年間に渡り、少しでも僕たちを見聞き、知ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。」と自身のTwitterで報告。「M-1の2回戦辞退でおや?と思われた方、心配してくださった方、こういう事でした。」と、全てを話せなかったことを詫びるとともに、「大学で学ばせて頂いた税金を納税で返すべく、引き続き頑張りたい」と決意を新たにしました。

高学歴な中学同級生コンビ

出典: FANY マガジン
出典: 吉本興業

田畑藤本は東京NSC13期生のコンビ。田畑は立命館大学経営学部卒、藤本は東京大学工学部卒という「高学歴コンビ」として知られますが、実は出会いは中学時代に遡ります。藤本は合格していた大学院を蹴ってNSCに入学したというのは周知のところ。
「学歴だけでも覚えて帰ってください」というツカミで知られ、しゃべくり漫才を得意としてきました。


2008年には『今宮こどもえびすマンザイ新人コンクール』第29回新人漫才奨励賞を受賞するほか、2017年には『第38回ABCお笑いグランプリ』ファイナリストになるなど、実力派として活躍していた2人。
漫才以外にも活動の幅を広げ、子供向けの教育コンテンツやワークショップに携わったり、自身の企画でカードゲーム『ROMPA!』をクラウドファンディングを用いて開発、制作したりと新たな挑戦も話題となっていました。

なお、『ミルベキ!』でも発表された通り、解散後も同番組はメンバーを変えることなく、来年も放送されるとのこと。
田畑藤本の2人それぞれの次のステップを、引き続き見守ることができそうです。
今後の2人から、一層目が離せません。