この『コロナパニック』も、もう一年半ほど経っておりますが、日々ニュースは変わっています。
今、日本ではワクチンに関するニュースが増えてきましたね。
ワクチンに対しては、様々な考え方がございますし、たくさんのゴシップが囁かれていますので、みなさまのご判断にお任せいたします。
そもそも、なぜ世界は、ワクチン接種を推進しているのでしょう?
今回の新型コロナウイルスは、実効再生産数が『2』とされております。
1人が罹患すると、2人に感染させるという計算です。
2人→4人、4人→8人という風に、倍々に感染者が増えていくという計算です。
この計算を元に、人口の半分が抗体を持つことで、『集団免疫』を獲得できると考えられています。
1人が2人に感染させるわけですが、その2人のどちらかがワクチンを打って、免疫を持っていれば感染しません。
1人が1人にしか感染させない。実効再生産数が『1』になるわけです。
そうなれば、感染者数は増えないですね。
世界は、人口の60%~70%のワクチン接種を目指しています。
そうなれば、実効再生産数は1を下回ります。
ということは、感染者数が減っていくはずです。そういう作戦を取っているわけですね。
そんなワクチン接種ですが、国によって、促進の方法は様々です。
僕が気になったものをいくつかご紹介します。
アメリカでは、接種した人がBARでビールが無料になったり、大リーグの観戦チケットが無料でもらえるなど、おもしろい施策がたくさんあるのですが、オハイオ州では、抽選で賞金約1億円が当たります。
こちらは、18歳以上の接種者が対象で、12歳~17歳の接種者には、州立大学の4年間の学費と、寮や教科書代などの奨学金が当たる抽せん会が行なわれました。
先頃、当選者が発表されて減少傾向だった接種者の数が、また増えはじめたそうです。
ルーマニアでは、ドラキュラ城として有名な『ブラン城』を、接種会場にしています。
「不気味さとスリルで国民の関心を集め、接種を加速する」
というのが狙いだそうです。
狙えているのでしょうか(笑)?
城内では、ドラキュラの牙を注射針に変えた案内板を設置し、医療スタッフのユニホームには血が滴るドラキュラをデザインして、エンターテイメント性を持たせています。
さらに、接種した人は、城内で中世の拷問道具などを無料見学ができるそうです。
狙えているのでしょうか(笑)?
さらにタイでは、抽選で生きた牛が一頭プレゼントされますし、
インドネシアでは、生きた鶏がもれなくプレゼントです。
もう、いくところまでいっている気もしますが、お国柄が出ていておもしろいですね。
ただ、改めてですが、ワクチン接種は、個人の判断です。
ご自分の体調や、知り得たゴシップなどを考慮して、ご判断ください。
※「あくまでも奥田個人のゴシップ的見解です」