『吉本新喜劇まつり』はアキのダンスで幕開け!「金の卵オーディション」5年ぶり開催のサプライズ発表も!

『吉本新喜劇座員総選挙』の上位29人と、“お客様押し枠”の1人が出演する『吉本新喜劇まつり2024〜選ばれし30名の座員たち〜』が、10月18日(金)に大阪・なんばグランド花月で開催されました。総選挙で3連覇を果たしたアキを筆頭に、人気座員たちが“まつり”の名にふさわしい超豪華ステージに出演。総選挙でランク外になってしまった座員たちもお出迎えや売り子などで活躍し、新喜劇が一丸となってイベントを盛り上げました。

出典: FANY マガジン
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ホテルを舞台にアキ&すち子が大暴れ

開演5分前、前説を担当する信濃岳夫と新名徹郎が舞台へ。イベント概要や観劇中の注意事項、販売中の限定グッズを説明します。

そしてオープニングアクトが始まり、アキがパフォーマンスを披露。6人のダンサーとともにキレ味鋭いダンスで魅了します。

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その後、ステージには信濃、新名に加えてしゃーやん、佐藤武志も登場。止まらないしゃーやんのボケに佐藤が切れ味鋭くツッコミ、ベテランパワーが若手2人をタジタジにさせました。

この日の新喜劇は、通常の約2倍となる90分の特大版! とあるホテルで、前社長に恩返しするためやって来たという謎の男・アキ助(アキ)を中心に、すち子(すっちー)、山田花子、清水けんじらホテルスタッフと個性豊かな宿泊客、思わぬ珍客たちが爆笑ストーリーを展開。“伝説のアイドルグループ”再結成という話を軸に、一目惚れや借金問題、拳銃密輸事件が絡み合います。

スパッツ姿のアキは、「……何?」「いぃよぉ〜」などのギャグを絡めつつ、怪しい風貌とマイペースすぎる言動で周囲を翻弄。ホテルの社長役の浅香あき恵をおだててスタッフとして入り込むと、さまざまな珍騒動に首を突っ込みます。すち子も負けじと傍若無人なふるまいで応戦! キックボードに乗って登場し、ボケてイジって八面六臂の活躍を見せました。

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天然キャラ全開で沸かせた花子は“元アイドル”というまさかの設定で、かつての仲間、酒井藍、島田珠代、小寺真理と歌とダンスを披露。酒井はおなじみの「私、人間ですねん」を連発、珠代は清水を相手にパンティーテックスを炸裂させます。

その後も、花子の弟を演じる吉田裕をはじめ、豪華キャストが続々登場! 間寛平GM(ゼネラルマネージャー)は花子の父役で登場し、清水とのしつこすぎるやりとりや、アキとの股引vs.スパッツ対決で存在感を発揮します。

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今回、初登場の石田靖は、いかついスーツ姿で借金取り役として登場。クライマックスでは総選挙で話題を呼んだ太田芳伸と奥重敦史の“不正選挙疑惑”が蒸し返され、ファンを大喜びさせました。果たして、カオスと化した物語の結末は……?

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ステージ以外でも座員たちがおもてなし

カーテンコールでは、寛平GMが12回目となる『金の卵オーディション』実施をサプライズ発表! 「またスターが出てくる。よかったら応募してください」と呼びかけました。幕が降りたあとは、今年も出演者30人で観客をお見送り。最後の最後までサービス精神満点の演出でまつりを締めくくりました。

この日は、午後3時から3時間におよぶYouTube生配信が行われたほか、総選挙でランク外となった座員たちが劇場の内外に出没。今別府直之や諸見里大介らはエントランスでお客さんを出迎え、多和田上人らは客席で座席案内に奔走しました。

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“用心棒”(?)として会場を練り歩く平山昌雄らコワモテ座員たちには、あちこちから記念撮影を求める声が上がります。酒井藍とタッグを組んだ写真展が好評なおやどまりは、“写真館”と銘打って座員集合パネルとお客さんの写真撮影を担当しました。

2階エントランス前のスペースで人垣を作っていたのは、ランキング上位7人の写真展示。「これまでお客さまに見せたことがない顔」というテーマで、アキ、すっちー、山田花子、島田珠代、酒井藍、清水けんじ、小寺真理の写真が展示されたほか、これらの写真のカードが数量限定で販売されました。

ほかにも座員たちは、グッズ販売ブースやたこ焼き店「吉たこ」で売り子をしたり、乳首ドリルでおなじみの「“まきザッパ”づくり教室」を開いたりと、全員が力を合わせて公演を盛り立てました。

珠代は来年の総選挙で下剋上狙い

終演後には会見が行われ、寛平GM、アキ、すっちー、酒井、吉田、珠代が出席しました。寛平GMは「本当にみんながよく頑張っていた」と座員たちの頑張りをたたえます。この日の台本を作家とともに手掛けたアキは、「すごく勉強になったし、機会があれば生かしていきたい」と笑顔で語りました。

出典: FANY マガジン
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「テーマパーク的な、全部が新喜劇みたいな楽しいイベントだった」と振り返ったのはすっちーです。ただ、トップ7人の撮り下ろし写真については一言あるようで、「ベロを出しているのはカメラマンの指示で自分の意思ではない。唯一、ノリノリだったのは清水さんだけ」と暴露します。なお、7人それぞれに撮影テーマがあり、アキは「浪速のジャスティン・ビーバー」、すっちーは「若いときの三船敏郎」だったと明かされました。

酒井はこの日、京都・よしもと祇園花月での舞台を終えてから急いで戻ってきたため、「髪がびしょびしょになったまま舞台に出て、まだ乾いてません……」と無念さを吐露!? 順位をめぐる清水との因縁バトルが未だ決着しない吉田は、「負けたら座長を降りる」と宣言したことを「お客さんは忘れてくれるのでは」と期待していたそうですが、「(今日の舞台で)反応を見たら、覚えてるんやと思って」と苦笑い。「まだ戦いは続いていますが、暖かい目で見守っていただきたい」とお願いしました。

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この日の舞台で「来年は1位になりたい!」と怪気炎を上げていた珠代は、「3位の花子もいっぱいセリフあったし、そういうことなんだと思った。来年もこのワクワクレースが続けばいいなと思います」と早くも次の総選挙を見据えます。

イケメン座員不足で2019年以来のオーディションに期待

約5年ぶりとなる『金の卵オーディション』で求める人材を問われると、寛平GMとすっちーは「イケメン」と回答。現在の新喜劇はイケメン不足らしく、すっちーは「イケメンがいることで、こういう男(吉田を指さしながら)が引き立つ」と語ります。

さらに、子ども役ができる人材や、岡田直子に続く“おもしろ女子枠”にも期待しており、同オーディション出身の酒井と吉田は、それぞれ「新喜劇が好きだという人に来てほしい」「本当に夢があるところ」とメッセージを送りました。

出典: FANY マガジン
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新喜劇は現在、「65周年ツアー」で全国を巡回していて、11月21日(木)〜24日(日)には中国で『第10回 上海国際コメディフェスティバル』に参加します。5年ぶりの上海公演以来の座長は酒井。前回、現地で「君は本当にパンダに似ているね」と言われたという酒井は、「その言葉を胸に中国公演を楽しみたい」と謎の意気込み(?)を見せました。

「吉本新喜劇まつり」の模様は10月25日(金)19:30までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

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