『第60回上方漫才大賞』昨年奨励賞を受賞した見取り図が中継リポーターに就任!

4月12日(土)15:00より関西テレビ・ラジオ大阪(関西ローカル)にて『第60回上方漫才大賞』が生放送されます。このたび、昨年奨励賞を受賞した見取り図(盛山晋太郎、リリー)が中継リポーターに就任したことが発表されました。

本番を直前に控えた緊張の様子をお届け!

出典: FANY マガジン
©関西テレビ

『上方漫才大賞』とは、上方漫才界において、年度を通じて寄席、放送およびその他の舞台などで最も活躍した漫才師に贈られる名誉ある賞。上方演芸界で最も長い歴史を持ち、夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよしなど、数々の実力派漫才師が受賞してきました。

今回、結成年数10年目までが対象の新人賞にオーパスツー、ぐろう、豪快キャプテン、ジョックロック、バッテリィズ、はるかぜに告ぐ、フースーヤの7組(50音順)がノミネート。大賞の受賞経験がない漫才師に贈られる奨励賞にはカベポスター、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ヘンダーソン、マユリカの5組(50音順)がノミネートされています。

以上12組は『第60回上方漫才大賞』生放送にて漫才を披露。当日の審査を経て、各賞の受賞者が決定。さらに、事前に厳正なる選考のもと決定した大賞受賞者が、同日に発表されます。

そんな『上方漫才大賞』において昨年奨励賞を受賞した見取り図が、このたびリポーターに就任することが決定しました。2人は生放送中に奨励賞ノミネート者が集まる楽屋に突撃。漫才を披露する会場と中継を結び、本番を直前に控えた緊張の様子を届けます。

見取り図は過去に新人賞に2回、奨励賞に5回ノミネートされ、昨年行われた『第59回上方漫才大賞』で念願の奨励賞受賞となりました。そんな彼らが今年は立場を変え、奨励賞獲得に燃えるノミネート者を応援します。

見取り図 コメント

出典: FANY マガジン

――前年はノミネート者としてインタビューを受ける立場でした。当時の心境を教えてください。

盛山 5回目のチャレンジやったもんね。

リリー だからもうここで決めるつもりやったよね。ここで(奨励賞を)獲らないと無理って感じでした。

盛山 上方漫才大賞(での戦い)をあきらめようと思っていましたね。“背水の陣”という感じで。新人賞を含めたら、(ノミネートされるのは)7、8年(注1)のことだったので。年に一回のレギュラー番組になってしまっていました。

リリー 新人賞も獲れなかったから。

盛山 本気で挑んでいました。

――奨励賞ノミネート者を応援する意気込みを教えてください。

盛山 (受賞に挑む方々の気持ちは)めっちゃわかります。“カミマン”(上方漫才大賞)は特に、(賞を)獲れなかったら、全芸人が苛ついています。

リリー 一番欲しいからな、芸人からしたら。

盛山 ステップアップするには、必須の賞レースじゃないですか。ましてや大阪で漫才をやっていく身としては。

リリー 歴史の重みもあるしね。

盛山 毎回、楽屋では結構特殊なぴりつきがあるよね。

リリー 勝ちたいからね。

盛山 戦いの目にはなりますね。

――今回奨励賞にノミネートされた方のうち、ヘンダーソンは2回目、その他の方は初めてのノミネートとなります。去年とはまた違う様相を呈していますが、いかがですか。

盛山 天才ピアニストが(奨励賞ノミネートに)入ってくるのは分かりますね。去年新人賞を獲って、今回奨励賞。

リリー だから2年連続(の受賞となる)可能性があるよね。

盛山 そんな年も過去にあったしね。天才ピアニストは本当に、大阪の賞レースを全部網羅するという、女芸人初の目標を抱いているので。ジャンヌダルクです。意気込みも違うでしょう。ヘンダーソンは僕らの同期です。去年のライバルで、今年もチャレンジ。まだ今年で2回目でしょ……全然甘い。俺ら5回やっているんやから、奨励賞。

リリー まだ先は長いですよ。

――ヘンダーソンは今年800回以上のステージに立ったそうです。

盛山 俺ら3、4年前は900なんぼ(回のステージを経験した)やんな?

リリー ええやろ別にそれは(笑)。

盛山 “(ステージに)立てば立つほどいい”わけじゃないので。

リリー ええやろ別に(笑)。ヘンダーソンが頑張ったってことやん。

盛山 ダブルヒガシ、間違いないです。カベポスター、マユリカ、間違いないです。みんな賞レースの猛者たちやね。

リリー どこが(奨励賞)いってもおかしくないな。

盛山 すごいね~……、普通にとてもおもろい、お笑いライブですね。賞レースとか抜きで見たら。めちゃめちゃ興味を惹かれるラインナップやね。

リリー 本当にレベル高い。

盛山 有馬記念とかと同じで、10回やったら10回(結果は)変わると思います。

リリー 出順とかな。お客さんの感じとか。

盛山 それくらい拮抗している。超楽しみです。

――新人賞・奨励賞にノミネートされた方へ激励のメッセージをお願いいたします!

盛山 新人賞候補のみなさん、奨励賞候補の皆さん。ぜひ頑張っていただきたいですね。

リリー 個人的になんですが、僕は去年、髪を染めてすぐ奨励賞に挑んだんですよ。それで奨励賞をもらえたんです。だから、アドバイスは“髪を染めろ”。

盛山 あほなんか、おまえ。

リリー いける! 染めたらいける、この賞レースは(笑)!

盛山 中学生やん(笑)。

リリー 多分……金髪好きの審査員がおるんかな?

盛山 おらんて(笑)。ステップアップするには必須の、新人賞と奨励賞だと思うので、ぜひチャレンジしていただきたいですね。

リリー がんばれ!

盛山 “大阪を背負っている”という覚悟を持って、頑張りましょう、ともに!

(注1)2017年、2018年は新人賞にノミネート。2020年は奨励賞にノミネートされたが新型コロナウイルスの影響で大会が中止。2021年、2022年、2023年にも奨励賞にノミネートされ、2024年に奨励賞受賞。初ノミネートから8年目、かつ(2020年も含め)奨励賞は5回目のノミネートとなるタイミングで奨励賞受賞となった。

番組概要

『第60回上方漫才大賞』
放送日時:4月12日(土)15:00~17:30 ※生放送
放送:関西テレビ(関西ローカル)
司会:大平サブロー
進行:関純子(カンテレアナウンサー)、藤川貴央(ラジオ大阪アナウンサー)
大賞受賞者:当日発表
新人賞ノミネート:オーパスツー、ぐろう、豪快キャプテン、ジョックロック、バッテリィズ、はるかぜに告ぐ、フースーヤ(7組/50音順)
奨励賞ノミネート:カベポスター、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ヘンダーソン、マユリカ(5組/50音順)

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