テンダラー白川率いる「ジ・白川バンド」に豪華ゲスト出演! 「30周年やし…僕も歌わせてもらっていいですか?」

テンダラー・白川悟実が率いる「ジ・白川バンド」が12月4日(水) 、大阪・京橋のベロニカでライブを開催しました。『白川悟実presentsジ・白川LIVE』と題された今回のライブは、テンダラー結成30周年の特別公演。さらに、7月に世界最大級のバンドコンテスト「エマージェンザ・ジャパン2024」で決勝大会に進出した記念公演でもあります。ミュージシャンやお笑い芸人たちがお祝いに駆け付け、音楽もお笑いも大盛り上がりとなった会場の熱気をお届けします!

出典: FANY マガジン
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レイザーラモンRGが“白川あるある”

ジ・白川バンドは、テンダラー・白川がドラムを担当しているバンド。ボーカルは吉本新喜劇の高井俊彦、そしてギターのマコトとベースのイッシンというメンバー構成です。

この日は、レイザーラモンRGや、もりやすバンバンビガロ、メンバー(山口提樹、潮圭太)も登場し、ネタを披露。さらに「エマージェンザ・ジャパン2024」決勝大会でともに戦ったバンド、ハヤシライフも出演したほか、元THE BLUE HEARTSのドラマー、梶原徹也がスペシャルゲストとして登場しました。

シャンデリアが輝くゴージャスな会場は、ステージとの距離も近く、お客さんはお酒を飲みながら音楽を楽しめます。オープニングトークで高井は「テンダラー30周年おめでとうございます!」と白川を祝福。2010年から活動しているジ・白川バンドも今年で15年目となり、白川は「そんなにやってたんやなあ……」と感慨深げです。

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まずは、白川が直接オファーしたという2組の芸人が登場。トップバッターのメンバーは、リズミカルな歌ネタやキーボードを使ったエピソードトークで盛り上げ、会場を手拍子と笑い声で満たしました。

もりやすバンバンビガロは、登場するなりバルーンパフォーマンスで沸かせると「白川さんおめでとうございます!」と祝福。お祝いのライスシャワーならぬティッシュシャワーやフラフープ芸、ジャグリングを次々に繰り出し、最後はラケットとボールを使った大技を鮮やかに決めました。

続いて登場したのは、歌手の円広志に扮したレイザーラモンRG。円の名曲「ハートスランプ二人ぼっち」を熱唱しながら、“白川あるある”を披露すると会場から“円コール”が巻き起こります。

さらにRGは、白川のドラムをバックにZIGGYの「グロリア」に合わせて“白川あるある”を披露。白川の素顔をよく知るバンドメンバーがRGに“あるある”を耳打ちしますが、どれもビールに関するエピソードばかりで、白川は「オレのあるある、しょうもな!(笑)」と苦笑いでした。

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スペシャルゲスト登場で盛り上がりはピークに!!

後半はジ・白川バンドと親交の深い5人組バンド、ハヤシライフのパフォーマンスでスタート! ファンク、ロック、ヒップホップを縦横無尽に駆け巡る多彩なサウンドで観客を魅了します。

「エマージェンザ・ジャパン2024」大阪予選や決勝大会でステージをともにしたジ・白川バンドとハヤシライフは、一緒に飲みにいくこともあるそう。演奏後には、白川と高井を交えたトークも行われ、ここでしか聞けない話も飛び出しました。

そしてトリには主役のジ・白川バンドが登場。来年1月1日から初めて各サブスクリプションサービスで曲配信がスタートすることを報告した白川は、「曲を聴いて、月イチで開催しているライブにもぜひ来てください!」とアピールしました。

3年ぶりの新曲「陽はまた昇る」では、三三七拍子で会場の一体感を生み出し、高井のブルースハープもしっとりと聞かせます。最後は、「浜ちゃんが!」(読売テレビ系)のエンディングテーマである「ホームラン」で景気よく締めくくります。

出典: FANY マガジン
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そしてここで白川が、「30周年やし……僕も歌わせてもらっていいですか?」とスティックを置いてステージの中央へ。ファンの大歓声のなか、スペシャルゲスト・ドラマーとして梶原徹也をステージに迎えます。「よう来てくれました」と高井が感謝を伝えると、梶原は「お笑い大好きなんです!」と笑顔を見せました。

この奇跡のセッションに、ハヤシライフのOKN(キーボード)、ずん(ギター)も参加し、白川は「青空」「終わらない歌」でエモーショナルな歌声を響かせました。

歌い終わった白川は、「泣きそうになった。あと2杯(お酒)飲んでたら泣いてる!」と感無量の表情です。さらに、「30周年なんだからもう1曲やりましょうよ!」という梶原からのサプライズ提案でTHE BLUE HEARTSの名曲「TRAIN-TRAIN」もやることに。ハヤシライフのメンバーも全員登場し、大盛り上がりのうちにイベントは幕を下ろしました。

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今後の目標は“最高の前座バンド”!?

イベント終了後、白川は「お笑いと音楽が融合したイベントを一度やりたいなと思っていて。定期的にこんなライブもやっていきたいです」とコメント。高井も「白川さんの人柄でみんなが集まってくれて、お祝いムードでしたね。いつもとはちょっと違う感じで、特別なライブになったと思います」と笑顔を見せました。

梶原のドラム演奏をバックに歌ったことについて白川は、「THE BLUE HEARTSは(自分の)ルーツのひとつ。梶原さんのドラムで歌ってるとき、振り返って演奏を見たくてしょうがなかったです。(前を向いて歌いながら)音を噛みしめていました」と振り返ります。

今後の活動について、高井が「ビッグアーティストの大阪のライブで前座をやりたいです。ぜったい盛り上げる自信がある!」と意外な構想を披露すると、白川も「お前を聴きに来たんちゃうねん!と思われても、僕らは喋りで盛り上げますんで!」と“前座バンド”としての並々ならぬ意欲を見せました。

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