アイドルグループ・NMB48の成人メンバー7人が1月13日（月・祝）、大阪天満宮を参拝し、華麗な振り袖姿を披露しました。今年、成人式を迎えたのは泉綾乃（ドラフト3期生）、龍本弥生（８期生）、田中美空（９期生）、西田帆花（９期生）、西島梨央（９期生）、内田愛彩（10期研究生）、村井悠莉（10期研究生）。7人は祈祷を受けたあと、取材に応じ、ハタチの抱負を語りました。
20歳の目標をアピール
まずは本殿で神職によるお清め、お祓いのあと、メンバー１人ひとりに玉串が手渡され、全員が起立して奉納。メンバーたちは神職から「皆さまを魅了し、魂を鼓舞するパフォーマンスを」と声をかけられたあと、幸矢（さちや）を受け取りました。
囲み取材では、それぞれが目標や感謝したい人、晴れ着のポイントなどについてコメントしました。
泉は「アイドルと女優の二刀流」を目標に掲げながら、ファンや家族への感謝を忘れません。また、この日の振袖について、「大人の仲間入りということで可愛さも残しつつ、赤を選ばせてもらいました」と笑顔を見せました。
瀧本は「シングルの選抜メンバーに入ること」を目標に挙げます。「小さなころからアイドルに強い憧れを持っていたので、今年はこれまでの夢でなく、目標として選抜メンバー入りを達成したい」と力を込め、いつも励ましてくれるファンに感謝しました。
田中は「いまよりもっと前に立てる人になりたい」と抱負を述べます。現状のグループ内でのポジションについて、「悔しいと思ってしまうことも多い」と話しながら、「いま以上にたくさんの方に認めてもらえるようにしたい」と意気込みました。また、この日の振袖は「アイドルになるまで勇気が出なくて選べなかった」というピンクをチョイスしたそうです。
西島は「20歳はアイドル、人として節目の1年」と話します。2年前から地元を離れて心配をかけているという両親に感謝しながら、「ゲームやボーカロイドなどの趣味を活かした仕事をしたい」と抱負も。この日の晴れ着は、自身のペンライトカラーに入っている白をチョイスしたそうです。
大好きだという赤の振り袖姿の西田の目標は、「自立した大人になる」こと。2024年の公演出演回数が全メンバーのなかで1位だったという西田は、バラエティ番組やラジオでの活動の場を増やしたいと意気込みます。そして、「家族が自慢できる存在になれたら」と笑顔で語りました。
「大人っぽい女性になりたい」という理由で紺の晴れ着を選んだ内田は、「何事にも挑戦し、学び続けられる人、寄り添える歌が歌えるアイドルになることが目標」と話します。そして「家族の支えがあったから、いまの私がいる。応援してくれるファンにも感謝を伝えたい」と笑顔を見せました。
村井は「研究生から昇格すること」を目標に挙げます。そのために「殻を破ったり、前に出たり、個性をつけたりすることが大事」としながら、「しゃべるのが少し苦手なのでがんばりたい」と宣言。振袖は、大人っぽい渋い色に挑戦したそうです。
ミャクミャクと同じ“赤青世代”？
泉は、NMB48が今年15周年を迎えることに触れながら、4月に開幕する大阪・関西万博について「大阪から世界へたくさんの方に笑顔と元気を届けられるようにしたい」と意気込みました。
一方、「自分たちは“何世代”だと思う？」という質問に泉は、2022年に成人年齢が18歳に引き下げられたときの世代ということで「特殊世代」と回答。龍本は、大阪・関西万博のキャラクター・ミャクミャクを意識して「赤青世代」と話しました。
田中は「（今年は）巳年なのでニョロニョロ……と見せかけてまっすぐ世代！」と笑顔で答え、NMBへの熱いまっすくな気持ちをアピール。西島は「SNS世代」と答え、SNSを活用してバズる人になれるようにがんばりたいと目標を掲げました。
「ほのぼの世代」と言った西田は、「1人ひとりはそんなことないんですけど、この成人メンバーで集まったときに、空気がほわほわしていたからほのぼの」と笑顔で語ります。内田は、子どものころに放送されていたアニメを念頭に「アイカツ世代」と回答。村井は「夢を叶えていく世代」だと話し、夢の実現に向けて決意を新たにしました。
また、「大人になったと思うときは？」という質問に、田中は「カードでタッチ決済するとき」と回答。西田は友だちの運転で出かけたことを挙げ、「自分も免許を取れるようにがんばりたい」と新たな目標を掲げました。
