ピン芸人日本一を決める『R-1グランプリ』が2022年も開催! 大会概要や詳細を説明する『R-1グランプリ2022』やります会見が、11月26日(金)に東京・よしもと有楽町シアターで行われました。2002年に始まったR-1は、今回で記念すべき20回目。会見では、前回に引き続き決勝戦でMCを務める霜降り明星(粗品、せいや)のほか、参戦を表明しているピン芸人たちが登場し、会見を盛り上げました。
「ゆりやんがボケゼロって、初ちゃう?」
昨年の第19回大会から参加資格を芸歴10年以内に変更、ロゴも一新し、新たなスタートを切ったR-1。会見の冒頭では、その魅力を伝えるべく、前回優勝のゆりやんレトリィバァがインタビューに答える特別VTRが流されます。
「R-1をお祭りの大会みたいに思われるのがめっちゃ悔しくて。『M-1グランプリ』や『キングオブコント』と同じで、芸人が人生をかけてやっている大会だというのをわかってもらいたいです」
苦悩や葛藤、そして昨年の歓喜の瞬間まで、大会への熱い思いを語るゆりやん。VTRが終わって「素晴らしい。感動する!」と粗品が絶賛すると、せいやも「ゆりやんがボケゼロって、初ちゃう?」と驚いていました。
ここで、大会への参戦を表明している芸人たちが登場! しかし、お見送り芸人しんいちとマツモトクラブに“芸歴詐称疑惑”が……。
R-1の応募資格は、「プロは、芸歴10年以内であること(2011年1月1日以降に活動を開始していること)」。ただし、以下の緩和条件があります。
・お笑いの養成所期間は、芸歴から除く
・お笑い以外の活動期間は、芸歴から除く
・プロとしての活動休止期間は、芸歴から除く
マツモトは「昨年ラストイヤーと言われて、そのつもりで前回やりました。みなさん命がけですけど、僕も命がけでやり切ったつもりでいたら、1週間前に『まだ出られますよ』って……」と説明。2011年11月デビューのため、あと1年出場可能なことが判明したと明かしました。
一方、しんいちは活動休止期間があったと弁明。「ルールブック読んだら、休んでいる期間引けますよって。そっちが言うたんやないか!」と感情をあらわにしていました。
森本サイダー、ZAZY、吉住…実力派芸人たちが続々!
ほかにも優勝候補たちが続々登場。昨年のファイナリストの森本サイダーは「昨年はファイナリストになっただけでよかったと思っていたんですけど、結果、5位で悔しい思いをして」と振り返り、前回の決勝で、ネタで使うフリップをZAZYにイタズラされたと暴露します。
そのZAZYは、その天罰が下ったのか、昨年の決勝ファイナルステージで自身のフリップに災難が。ZAZYはその反省を踏まえつつ、「今回、決勝に行かせてもらえたら、素行よくしようと思っています」と苦笑いを浮かべました。
昨年の『女芸人No.1決定戦 THE W』女王の吉住は「チヤホヤされたい!」と連呼します。
「優勝して、信じられないくらいチヤホヤされたんです。でも、1年たって濃度がちゃんと薄れてきている。ウチの事務所(人力舎)のザ・マミィが『キングオブコント』で準優勝して、いまチヤホヤされていて……。私、芸人になったのは、チヤホヤされたいからなんです!」
一方、関西からやってきた“ギャル芸人”のエルフ・荒川も大暴れ。「こういう場所に来させてもらってうれしいし、R-1に出させてもらうのもありがたいし、感謝です。裏返したらシャネル!」とギャグを披露すると、ラランド・サーヤが「前回、出させてもらったとき、準々決勝に行かせてもらってマジ、ピースです。ニューバランス!」とギャグ返し。粗品から「ええわ!」とツッコミを入れられていました。
しゅんPの気になる賞金の使い道は?
医師で芸人のしゅんしゅんクリニックPは、お得意の医療ボケを連発。ライバルを問われると「本当の敵はコロナ」と言い、R-1の“R”をレントゲンのRと勘違いし……それでも賞金の使い道について聞かれると、昨年11月に結婚した身だけに、「コロナでできていないんで、結婚式の資金に」と“リアル”な答えが返ってきました。
さらにkento fukaya、高田ぽる子、やす子が意気込みを語ったほか、144人の芸人とリモートで中継をつなぐ一幕も。そこでは、サーヤの相方ニシダが、付き合っている彼女の家からリモート参加するという“クズ芸人”ぶりを発揮していました。
賞金500万円をかけたピン芸人大会『R-1グランプリ2022』のエントリーはすでに受付開始中。予選は12月26日(日)にスタートし、決勝戦の模様は来春、関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで生放送される予定です。
『R-1グランプリ』公式サイトはこちらから。