金属バット×金魚番長が初ツーマンライブ! 古市“あの騒動”の全貌激白に小林「よく帰ってこれたな～」

金属バット（小林圭輔、友保隼平）と金魚番長（箕輪智征、古市勇介）による初めてのツーマンライブ『金属番長』が、6月12日（水）に京都・よしもと祇園花月で開催されました。ネタはもちろん、クロストークやゲームなどコーナー企画も大盛況となったライブの模様をお届けします！

満席の会場に「あらららら！」

オープニングで満員の客席を見渡して「あらららら……！」「ふだんはこんなに客来えへんねん」と驚く金属バットの2人。金魚番長は、金属バットのYouTubeチャンネルに5年ほど前に出演したことを振り返り、古市がそのときのエピソードを明かしてお客さんは大笑いです。

改めて金属バットの2人に「僕らの印象とか、あるんですか？」と聞く箕輪に、小林が「松井秀喜（古市）と、中学生（箕輪）」とサラッと答えてまた爆笑。

前半は2組の漫才からスタートします。躍動感にあふれ、勢いのあるネタを見せる金魚番長に対し、しゃべりでじっくり聞かせる金属バット。どちらも観客を大いに沸かせ、会場を爆笑の渦に巻き込みます。

そして「金属番長クロストーク」のコーナーへ。4人とも“番長”らしく、学ランの衣装に着替えて登場しました。長ランを着た小林は、とりわけ“番長感”が隠せません。このコーナーでは、お互い気になることをそれぞれ質問します。

古市は、金属バットの2人に「最後の日に食べたいもの」を質問。しかし小林、友保のどちらも真正面から答えず、「全然聞き出せない……！」と古市は困惑顔です。その後も質問を重ねる古市でしたが、はぐらかされるばかりで、金属バットは秘密のヴェールに包まれたまま……？

金属バットが「男に憧れられる方法」を伝授！？

一方の友保は、金魚番長の2人に「売れてる芸人5年目って休みの日、なにしてる？」と質問。（2023年に優勝した「UNDER5 AWARD」の印象のせいか）「もう5年目じゃないです、今7年目なんですよ！（笑）」と訂正しつつ、箕輪と古市は「出かけるのが好き」と口をそろえ、ショッピングモールやテーマパークを激推しする古市は、その魅力を小林と友保にプレゼンしました。

続いて小林が、古市に「次に“飛ぶ”ならどこへ行ってみたいですか？」と際どい質問！　5月に芸能ニュースにも取り上げられた、古市の“逃亡騒動”の全貌とそのときの心境、ことの顛末が赤裸々に語られます。「完全に現実逃避していた」と振り返る古市の話に耳を傾けていた小林は、「よく帰ってこれたな～」と妙な“感心”をしていました。

箕輪は、「好きな男性の仕草は何ですか？」と金属バットに質問します。「男から好かれる男になりたい」という箕輪に、小林と友保が伝授した“大人の男のふるまい”とは……？

コーナーでは、デルマパンゲ・広木英介がMCを務めるゲーム企画「金属バットvs.金魚番長　五番勝負」も。

「強そうな名前古今東西」は、実在しない“強そう”な名前を順番に言っていくというもの。“鉄”や“力”など、いかにも強さを感じる名前が並ぶなか、名前とは言えない単語が飛び出して審議になる場面もありました。友保が「ドラゴンボールのボスキャラみたい」と太鼓判を押したもっとも強そうな名前とは？

次は神保町に金属バットが殴り込み？

「わさび寿司我慢対決」は、コンビのどちらかが1～5番の順に寿司を食べていき、何番目からわさび寿司を食べているかを当てるゲーム。ワサビの刺激に耐えて、いかに普通に振る舞えるかが勝負の分かれ目です。先行の金魚番長は、古市が寿司を食べる役に。黙々と寿司をほおばる古市でしたが、唐突に異変が起きて観客から大爆笑が起こります。

ことの顛末を見守っていた金属バットは「こわ……」と怯えながらも小林がトライ。「顔が険しい」と箕輪に指摘されながらも、1番から順に寿司をほおばる小林。しかし、ある瞬間から小林に起きた異変を金魚番長の2人は見逃しませんでした。

そのほか、小学5年生が解けるレベルの早押しクイズ「小5クイズ」はいつしかエピソードトークに変化し、友保の「時間貸し駐車場でバーが上がった話」や、箕輪による「インフルエンザになった話」など、予想つかない展開を見せます。「地元のツレ　エピソード対決」では、中学時代の修学旅行の出来事や、小学生時代の友だちの話、思春期のバレンタインの思い出など、ひとクセもふたクセもあるトークで沸かせました。

エンディングでは、金属バット・友保が「次は（金魚番長の拠点）神保町（よしもと漫才劇場）に行ったるわ！」と宣言して、客席から万雷の拍手。初めてのツーマンにして、クロストークにゲーム企画でグッと距離を縮めた2組でした。