河内家菊水丸が今年も恒例「盆踊りツアー」出陣式! 7月28日“なにわの日”に大阪・関西万博会場でパフォーマンス

毎年恒例の河内家菊水丸による「盆踊りツアー」が、今年もスタートしました。6月29日(日)には、シェラトン都ホテル大阪で『河内家菊水丸 河内音頭生活50周年・プロ活動45周年記念盆踊りツアー出陣式パーティー&大阪・関西万博(7/28なにわの日)出演壮行会』を開催。大村崑や桂文枝、西川きよしら豪華メンバーが出席して、盆踊りシーズン到来に向けて気勢を上げました。

出典: FANY マガジン
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桂文枝と西川きよしが登場してエール

イベントが始まると、この日がお披露目となる“純金箔太鼓”が登場。7月28日(月)に大阪・関西万博の大屋根リングで開催される“大盆踊り”では、万博ロゴマーク入りの純金太鼓がもう1組、用意されます。

三条史郎による太鼓の叩き初めに続いて、ギターの幾島学が演奏をスタート。軽快なメロディのなか、菊水丸が登場すると、「元気いっぱい務めます。最終のお時間までよろしくお願いいたします」と挨拶し、さっそく一節披露しました。

続いて、和宗総本山四天王寺の第114世管長である瀧藤尊淳氏が登壇。瀧藤氏は「また出てきよったと思われるかもしれませんが」と笑わせると、8月11日(木)、12日(金)に行われる「四天王寺 大盆踊り」に菊水丸が出演することを伝えます。

55年前の大阪万博にも出演した喜劇役者の大村は、壇上で菊水丸と握手を交わすと「いま93歳の真っ最中」と笑いを交えて近況を話し、脳を活性化するための指の動きをレクチャーします。スクワットを実演すると、会場からは拍手が起きました。

出典: FANY マガジン
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文枝ときよしは、「吉本のツートップ」とのアナウンスとともに登場。文枝がハンディ扇風機を片手に「60過ぎてからの熱中症は怖い」と話すと、「80過ぎてます!」ときよしがツッコみます。

きよしは「よしもとのミャクミャクです」と自己紹介し、爆笑をゲット。そこからも文枝が「来月で82歳。82になるの初めて」とボケ倒し、きよしは文枝の腕のブレスレットを見て「(横山)やすしさんを思い出す」とこぼすなど、会場の笑いが止まりません。

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オール阪神「このあと手短に」

その後もオール阪神やハイヒール・リンゴらが挨拶。阪神は昨年の壮行会が予定より1時間40分延びたことを振り返りながら、「このあと手短に」と話して笑わせます。リンゴは遅れて登壇したことを詫びつつ、河内家菊水丸一門の“名誉メンバー”であることを明かし、菊水丸にエールを送りました。

そして、来賓が登壇して鏡開きへ。「よいしょ、よいしょ、よいしょ」の掛け声で菰樽に木槌が振り下ろされます。日本音楽事業者協会の専務理事で、大阪・関西万博の催事検討会議 の委員でもある中井秀範氏の乾杯の音頭のあとには、政界からの激励も。演歌歌手の原田悠里は『津軽の花』と新曲『春待酒』を披露しました。

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ラストは「大阪・関西万博 7月28日 なにわの日 河内音頭出演壮行 総踊り」です。リングアナウンサーのNaokiによるコールで河内音頭がスタート。菊水丸が名調子を響かせると、踊り手たちが会場を回りました。

盛大な総踊りが終了すると、菊水丸が改めて挨拶に立ちます。

菊水丸は、小学2年生のときに開催された前回の大阪万博で日本全国の民謡が出てくるなか、河内音頭がなくて少年心に傷ついたと語ります。そして昨年、吉村洋文大阪府知事から正式に大阪・関西万博でのパフォーマンスをオファーされたことを振り返り、「今年、それが実現する。夢の万博で河内音頭を歌うことができます」と力を込めました。

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式典のあと、囲み取材に応じた菊水丸は、「万博で河内音頭をやるのは河内音頭界全体の悲願。思いが天に通じた」と噛み締めると、「あと1カ月、体調管理をしっかりして、期待していただいている声を謙虚に受け止めたい」と意気込みました。

7月28日(月)のパフォーマンス当日は、四天王寺から贈られた1400年前の四天王寺境内の風景をデザインした着物を身につけ、「いのち輝く未来社会音頭」を披露すると宣言。自身がステージ4の甲状腺がんを克服してステージに臨むことが「まさにいのち輝く未来社会のデザイン」と話し、「そのことも歌詞に織り込む」と力を込めました。


盆踊りツアーのスケジュールは河内家菊水丸の公式ブログから。

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