速いぞ! スゴいぞ! 人気芸人&NMB48も参加した大阪マラソン“キッズイベント”のドラマが熱すぎた【大阪マラソン2025】

「将来、大阪マラソンを走りたい!」と思っている”未来の大阪マラソンランナー”に向けた親子イベント『大阪マラソンプレイベント 三菱UFJ銀行 KIDS SPORTS FES』が、9月28日(土)に大阪城公園で開催されました。ファニマガ“大阪マラソン担当”のわたくし、芸人ライター・茜250ccの善家カズマサが現地で取材してきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

出典: FANY マガジン
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「大阪マラソン2025」の開催(2025年2月24日)まで、いよいよ半年を切りました。沿道に約100万人の観客が集まり、個性的な応援を受けながら“人情のまち大阪”の名所を駆け抜ける――魅力タップリのこの大会に、すでにエントリー済みでトレーニングに励んでいる方や、応援の準備をしている方もいらっしゃると思うのですが、「将来、大阪マラソンを走りたい!」というお子さまや、「子どもと一緒にスポーツをしたい!」と思っている親御さんの方々もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

『大阪マラソンプレイベント 三菱UFJ銀行 KIDS SPORTS FES!』は、そんなみなさんのためのイベントです。小学校1~3年生のお子さまと保護者で1.2キロを走る親子ペアランと、小学校4~6年生が2.4キロを走るファンランの2部門があります。

ゲストとして、過去に大阪マラソン出走経験のあるミサイルマン・西代洋さん、女と男(ワダちゃんさん、市川さん)、大阪マラソン2025でフルマラソンへの出走を表明しているNMB48(眞鍋杏樹さん、坂下真心さん)の2人が登場しました。さらにスペシャルゲストとして大阪マラソンアンバサダー、吉本新喜劇GMの間寛平さん、NMB48の眞鍋杏樹さんが出演しました。

開会式で宣言どおりの「女と男・市川×NMB48・原」コラボ!

天候にも恵まれた”スポーツの秋”らしい気温のなか、まずは大阪城公園・太陽の広場で開会式が行われました。ゲストの方々がステージに登場して「おはようございます!」と挨拶をすると、出演者のマイクを通した声に負けないくらい元気な子どもたちの「おはようございまーす!」の声が返ってきます。

出典: FANY マガジン
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ミサイルマン・西代さんの「走るの好きな人ー?」「今日のためにいっぱい練習してきた人ー?」との問いかけには、たくさんの子どもが「はーい!!」と声が枯れんばかりの大声で返事をしていて、開会式からすでに活気と熱気にあふれていました。

あまりの活気に、驚いて泣いてしまう赤ちゃんもいたのですが、寛平師匠が「泣いたらあかんよ~」とおどけるとピタリと泣き止んで笑顔になる場面もありました。これぞ大阪の大スター!! さすが! かっこいい~!

出典: FANY マガジン
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開会式では、「大阪マラソンキッズ1Kチャレンジ!」の招待券がもらえるじゃんけん大会も実施されました。「キッズ1Kチャレンジ」は、いまはフルマラソンを走れなくても「大阪マラソン2025」の本番当日にスタート・フィニッシュのゲートを駆け抜けて大阪マラソンさながらの空気を体感できるという企画です。ゲストとじゃんけんをして勝ち残ったお子さま3人がこの企画の招待券をもらえます。

まず、男と女の市川さんが「最初はグー、じゃんけん、トンッ!」と定番ギャグを披露すると、続けてNMB48の原さんが、「最初はグー、じゃんけん、ぴろぴろ~」と続き、大阪マラソン2025の公式YouTube「大阪マラソンTV#6」(9月5日配信)の配信内で公約した”ギャグのコラボ”が実現しました。芸人とアイドルの軽快な掛け合いに会場は大盛り上がりです!

出典: FANY マガジン
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最後に大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクも登場し、”1万人のカラダを変えた”インストラクター郡勝比呂監修の準備運動を全員で行い、ウォーミングアップ万全な状態で開会式を終えました。

僕もこの準備運動を一緒にしたのですが、いろいろな筋肉が伸びてカラダ全身が温まり、いつもより元気に動けそうでした。私はふだん漫才をするとき、激しく動くことが多いので、出番前に取り入れてみようかと思います!

出典: FANY マガジン
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それぞれのドラマが垣間見えたペアラン

そして、いよいよ小学校低学年のお子さまと保護者によるペアランのスタートです。約20組がAグループからEグループの5グループに分かれて走ります。子どもたちはやる気満々の顔や少し緊張した様子など十人十色の表情でスタートラインに立ちました。

出典: FANY マガジン
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ミサイルマン西代さんの「1番でゴールするぞ!って人~?」の問いかけには、全員が「はーい!」と大きな声で返事をするなど元気いっぱい。

ゲストたちによる出走のカウントダウンがゼロになり、ワダちゃんの持つスターターピストルの音が鳴って、ついにスタート! その直後、ほとんどの子どもたちが「え、50メートル走やと思ってる!?」とツッコミたくなるほどの猛スピードで走り出します。予想外のスタートダッシュの嵐に、置いてかれそうになる保護者の方々もたくさんいました(笑)。

出典: FANY マガジン
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やがて、1グループ目の1着がゴール! なんと、そのタイムは5分00秒。速い! なんとすべてのグループの1着は5分台前半でゴールしていました。ペアランの様子はさまざまで、保護者を置き去りにして全力で駆け抜ける子どもや、子ども同士で手を繋いでゴールをしてお互いを称え合う姿、一緒にバンザイをしてゴールテープを切る親子、「お母さん、練習より速く走れたから、このあとジュース買ってー」とおねだりする子どもなど、たくさんのドラマがありました。

どれも心が暖かくなるシーンばかりで、私は終盤、涙腺が緩んでいました。この日がきっかけで、将来大阪マラソンに挑戦する子どもたちがたくさん出てきそうです。

出典: FANY マガジン
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若手芸人によるスポーツ体験ブースも大盛況!

この日は誰でも参加できる7つのスポーツ体験ブース(スポーツパーク)も設置されていました。
①握力チャンピオン
②モルック体験
③50メートル走
④フラフープ
⑤縄跳びチャレンジ
⑥ボッチャ体験
⑦vs芸人!バトミントン対決
――のブースがあり、私もふだんから交流の深い若手芸人たちが各ブースを担当しました。

当然、こちらも開会式前から終了まで大盛り上がりです。子どもたちの無限の体力をまじまじと見せつけられました。担当芸人たちも子どもに負けない元気で、朝から約4時間30分、全力で盛り上げていました。

この日、「vs芸人!バトミントン対決」ブースを担当していた、同じく芸人ライターのこうちゃん(ファンファーレと熱狂)に感想を聞いてみると、「子どもたちがすごく元気です。逆にすごく元気もらっちゃいました!」と爽やかな笑顔で話してくれました。

そんなこうちゃんは前日にトレードマークの赤髪を染め直したばかりで、大量の汗で染髪料が落ちて顔面が真っ赤に染まるハプニングに見舞われていました(笑)。

出典: FANY マガジン
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ファンランには間寛平、眞鍋杏樹も出走!

続いて小学校高学年によるファンランです。ペアランの部では保護者と一緒に1.2キロを走りましたが、ファンランでは子どもだけで倍の2.4キロを走ります。ファンランは2組に分かれて出走し、1組目には眞鍋さん、2組目には寛平師匠が一緒に走りました。

スタート前、ペアランのときと同様にミサイルマン・西代さんが「1番でゴールするぞって人~?」と子どもたちに聞くと、低学年たちとは違って挙がる手はまばらです。「高学年になると大人なんやなあ」と思っていたのですが、いざスタートすると全員が全力疾走! 「いや、全員1番狙ってるやん!」と思わずツッコみそうになりました。

出典: FANY マガジン
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でも、さすがは高学年です。全員が凛々しい表情で折り返し地点をターンし、1着は9分4秒でゴールしました。これまた速い! 私もランニングをしているのでわかりますが、私よりも速いペースで、まさに大人顔負けの走りでした。眞鍋さんは13分32秒でゴールして、一緒に走った子どもたち一人ひとりに「お疲れさま!」と声をかける姿が印象的でした。

寛平師匠は4月にヒザを疲労骨折して以来のランとなりましたが、14分36秒でゴール。テープを切ると、「みんな素晴らしいーーーー!」と叫んで喜びを爆発させました。

このファンランでは、ペアランを走り終えた子どもたちや保護者が「頑張れー!」と沿道で応援する姿が多く見受けられ、まさに大阪マラソンを見ているようでした。もしかすると、このなかから将来、大阪マラソンの最速記録2時間6分18秒を更新する子どもが出てくるかもしれませんね!

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寛平「新喜劇のおじいちゃんの衣装で走ります!」

イベント終了後、ゲストの方々への取材会が行われました。みなさん、開催まで半年を切った「大阪マラソン2025」への意気込みを語っていました。

大会本番で7.2キロのコース「720<なにわ>マラソン」に参加する寛平師匠は、「『大阪マラソン2025』では新喜劇のおじいちゃんの格好で走ります!」と楽しみすぎる宣言!

続けて「衣装で杖もあるんやけど、杖は危ないから吉田裕の乳首ドリルの棒で走って沿道のみんなを乳首ドリルして走ろうかな」と、まさかの寛平じいさんと乳首ドリルのコラボ案も発表していました。新喜劇の伝説的キャラクターで走る寛平師匠を、ぜひ沿道から見て見たいですね。

出典: FANY マガジン
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NMB48の3人は、どのような格好で走るのか?という質問に「できることならNMB48の衣装で走りたいです!」と返答。ワダちゃんが「もしNMB48が衣装で走れなかったら、私がNMB48衣装で走ります!」と宣言しますが、ミサイルマン・西代さんに「いらんわ!!」とツッコまれる場面もありました。

フルマラソンに参加する眞鍋さんは、目標タイムを「4時間30分」と発表しました。「もし4時間30分を切れなかったら……」と言いかけたところで、寛平師匠が「え、NMB48やめる?(笑)」とかぶせますが、「そのぐらいの覚悟で臨みます!」と言い切って大会への強い決意を感じさせました。

また、女と男の2人は大阪マラソンの練習会にも参加しているそうで、「僕たちはいつでもフル走れる準備ができています!」と準備万端の様子です。今後も大阪マラソンイベントや練習会が多数予定されていますので、エントリー済みの方も、来年以降に挑戦してみたい方も、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

出典: FANY マガジン
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今回の取材で子どもたちの無限のエネルギーを感じました。もしかしたら、この日の経験がきっかけで何かスポーツを始めたり、将来、大阪マラソンに挑戦したりする子たちがいるかもしれません。また、ゲストの方々の常に笑いの絶えないトークや掛け合いを見て、吉本に入りたい!と思った子どももいるかもしれません。そんな子どもたちに夢を与えられるような芸人になりたいな、と思いました。

「大阪マラソン2025」の最新情報は、公式サイトで随時、更新しています。また、公式YouTubeチャンネル「大阪マラソンTV」でもゲストを交えて最新情報を配信していますので、チェックをお忘れなく!


「大阪マラソン2025」公式サイトはこちらから。
YouTubeチャンネル「大阪マラソンTV」はこちらから。

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