吉田裕×清水けんじ“因縁バトル”は最終決着間近! 「イチオシ座員」コーナーには野崎塁が登場【新喜劇・寛平GM月例会見】

吉本新喜劇の間寛平GM(ゼネラルマネージャー)による2024年最後の月例会見が、12月25日(水)に大阪市内の吉本興業本社で行われました。今回は、吉田裕と清水けんじが顔を合わせたことで、またまた因縁のバトルが勃発!? 岡田直子や野崎塁、そしてもちろん“新喜劇の顔”島田珠代も出席し、1年の締めくくりにふさわしい賑やかな会見になりました。

出典: FANY マガジン
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寛平GM「珠ちゃんが頑張ってくれたおかげ」

MCを務める吉田裕が寛平GMと珠代を呼び込むと、まずは2024年の振り返りからスタート。吉本新喜劇が誕生した1964年3月1日からちょうど65年となった今年3月1日(金)の『吉本新喜劇記念日2024』から、“65周年イヤー”が幕開けしました。

珠代は記念すべき年の“新喜劇の顔”としてPRに奔走し、全国ツアーは各地で大入り満員の大盛況。寛平GMは「(新喜劇の)テレビ放送がないところも満員になったのが本当にうれしかった」と振り返ります。

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ゴールデンウィークには大阪・万博記念公園で初の大規模野外イベント『よしもとしんきげきフェス』を開催するなど、新しいことにもチャレンジ。9月には恒例の『吉本新喜劇座員総選挙2024』が行われ、アキが3連覇の偉業をなしとげました。

寛平GMは、「珠ちゃんが“顔”として頑張ってくれたおかげ」と珠代の奮闘に感謝します。その珠代は11月に配信リリースされた曲『珠代ベスト〜パンティーテックス〜』がSNSで大バズりしたものの、残念ながら『NHK紅白歌合戦』からのオファーはなく、落胆の表情です。

来年1月20日に“視聴率バトル”で決着!

続いて、会見場に清水けんじと岡田直子が登場。清水と、この日のMCの吉田といえば、やはり気になるのは座員総選挙から続く因縁バトルの行方です。売り言葉に買い言葉で吉田が「清水さんに総選挙の順位で負けたら座長を降りる」と宣言したところ、結果は清水が6位で吉田は8位。

吉田はかろうじて“座長退任”を免れていますが、清水は勝利のご褒美として12月30日(火)まで、なんばグランド花月の本公演で吉田の代わりにリーダー公演を行っています。清水は「みなさんに助けていただいて成立しているだけ。僕の力なんて何にもない」と謙遜しながら、吉田をチラリと見て挑発。

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最終的な勝敗は、今回のなんばグランド花月本公演のテレビ放送(MBSテレビ『よしもと新喜劇』)の視聴率をもとに決定します。寛平GMから「こっち(清水)が勝ったらほんまに降りるな?」と念を押された吉田は「わかりました。僕も男です。視聴率で負けたら座長を降りたりますわ!」と再宣言! 

これに対して清水は「信用ならん」と疑いのまなざしです。清水けんじ座長週のテレビ放送日は1月18日(土)(MBSテレビ毎日放送「よしもと新喜劇」)。その視聴率を受けて1月20日(月)19:00から吉本新喜劇の公式YouTubeチャンネルで、吉田が座長を降りるか否かの発表が生配信される予定です。

アニオタ岡田が声優陣とのコラボで本領発揮!

そして新年明けて2025年も、新喜劇座員たちは大活躍の予感。岡田は1月25日(土)、26日(日)の2日間、東京・草月ホールで上演される吉本新喜劇と声優がコラボする舞台にメインキャストとして出演します。

『とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員が、オタク知識(スキル)を振りかざし、無双するみたいです。』と題された公演は、多数の声優が所属する事務所・アクロスエンタテインメントとのコラボレーション企画。「新喜劇は究極の2.5次元」と言い切るアニメオタクの岡田が、声優たちと新喜劇座員、両方の魅力を余すところなく伝えるべく奮闘します。

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珠代はこの舞台にモンスター役で出演しますが、ブタをモチーフにしたキャラクターとのこと。グッズに使用するビジュアルデザインを見た珠代が「(一緒に)笑ってたけど、すごいショックでした」と漏らすと、岡田は「できるだけかわいいブタにしたんです!」と“釈明”していました。

また、この公演には、声優界のビッグスター・山寺宏一がVTRで出演することも決定しています。岡田は「やばい。すごすぎて、山寺さんがしゃべってるだけでテンションあがっちゃう!」と、いまから大興奮でした。

吉田裕は新キャラに挑戦!

まだまだ注目公演は目白押しです。1月26日(日)には、吉本興業の新喜劇担当の新入社員による“ニューシャインプロジェクト”『令和の新喜劇に物申す! 新入社員・吉田裕』が大阪・YES THEATER (吉本新喜劇セカンドシアター)で開催されます。新喜劇に携わる社員たちの苦労話を笑いに変える試みで、吉田のほかに酒井藍も出演予定です。

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2025年に入ると、“65周年ツアー”がいよいよ終盤へ。1月に沖縄で開催されるほか、2月には広島、愛知、宮城、石川、群馬などで公演を行います。

そして3月2日(日)には、恒例の『吉本新喜劇記念日2025』がスタンバイ! 内容は「いま、ちょっとずつ詰めていってるところ」(寛平GM)で、新たな発表も用意されているとのことです。

清水と吉田も、それぞれ主催イベントがあります。清水は前回、俳優のえなりかずきさんをゲストに迎えて大きな話題を呼んだ『清水けんじの大笑撃新喜劇』第2弾を、3月7日(金)になんばグランド花月で開催します。今回も、清水以外の全出演者が当日までシークレット。清水は「台本も自分ですべて書かせていただく。ちょとクセになってきた」とワクワクを隠せません。

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一方、吉田は3月20日(木)、同じくなんばグランド花月で『吉田裕の新喜劇VOL.4』を上演します。吉田は自画自賛の“カレンダー付きポスター”を手に意気揚々とアピール。ただ、内容について「90分ぐらいの新喜劇……」と説明すると、寛平GMから「いまもやってるやんか」と“マンネリ”にキツ〜いツッコミが入ります。吉田曰く「新しいキャラクターに挑戦する」とのことなので要注目です。

珠代「野崎塁の風がきてるねぇ」

前回の月例会見から始まった「今月のイチオシ座員」紹介もありました。今回、登壇したのは野崎塁です。寛平GMによると、12月21日(土)に開催された『吉本新喜劇inよしもと福岡劇場』で「ぜんぶ笑いをかっさらった」という注目の若手。寛平GMは「僕が(新喜劇に)入った21歳ぐらいのころを感じた」と絶賛します。

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野崎は「みなさんに助けていただき、盛り上がって、それにお客さんもついてきてくれるという感覚があった」と福岡での手応えを振り返りました。女性陣からも「塁の風がきてるねえ」(珠代)、「久しぶりに入ってきた、ちゃんとした男前」(岡田)と評価は上々でしたが、途中からなぜか「でも、ちょっと(顔が)カーブしてるやろ」「髪の毛でごまかしてる」「すべてのオーディションに落ちたウェンツ瑛士」などイジりの標的に!? 

野崎は1月2日(木)~1月5日(日)の神戸公演、2月14日(金)のルミネtheよしもと公演などにも出演予定で、来年ますます注目を集めることは間違いありません。ちなみに野崎は、2019年の「金の卵11個目オーディション」で合格し入団。現在、それに続くスターを発掘すべく4年ぶりのオーディションを開催中で、12月31日(火)までエントリー可能です!

会見の最後は恒例、珠代の「今月の顔」のコーナー。珠代は「塁を見て、いま思いついた」という即興ネタ「悪い雨を集める女」の新キャラ誕生で2024年を締めくくりました。

出典: FANY マガジン
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