どうも! 芸人ライターのヘッドライト・町田星児です。
大阪マラソンが行われた2月24日(月)、マラソンのゴール地点・大阪城公園で、株式会社ダスキンによる清掃活動『クリーンアップマイタウン』が行われました。当日は大阪府住みます芸人のspan!(水本健一、マコト)と、大阪市北区住みます芸人の木尾モデルが参加して、マラソンでにぎわう公園で一般の方にゴミ拾いをしていただくように呼びかけました。さらに、マラソンをしながらゴミ拾いをする「プロギングランナー」として、インフルエンサーのみゃこさん、こわだ君も参加。その活動の様子をレポートします!

雪が舞い散るなかで活動スタート!
この日の午前中は、雪が舞うほどの寒さ。マラソンのスタートを追いかけるように、清掃活動もスタートします。
『クリーンアップマイタウン』は、ダスキンが「身近に、未来に、エコのタネまき。」という環境スローガンのもと、2006年から各地で行っている社会貢献活動です。
まずは、公園内を歩いている人への声がけから。「ゴミ拾いをしませんか?」とお願いして、参加してくれる人には、軍手・ビニール手袋・ゴミ袋の3点セットを渡します。ゴミを拾って戻って来られた方には、参加賞としてダスキンの台所用スポンジをプレゼント――こういった流れです。

活動スタートからしばらくして、芸人たちに話を聞いてみました。水本は「30分で5組ぐらいが参加してくれたので、なかなかいいペースです」と、まるでマラソンの感想のよう。
マコトは「ダスキンは有名なので、『こんにちは、ダスキンです!』と言ったら立ち止まってくれます」と、ダスキンの偉大さを改めて感じた様子です。開始から1時間が経ったころには、木尾が「ゴールされたランナーの方も出てきて人が増えてきたので、僕らの活動も忙しくなりそうです」と、一段とやる気を見せていました。

いかにも大阪「100万円くれるんか?」
夕方になって活動の終了間際、ダスキンの社員さんにも話を伺ってみました。
まずは、平野和代さん。
「お子さん連れの方は特に快く参加してくれました。子どもたちが楽しくゴミ拾いしている姿を見られて、とても嬉しかったです。あと、『ゴミを拾って持って来てくれたら参加賞をお渡しします』と言ったら、『100万円もらえんの?』と3人の方に言われました」
「100万円もらえんの?」が3人も! 性別も年齢もバラバラだそうです。そんなに定番な冗談でしたっけ?
続いて、井村祥平さんからこんな感想をいただきました。
「楽しかったです。隣の森ノ宮駅までゴミを拾いに行ってくれた方もおられて、嬉しかったです」

芸人たちも「楽しかった!」「感動した!」
活動が終わってから、改めて芸人たちに感想をもらいました。
水本「めちゃくちゃ楽しかったです。親子連れにゴミ袋を渡したら、20分後ぐらいに大量のゴミを持って来て、お子さんに分別を教えるっていうさまを見て、ほのぼのとしましたし、こんな子どもたちが増えたら、将来、大阪の街がもっと綺麗になると思いました」

マコト「楽しかったです。ランナーの方に『完走したあとのゴミ拾い、めっちゃ気持ちいいですよ』と言うと、8割ぐらいの方がゴミ袋を手に取ってくれました。残りの2割は『もう腰が曲がらない』と(笑)。ゴミ拾いは心が綺麗になるなって、めっちゃ思いました。今後もこういう取り組みに積極的に参加していけたらと思います」

木尾「参加してくれる方が思っていたより多くて、集まるゴミの量も多くて、クリーンアップの意識が高い方が多いことに気づかされました。走り終えたランナーの方も、すがすがしい顔のままゴミを集めてくれて、僕らが感動をいただきましたね」
と、それぞれ感動の体験ができたようです。

プロギングランナーに質問攻め!
ここで、プロギングランナーのみゃこさんとこわだ君が帰って来ました。
ゴミ拾いをしながらマラソンを完走するタフさには驚きです。みゃこさんとこわだ君には僕だけでインタビューをする予定でしたが、2人に興味津々な芸人たちも交じって質問攻めになりました。
町田 お疲れさまでした。プロギングは何度もやられているのですか?
みゃこ 何度かやっているんですけど、フルマラソンでのプロギングは初です。
町田 昨日も、ほかのマラソンを走ったと聞いたのですが。
みゃこ・こわだ君 昨日、姫路城マラソンをフルで走りました。
(芸人一同、驚愕)
木尾 今日のゴミの量はどうでしたか?
こわだ君 参加者さんが多いからゴミも多かったです。カイロや補給食のゴミが多かったです。
みゃこ 手袋も多かったね。

木尾 (ゴミを持つのは)オモリを持って走ってるようなもんですよね?
こわだ君 (重さ)2、3キロのゴミを持って走って、スタッフさんに回収してもらって……の繰り返しです。
マコト すごい!
こわだ君 沿道のみなさんに「ダスキンさん、さすがやな!」とか言われたりして、自己肯定感が上がって、走るのが楽しくなり、心も綺麗になるので、来年はぜひ!
みゃこ 「えらいね、えらいね」て言われたんですよ。来年、言われに行きませんか?
(芸人一同、苦笑)
町田 ゴミ拾い用のハサミを持たずに、素手で?
みゃこ そうです。
(芸人一同、仰天)
町田 じゃあ、結構しゃがまないと!
マコト しんどいわ、それ!

水本 印象的だったゴミは?
こわだ君 サングラスが落ちてました。
木尾 (2000年シドニー五輪の女子マラソンでサングラスを投げた)高橋尚子さんがいたんですかね?(笑)
水本 おらんかったやろ!
みゃこ 1キロ地点に落ちてました。
芸人一同 ラストスパート、はやっ!

町田 場所によってゴミの種類は違うものですか?
こわだ君 最初のほうはカイロが多かったですね。走り出す前は寒いから。
みゃこ 給水所では、水と補給食を飲もうとして外した手袋が多かったです。
芸人一同 なるほど〜!
こわだ君 プロギングが広まればいいですね。ふつうに生活してるなかでも、ちょっと走りながらゴミを拾うとか、それでも全然いいんで。まずはそこから始めてもらいたいですね。
町田 今後もこういう活動を期待しております。本日はお疲れさまでした!
身近なところから清掃を!
この日の活動は約400人が参加して、およそ1260リットルのゴミが集まったそうです。
みなさんも、参加者が口々に「楽しかった」と言う清掃活動を始めてみませんか? 身近なところからでいいんです。もちろん僕もやりますよ! まずは、もはやゴミ屋敷となっているワンルームの自宅から……。

当日のプロギングランナーの動画はこちらから。