キングオブコント2021で14代目キングとなり、飛ぶ鳥を落とす勢いの空気階段(鈴木もぐら・水川かたまり)。その空気階段がレギュラーを務めるTBSラジオ『空気階段の踊り場』の番組イベント『空気階段の大踊り場』が、11月22日(月)にヒューリックホール東京で開催されました。前回から約2年ぶりの開催となるだけあって、会場はほぼ満席。大物シークレットゲストやイベント内ドッキリもあり、スタートからエンディングまで盛り上がり続けました。
サラリーマン“じゃない”人の斜め上いく川柳
空気階段の2人は、前回のイベントと同じ黒のタキシード姿で登場。大きな会場と観客を前に大興奮です。かたまりが「まだ、生で報告できていなかったので」と大きな『キングオブコント2021』の優勝トロフィーをお披露目すると、会場からは割れんばかりの祝福の拍手が送られました。
さっそく、番組を担当する作家の永井ふわふわや、もぐらのクズ芸人仲間である“借金チェーンソー”こと、岡野陽一が登場。もぐらはタキシードから“正装”のキャップ&アロハシャツに衣装チェンジして、舞台中央に再現されたラジオブースで最初のコーナー「サラリーマンじゃない人川柳」のスタートです。
これは、本家「サラリーマン川柳」とは逆に、日々真面目に働くサラリーマン“じゃない”人から募った哀愁ある川柳を発表する『空気階段の踊り場』人気のコーナーで、この日も秀逸な作品が次々飛び出しました。
「トイレをな 我慢してんだ ヒマだから」という、一般人では理解に苦しむ作品には「する必要ないのよ、ヒマだから。遊びもないのよ、私もわかる」(岡野)、「俺も針で10円玉(の縁)をなぞってたこともあるもん」(もぐら)と、クズ芸人2人がまさかの共感。イベントでは、そんなクズ芸人たちをも戸惑わせる問題作も登場し、さらにその作者が客席にいることが判明して、会場はさらなる爆笑の渦に包まれました。
東京03・飯塚の大絶賛がとまらない!
続いてシークレットゲストのコーナーへ。会場がざわつくなか、登場したのはキングオブコントで審査員を務めたレジェンドコント師、東京03の飯塚悟志。客席から大拍手で迎えられると、空気階段の2人も感激しきりの様子で、「チャンピオンの大先輩です。僕が大学を辞めて引きこもっているときに初めて観たキングオブコントのチャンピオンです」と、かたまりが感慨深く語ると、もぐらも「僕も大学を辞めたばかりのころで、梅田のマットヘルスで働いていたころのチャンピオンです」と応え、飯塚に「それ、いいのか?」とツッコまれていました。
「それにしてもすごかったね、空気階段」と切り出した飯塚は、「審査員をやった立場で言っていいのかわからないけど、めちゃくちゃ面白かったね、本当に。前のめりで見ちゃったんだよ、空気階段のとき。あのときは審査員でもなんでもなく、ただのお笑いファン」と空気階段を改めて大絶賛。
さらに2月に開催され、大反響を呼んだ単独ライブ『anna』にも言及し、「本当、ちょっと憧れたもん。カッコいいと思って。賞レースに向けている感じがあまりしなかったの。あんなにすごい単独ライブやって、2021年のキングオブコントの勝負ネタを作れるのかなと思っていたら、あんなにすごいネタを持ってきて。めちゃくちゃすごい!」とさらに褒めまくり、「なんかわからないけど、ゲップが出そうです」(かたまり)と2人をお腹いっぱいにしていました。
特捜班が本気の追跡取材!
最後は、2人の人生に大きく関わり、番組でもたびたび話題になった人物たちの今を追う「あいつ今ごろ何してる?」のコーナー。もぐら、かたまり、それぞれが相手に内緒で“大踊り場特捜班”とともに3人の追跡取材を敢行した結果を発表しました。まさかの“あの人”も会場に登場し、感動の再会を果たします。
ほかにも、岡野陽一との大爆笑のユニットコントを披露するなど、2時間超にわたって盛りだくさんの内容だった『空気階段の大踊り場』。最後には速報として、第5回単独ライブ全国ツアーが2022年2月から開催されることを発表し、ファンを歓喜させました。
『空気階段の大踊り場』は11月29日(月)23:59まで見逃し視聴可能。
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