ななまがり(森下直人、初瀬悠太)の主催ライブ『ななまざり -かが屋混入-』が、11月10日(日)に東京・北沢タウンホールで開催されました。『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』ファイナリストでカルト的な人気を誇るななまがりが、ゲストを迎えてさまざまなネタを披露するツーマンライブ『ななまざり』。3回目の今回は、大人気のコント師・かが屋(加賀翔、賀屋壮也)が登場。果たしてどんな“化学反応”が起きたのでしょうか!?(以下、一部ネタバレが含まれます)
ななまがりとかが屋が“まざる”!
オープニングは2組のユニットコント「まぜる」から。博士(森下)と助手(初瀬)がいろいろなものをまぜて「究極の◯◯」を作る実験中に「究極の人間」が完成! そこで誕生したのは、白いブリーフ(おむつ?)姿の加賀と賀屋でした。
加賀について森下は、今回のライブ前に地元・岡山でマラソンイベントに参加していたことを明かしつつ、「生まれる直前までマラソンをしていた」「生まれたてなのに疲れてる」と紹介。笑いを誘います。
一方、賀屋が誕生した際には、「彼とはよく恋バナをする。お互いに誰にも言っていない話をしている」と森下。賀屋は「またサンマルク行こうね」と応じました。
キモお兄さん乱入でコント崩壊!?
ライブでは、両コンビの最新ネタも披露! ななまがりは人気ラーメン店に“ある人物”がやって来るコント、かが屋は11月9日(土)の『マイナビ Laughter Night 第10回チャンピオンLIVE』で優勝を勝ち取ったばかりの自信のネタを見せます。
このかが屋のネタは以前、ななまがりと共演したイベントで披露したことがあるコント。当時、ネタを終えたあとに興奮気味のななまがりが別々にやって来て、「いいネタだよ!」と絶賛されたと明かしました。
両コンビがお互いに「このネタが見たい!」というコントをやってもらう「リクエストネタ」コーナーでは、ななまがりが、かが屋の初期ネタから名作「整形」をチョイスしました。
客席で見守った初瀬は「面白かった! “これぞかが屋”みたいなネタ。素晴らしい!」と絶賛。森下も、ほかにも見たいコントがたくさんあったと話します。
一方のななまがりは、第2回目の単独ライブでやったという思い出深いコント「ブリーフ」を披露しました。客席で見ていた加賀は「最高ですね……。オレらってコアが似てる。“地味で繊細”か(かが屋)、“派手で繊細”か(ななまがり)」と分析。賀屋も「ななまがりさんには長生きしてほしいです。60歳くらいでこのネタをしてほしい」と注文しました。
続いて、かが屋のコントの世界にキモお兄さん(森下)が乱入、そして、ななまがりのコントにはかが屋の2人が乱入するという「乱入ネタ」へ。こちらは打ち合わせいっさいなし、やっている彼らもどう転ぶかわからない実験的な企画です。
かが屋のコントに入ったキモお兄さんは大暴れ。途中で衣装のマイナーチェンジをしたり、加賀と賀屋に奇抜な格好をさせて「写真で一言」をムチャぶりしたりと、かが屋のネタがいい意味で崩壊!
一方、ななまがりのネタは、森下の強烈キャラクターに負けじと、かが屋もインパクト抜群の扮装で登場。親和性の高い4人のやりとりに客席は爆笑に包まれました。
カメラマン加賀がキモい3人を撮る!
最後は、かが屋のプロフィールに書かれている特技が、本当に特技として使えるものなのかを検証する企画コーナー「1対3特技バトル」へ。
まずは「動物のイラストを描くのが得意」という賀屋の特技を検証する「架空動物イラスト対決」から。森下が“架空の動物”の名前を発表したあと、その動物のイラストを、賀屋、加賀、初瀬が描き、森下のイメージに近かったメンバーが勝利というものです。
森下が出した「ドゥグジィー」というお題から想像して、架空動物を描いた3人。特に困った様子を見せた賀屋に対し、「ごめんなさい。われわれのせいでフォームを崩しています」と茶々を入れる森下ですが、果たしてその出来栄えは……!?
最後は加賀の特技「写真」を検証する「キモ被写体キレイ撮り対決」です。衣装や小道具をまとってキモくなった3人をカッコよく撮れたら加賀の勝利、キモければ3人が勝利です。
思い思いに扮装した3人を床に寝かせた加賀がポーズを指定。加賀は「カッコいい!」「雑誌やん! もう勘弁してよ~!」と興奮しながらシャッターを切っていきます。そんな加賀のベストショットがモニターに映し出されると会場は爆笑&拍手! 妙に“裸率”の高かったライブは、最後まで大盛り上がりでした。
コントに、企画コーナーに、2組が“混ざった”この公演は、オンラインで11月17日(日)23:59まで見逃し視聴できます(チケット販売は同日正午まで)。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。