人気公演「ミドルどす」祇園ファイナルは初の豪華ゲスト4組! 「おっさんがパンツ履いてコケるだけ」に抱腹絶倒

8月18日(月)をもって閉館する京都・よしもと祇園花月では現在、14年間の感謝を込めて人気公演を開催中です。7月11日(金)には、京都と大阪で3年間続いてきた中堅芸人による定期ライブ「ミドルどすなライブ」の、祇園花月での最終公演「祇園ミドルどすなライブ FINAL~最後の開催を見とくれやす~」が開催。過去最多となる豪華4組のゲストを迎えたライブはネタあり、コーナーありで最後まで爆笑に包まれました。

出典: FANY マガジン
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賞レースのファイナリストだらけ!

まずは「ミドルどす」のメンバーから、MCのギャロップ・毛利大亮に続き、相方の林健、スーパーマラドーナ(田中一彦、武智)、モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)、スマイル(瀬戸洋祐、ウーイェイよしたか)、藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)の5組が登場。

会場は後方までお客さんがギッシリで、トキは、会場を見渡して「なんでファイナルだけ満席?」と驚きの表情です。

そこで毛利から「ミドルどすなライブ」は、祇園花月での開催は今回で最後となることが伝えられると、会場からは大きな拍手が。

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「1回目から来ている人?」と西森が呼びかけると、たくさんの手が挙がり、愛されているイベントであることがわかります。

そして、「今日は過去最多となる豪華4組のゲストを呼んでいます」という毛利の紹介とともに、金属バット(小林佳輔、友保隼平)、ヘンダーソン(中村フー、子安裕樹)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)、ツートライブ(たかのり、周平魂)の4組が登場! さらに大きな歓声が会場に響きました。

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ライブ感たっぷりのネタ披露

初登場となるTHE SECOND王者のツートライブに「忙しいのにスケジュール大丈夫やった?」と毛利が聞くと、「今日(仕事は)これだけです」とたかのりは苦笑い。同じく初登場でTHE SECONDファイナリストの吉田たちは、「ミドルと若手をつなぐ架け橋になれたら」と意気込みます。

そして、ヘンダーソンとスーパーマラドーナが小競り合いを繰り広げると、まわりも参戦しヒートアップ! 3回目の登場となる金属バットは「僕らが主催者やと思ってる」と、ミドル世代といえる安定感でヤル気十分です。

前半のネタコーナーでは9組による珠玉の漫才で、たっぷり笑いをお届け。トリのギャロップのネタでは、モンスターエンジンやツートライブのネタ中のワードを盛り込むなど、生の舞台ならではのライブ感でお客さんを笑顔にしました。

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万博でも大人気だった伝説のゲームコーナー

そして後半は、赤Tシャツを着たミドルどすチームと、青Tシャツのゲストチームが対決するゲームコーナーへ。スペシャルゲストMCに、まるむし商店・磯部公彦を迎え、35年以上の歴史を誇る伝説の「いそべのゲームワールド」を繰り広げます!

登場するや、2秒で笛をピっと鳴らし、さっそくゲームを始めようとする磯部に「早い! 早い!」と全員がツッコむ場面もありながら、7の倍数と7を含む数字のときだけ「ワン」と犬の鳴き声をしなければならないゲーム、「パチパチセブン」に突入!

出典: FANY マガジン
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すると、「何年(芸人)やってんねん!」「前傾になって笑わせろ!」など磯部のスパルタが炸裂! 西森には「テンポが遅い!」、なぜか“ワン”でジャンプしてしまう小林には「ジャンプ禁止!」などと磯部の注意が飛び交い、そのたびに大きな笑いが起こりました。

最後は青チームの周平魂と赤チームの瀬戸の一騎打ちとなりましたが、「実は、今日の昼間、万博で“いそべのゲームワールド”を2ステージやってきたんです!」と、すでに肩慣らしを終えていた瀬戸が見事勝利! 瞬発力が試される白熱の戦いを制しました。

出典: FANY マガジン
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ヘンダーソン・中村「またこのメンバーで集まりたい!」

2つ目のゲームは、ジェスチャーでしりとりをする「しりとりジェスチャー」。チームごとにクリアしたワード数を競います。なぜか「す」ばかりまわってくる瀬戸は、ダイアン・津田のギャグ「スーを差し上げます!」の動きで笑いをとりまくって、ここでも絶好調。

青チームもテンポよく答えるなか、うしろのスクリーンに映し出されたお題をチラ見していた子安に、磯部から「そんなんしたらアカン」と厳重注意が。証拠写真がスクリーンに大きく映し出されると、みんなからツッコミを浴びる子安でした。

出典: FANY マガジン
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そして、チームの代表者が1対1で対決する「無理問答」では、テンポに厳しい磯部の判定にみんなタジタジ。目隠しして、全員でお題に合わせたポーズをキメる「ポーズを合わせましょう」では、あまりの惜しさにお客さんから声がもれる盛り上がりぶりでした。

いよいよ最後のゲームは、磯部が“めったにしない、見た人は幸せになるゲーム”と自信をのぞかせる「パンツでJAPAN」。4人でブリーフを脱ぎ履きしてリレーしながら、郷ひろみの「2億4千万の瞳」の歌詞の“JAPAN”に合わせて手をつなぐというものです。

ブリーフを履いたまま全員でズッコケる場面では、なぜか磯部も一緒にコケて新喜劇さながらの一体感で大笑いに。涙を流して笑うお客さんに「おっさんがパンツ履いてみんなでコケてるだけやのに!」と林が言ったように、まさに抱腹絶倒なゲームとなりました。

出典: FANY マガジン
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最後に感想を求められた中村フーは、「このメンバーでまた集まって、なんかやってくださいよ!」と名残惜しそうにし、大盛況となった「ミドルどすなライブ」祇園ファイナル公演は終演となりました。

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